|
|

楼主 |
发表于 2005-6-22 09:27:22
|
显示全部楼层
|
三寸の舌を以て百万の師より彊し , V9 ~2 W# O5 E: C
8 y1 S/ W8 s8 X8 T* e 時は戦国時代である。西の雄国秦の侵略の前に、東方の諸国が知恵の u+ f/ i" W1 u: X) _; [
かぎり、力のかぎりを尽してなんとか生き残ろうと必死にあがいていた# O% d0 L' G: \7 U% M! d
ころの話である。ここ趙国は秦軍に囲まれ、王の一族に平原君のような
3 \5 P. g- y9 ?( U3 w天下に聞えた知恵者もいたが、秦の昭襄王の雲霞のごとき大軍を支えか1 ]) @/ G. r, r( ^: _
ねて、首都邯鄲の城の呙猡铯蓼椁螭趣筏皮い俊¥趣摔笠黄イ琝
( t+ I' T& @' O. d3 w2 o7 ~1 _. `銭刀三十枚の値を呼んでいるくらい食糧事情は急迫していたし、唯一の7 p! s9 V+ f9 H* M) m5 |
打開策は、他国の援兵を得ることができるか否かにかかっていたのだっ- D. f1 c. a9 s6 U+ G
た。もちろん、諸国に救援を求めてはいたが、書簡などでのまどろっこ- g5 a7 d1 g. Q0 I
しい手段ではたいした効果は期待できず、どこからも反響はなかった。
; x6 \- u% K$ Q滅亡寸前の状態にある趙を救うために、兵を動かしてもし失敗でもすれ
* [9 l; p* U6 Z& O9 V9 Y# lば、強秦の鉾先は今度はわが身に向けられることはわかりきっている。
# ~( S" t7 ~% h, T- pこの生存競争の激しい世の中に溺れかかった他人を救うために、たいし
' j& Q k! [) U0 p. y5 Fて水泳に自身もないのに逆巻く波のなかに身をおどらすような真似をす
Q$ k# v) O& x5 J" t, B2 ~る者がどこにあろう。
) {$ {$ n" V1 a4 g0 b: Y& z $ C) P7 ^7 ]$ K- `3 j% D* u
かくて、最後には平原君自身で楚王を説くことになる。常日頃平原君' Z+ [4 ]6 O0 L' v: `
とあまり面白くない関係にある趙の孝成王の顔は、さすがに暗かった。
3 B( c; t- G2 v2 h3 m; V
1 p& k. B" Q; P 「趙国の呙韦盲皮い胧拐撙馈㈩mむ。」# g8 q! l7 o9 N9 b) g
9 A- q& W5 J9 j
平原君は三千人とうわさされる食客のうちから、二十人を選りすぐっ
. V g3 t8 Y- z9 f( Iて出発するつもりだったが、この大任にふさわしい人物となると、十九
! |, a0 {$ g1 @7 u# L人まではわけなく揃ったが、二十人目ではたと行き詰った。考えあぐん
2 H3 s# W/ Z/ `+ U/ S6 ?/ {' ?でいるところへも毛遂という食客がやってきて、
8 e/ W1 k) s3 S. f& W) q5 B- F
2 z1 D+ e8 D& E5 c* Z 「ぜひ自分を!」/ ?' B$ O+ O! E" p: `
! f- O& f7 V# m9 m0 W1 z と、自薦するのである。別にこれといった取柄もなく、ごく目立たな
9 U4 ~8 _. } i0 T* N; j; ]1 Z4 @/ xい男だったから、平原君も驚いた。! Y8 C: P6 B4 w
4 R2 Q) Z2 t! s3 V% O5 v
「あなたはわたしのところへ来て、何年たちますか。」
2 `% [, K0 P* i6 G ' |6 Q+ {- V7 k
「三年になります。」
* o8 M0 U! a8 V8 q. s: J% d
! }- {) I+ s! s1 x2 J( i& q" m' m8 o) [ 「賢士が世にある時は、, Q! }7 s+ b8 V9 }# _& w; |
あたかも錐がふくろのなかにあるようなもので、* T8 _, m' \: A- n s u
すぐに鋭い先をあらわします。
. U1 V! J O# o- e! K" ]- B 先生は三年もおいでになるのに、
1 ?( v3 t/ ~3 I. ^' Y" ]" d 人の噂にひとつものぼらない。
/ c5 M5 l. ~: U6 d; g& F たいした才能がないということになりはしませんか。」 n* s7 {/ n; n$ ?
: e- u! d2 I( O1 H6 S3 p; _' {
「ふくろのなかに入れてさえくださっていたら、
" H" ]2 v' Z* u4 _! z/ Q0 q8 j 柄まで突き出ていたでしょう。」(「嚢中の錐」)" F6 D* B2 t3 I2 _( X% z: m( N
/ ?8 |- \2 ~9 m6 V, q こうして二十人の数に加わった毛遂を、みんなは目顔であざけるが、3 S, A& v" _. Z$ i8 Y. y; Z
毛遂には自信がある。道中で議論をふっかけてみて、論破されたのは十% K8 M2 \. I9 i. \
九人の方だった。
: {3 n3 Y% f, Z7 I& R; p: b0 @ 6 Y# e5 A7 s+ |- L0 Z
) S9 |" k7 u8 d6 P 楚の考烈王と平原君との趙楚同盟の交渉は難航した。
: L* p: F6 X3 j( X& _8 i: \/ } J, @3 x
. t% r1 b _ C- y 「先生、ひとつ頼みます。」' r4 {) C, i, D% K( s# V ]5 n
; |2 l, E' |6 Y0 o( ? と、十九人が毛遂をうながした。たちまち毛遂は、階段を駆上がる、* d! e! t: A0 f. |8 |' w/ B5 j
手は剣のつかにかかっていた。
/ ], ^( F1 a% x) L( J
. d# [! O! x4 x3 C" y 「朝から半日もかかって、* [# t1 z4 A& |( B/ P% o! ^, A
まだ決らないとはなにごとですか。」
% s& Q5 L% r; Q, h ) F% s9 ]$ W+ b) P1 {3 G
考烈王が叱りつけても、ひるまばこそ、
5 l2 T# Q, e- v S4 I5 y/ j% b! _, f( ^ Y
/ q( Z5 Z. I# J8 e- v7 \' |8 e 「王がお叱りになるのは、( g2 ^) j4 g9 v ~8 d
楚国の大兵力を背後に持つからでしょう。
0 `9 Q7 V; I' P しかし、御覧ください、* @7 d5 q+ U3 M& ^
王と私の間にはわずかに十歩の距離があるだけです。( G. M' @0 s- s6 W( X0 Z' o0 g! Q
大兵力もお役にはたちませぬ。
6 k: [5 q1 [2 U5 o: `& U) C 私の手にお命は握られている。+ n4 p( P' i- T) z: N# y9 o
それに楚ほどの大国が、9 Y. V! J. S. T* w% k! v: g5 U, Y
むざむざ秦国の下風に立とうなどとはおかしな話。
3 s$ W! c' o8 v 合従をお薦めするのは楚のためですぞ。」" |6 _. w, R5 q# ?) J2 J' C$ C
* b: {8 |. k* h& `& y/ o7 m' @: |) { 「……君のいう通りだ。: y, \+ q# l0 l% f( E: u
国を挙げて君の意見に従おう。」
$ |( X& V8 ]' a7 r) m$ o 2 q$ n! a Y/ W( {
「盟約の決意がおつきになりましたか。」
. A, I0 D# I8 @% Y- ~: u3 T6 \ 4 m6 W: R) P1 Y: _% Y- w
「そうだ。」' P$ q: V9 f6 ?1 W2 v* p; ?) }; c
% d. \5 h% |4 ]
「では、鶏と犬と馬の血をここへ。」9 ^. X5 y5 u: q4 {2 D8 q6 a% ~% U+ X
) Y( t2 `" K; w
やがて、楚の従者の手でそれらの品がととのえられる。
: |* G( I2 t5 N$ x/ M- n) Z; r ; V4 m0 E: ~" w- X
「まず王から血をおすすりください。
! K9 y( o+ K% g. w# q8 n 次はわが君、それから遂がいただきます。」8 |2 {2 R" Y1 |1 u3 `
& u5 X/ n6 X# g$ f+ ~
式がとどこおりなく終ると、毛遂は左手に銅盤を持ち、右手で十九人
5 E1 g3 Y, s; \& {をさしまねいた。9 D. C) \/ F8 [) o$ u4 ^; C
3 G$ P- b/ b* i. S
「いっしょに血を堂下ですすりなさい。
S T, ~& ?5 m. _ e 諸侯みたいな人たちを、
" }" T A! I+ L/ E9 ^6 ?* A 碌々として他人のおかげで手柄をたてる者というのですよ。」# R4 G* w% q' Y- a2 a
; c9 ^& f/ ~* `" v" W. i& I かくて、趙国は亡国の危機を切り抜けたのであるが、人を見る明を誇
5 l/ `8 Q1 G" n# g6 B; Jっていた平原君もこんどばかりは兜をぬいで、
; P6 N' {6 _1 c0 V5 \
3 x8 b" ?, S6 F `1 { 「毛先生ばかりには、
" J3 ]) _4 \4 J すっかり失礼をいたしましたわい。
; c0 ?, t" n; J1 ~ W 先生は一度楚に使いしただけで、
) ^6 H# V% r, `7 P* E$ v) }; ~ 趙の国威を九鼎大呂より重くしました。9 L& o; h) f5 j- J: a0 V" R9 Q0 p
毛先生は、! m* }4 L( ~; }1 w
三寸の舌をもって百万の師より彊し、6 F: |- s- e+ [
というべきでしょうな。
! S/ Y2 t( C6 D* o) A% d 以後はみだりに人を評価せぬようにしましょう。」
2 P8 M& Q+ C* Y" F
+ `5 T( Y1 x8 l* x
) K3 w; X2 V7 U$ q. c; q 賢人平原君の、これは反省の言葉である。 (「史記」平原君伝) |
|