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发表于 2005-6-22 13:34:59
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国士無双
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- R4 N( s/ S' x) A, `0 V. h 秦がほろびて、楚の覇王・項羽と、漢王・劉邦が天下をあらそってい9 V8 h" M" v- B- {- W4 k* Z
た頃のことである。楚軍の勢威におされて巴蜀の地に逼塞していた漢軍
7 Y, @6 M! t) \のなかに、股くぐりの話で有名な韓信がいた。韓信は、はじめは楚軍に
5 e" `. V! O6 I0 ^& _% k- h属していたのであるが、いくら軍略を献策しても項羽が一度もとりあげ1 v! C7 d" i( V
なかったので、あいそをつかして逃げだし、漢軍に投じたのだ。まだま
- C- \) H+ n# Pだ劉邦に知られる機会などなかったが、それでも、フトしたことから部
, A, D: z) [& w将の夏侯嬰に認められ、治粟都尉に推挙された。兵糧を管理するその職
) R5 B, f5 j6 w, T. D w$ Q務柄から、彼は、さらに丞相の蕭何と知りあいになった。元来、韓信は1 d8 [3 c3 Z. d! r ~
大望をいだいていて、それにふさわしい英才を秘めていたのであるが、
7 t( W' r. R/ |. V! R* }さすがに蕭何はそれを見ぬいて、ひそかに期待をよせていた。4 F2 h% M& c' ^5 Y
" d; D# k, @( y6 i) L* g; v7 u そのころ、関東各地から劉邦にしたがってきた部将のうちには、やみ
- ` z$ [; E, [& s. _がたい望郷の念にかられて逃亡するものが相当あった。当然、軍中に動. t3 }! w, o1 r$ I! |. t- n
揺のいろが見えはじめた。あいつぐ逃亡兵にまじって、韓信も逃げだし
# X. w5 d( z7 s1 D' P" p9 eた。おのれの英才に自負するところの大きかった彼は、治粟都尉ぐらい
5 H; q2 p1 Q. i) ~ではとても満足できなかったのだ。韓信逃亡の報せがつたわると、蕭何
. v6 T3 F7 ^0 r7 `) T6 r; Cは急遽あとを追った。それが異常なまでに急であったので、蕭何も逃げ
& O9 ~3 s" O T+ O# {/ gたと早合点したものがあって、劉邦にその由が報ぜられた。劉邦は左右
5 Z* [3 _* h/ ~. r7 F0 R: S$ ~- Tの手をうしなったように落胆し、怒りもまた大きかった。ところが、二2 o' L7 g% I( w* M6 X# W0 R4 D
日ばかりたって、蕭何がヒョッコリ帰ってきた。その顔を見て、劉邦は& l+ {1 l/ e7 S1 P
怒りかつ喜んだ。% J; ?3 t7 v' E2 ~
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「丞相ともあろうものがどうして逃亡したのだ?」
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「逃亡したのではありません、逃げたものを追いかけたのです。」
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) J8 Z3 {# S' L7 O! P 「誰を?」
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「韓信です。」0 Q* J2 ]( Q9 L; B
$ U) a! d' {4 k2 i5 O, | 「なに、韓信?& E! M' ^5 B, H* D8 X, d/ R
いままでに、諸将の逃亡したものは十をもって数える状態だ。
: g5 o1 ~9 V! B& E2 u 卿は、そのうちの一人だって追いかけたことがあるか?
8 _ ~+ A: ^# y/ \: f それなのに、名もない韓信にかぎって追ったとは、嘘であろう?」7 O5 q: `* E% c2 U1 b ~
4 V3 U4 ^( U' |9 ?' E9 _% M* f 「いままでに逃亡した将軍ぐらいの人物でしたら、( D0 s8 n+ h" S
いくらでも見つけ出せます。0 \/ J# _5 B3 `- J" i- M
主公は、名もない韓信とおおせられますが、# Y3 u# ^2 T3 n" r0 @7 d. c
それは韓信を御存じないからです。
& W# A5 P% J. m& H6 X2 h2 @ 韓信はじつに国士無双と称すべき人物です。% ^$ g) Q+ h- ~1 u- a
主公が、この巴蜀の地だけを領有して満足なさるのでしたら、; U! G. E0 p1 t F. P* |4 V
韓信という人物は必要ありません。* z* R; ^+ ?& d8 a* H1 Y5 l
もし、東方に進出して天下をあらそうことを望まれるのでしたら、
/ z8 @2 e8 c' L+ n 韓信をのぞいて、とても軍略を計るものはございません。
) E4 [, N8 h2 C 韓信が必要か否かは、
' ^. G( S! A, k, c8 a7 e 主公が天下を望まれるか否かによって決ることです。」
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「もちろん、自分は天下を目標にしている。3 G, H! {0 E5 p; Z- _) e4 z
この地に朽ちはてる気持は、さらさらない。」; F" D2 M. M: y6 r% _' T
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「それでしたら、韓信を活用するよう御決意ください。
! n% G. [8 s- I% I5 Q$ d7 D 活用さえすれば、韓信はかならずとどまります。」
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3 y1 A9 O3 l( \+ Q8 H6 H# n- L 「よろしい。自分は韓信という人物を知らないが、
' P& }9 R8 c/ L3 _6 h6 m 卿がそれほどまでに推挙するなら、$ `8 b8 B& W1 g- ?( L% x1 f
卿のために韓信を将軍に任じよう。」
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- i1 A& x0 ?8 R$ f5 q 「いいえ、その程度では、まだ活用することになりません。」
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「よし、それでは大将軍に任じよう。」; j' C- I; I; g- m# m6 b8 X- I( V
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こうして、韓信は漢の大将軍になった。いよいよ英才をふるうべきス
9 c: `6 I$ |0 uタートに立ったのである。ときに漢王の元年のことであった。4 K2 b2 J7 w, N& a$ l; m: t
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この話は、「史記」の「淮陰侯列伝」にある。
0 h, a- Y7 n/ B) I9 I2 d) S9 y 国士無双とは、一国中に二人といないすぐれた士という意味である。 |
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