|
楼主 |
发表于 2004-10-4 01:17:30
|
显示全部楼层
ベンチャー投資の中国進出が加速、4つの産業への投資が急増
このほどおこなわれた「ベンチャー・キャピタルのグローバル化シンポジウム」の席で、スイスのベンチャー・キャピタル協議会議長のマルタン・ヘミック博士は、地球全体から見ると、過去3年間におけるベンチャー・キャピタル活動は低迷気味で、2003年から経済が好況に向かい、多くの資金が中国に目を向け始めていると語っている。
中国人民大学ベンチャ投資研究センター主任の劉曼紅教授は、2003年における世界全体のベンチャ投資の流入先から見ると、アメリカがトップで、次はイギリス、中国はドイツ、フランス、スペイン、イスラエル及びイタリアの後に続いている。しかし、先ごろ、北京で開催された世界経済フォーラムからの情報によると、アメリカ及びヨーロッパ諸国は、ますます中国への興味を増幅させており、今年から2008年までに、外国のリスクマネーの中国への投資が増え続けると分析している。
アメリカベンチャー・キャピタル協会のデータによると、世界全体のベンチャ投資の発展状況は好転しているが、2000年のレベルに比べるとかなり低い。アメリカを例に挙げれば、2003年のベンチャ投資は昨年より依然低いものであるが、四半期ごとの統計データでは、2003年第4四半期は2003年第3四半期を上回り、2002年同期よりも高い。
劉曼紅教授は、これはリスクマネーの投資が増加傾向にあることを示すものであると指摘した。さらに、同教授は、次のように語った。世界の同業界と比べると、中国へのベンチャ投資は特に勢いを増している。2003年の中国のベンチャ投資総額は、9.9億ドル(170項目)に達し、前の2年の投資総額(2001年は5.2億ドル、2002年は4.2億ドル)を上回るものとなった。2004年第1四半期も、ベンチャ投資の勢いを保ち続け、33の企業に2.16億ドルのリスクマネーが投じられた。2003年第4四半期は21の企業にはわずか5700万ドル投じられただけであった。2004年上半期、80の事業が4.38億ドルのベンチャ投資を誘致し、大体2002年一年の総額と同じで、2003年同期比32%増えた。
これまでは、外国のリスクマネーの中国への投資が多かったが、そのほとんどは、会社型ベンチャ投資機構が中心で、例えば、IDGなどである。2003年の下半期から、伝統的あるいは主流のベンチャ投資の中国進出が台頭し始めた。
投資された産業から見ると、ヨーロッパとアメリカに似ていて、情報産業が58%、医療保険が24%、伝統工業が9%、その他の産業が8%だった。2003年は、これまでの年と比べるとはっきりした特徴があり、3つの産業(自動車サービス、通信、情報サービス産業)では投資が減少したものの、4つの産業(ソフト、バイオ製薬、医療設備、半導体産業)において際立った投資の増加が見られた。
「ベンチャー・キャピタルのグローバル化シンポジウム」の席で、マルタン・ヘミック博士は、中国とインドへのベンチャ投資における産業間の格差について次のように語っている。インドでは、ソフト産業とサービス業に集中しているが、中国では、技術とサービス業への投資が中心である。同時に、技術は世界的なものになり、サービスは国内だけで享受されている。中国は人口が多く、国内の市場も大きいので、国際市場がなくても、ベンチャー・キャピタルは依然として中国投資を好んでいる。中国はインドと人的資源の状況が類似しているが、中国はインフラ整備へ大量の投資が行われており、情報通信や製造業などの産業において潜在力が極めて大きく、インドに至っては、ごく少数の分野のみが急速な成長を見せている。
劉曼紅教授は、また、中国へのベンチャ投資は徴税の面において、まだベンチャ投資が中国に進出しやすい税金優遇制度が整備されてないことに加え、現行の「公司法」ではベンチャー・キャピタル業の資金調達がしにくいなどの不備の点もあると指摘している。
「チャイナネット」2004年9月29日 |
|