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发表于 2004-5-9 23:00:00
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畑の一角からバイオリンの名器ストラディバリウスの音が聞こえてきたような気がした。幻聴かとも思ったが、確かに聞こえる。通りかかった農夫に「なんの音ですか」と尋ねると、彼は笑って「ミミズの鳴き声だよ」。 3 D1 n' H2 h( l4 U0 c" s: v: E1 E
! t9 d. w$ f& L; T2 }. J バイオリン製作者の陳昌鉉(ちん・しょうげん)さんがそんな経験を語っている(『海峡を渡るバイオリン』河出書房新社)。ストラディバリウスの音を追求していた陳さんは、ミミズを乾かして、ニスの下地に塗ってみたそうだ。うまくいかなかったが、名器づくりに賭ける陳さんの執念が伝わる。
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; @7 x+ c1 v3 v$ s2 q- r ストラディバリウスの特徴について陳さんは言う。大きなコンサートホールでは、凡庸な楽器だと弱音は最後列まではよく届かない。しかし「ストラディバリウスなどの名器の場合には、一階席であろうと天井桟敷の最後列であろうと、まったく音が弱まることなくしっかりと聞こえる」。
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バイオリニストの千住真理子さんも同じ指摘をしつつ、もう一つの特徴は、最初は音が出ないことだという。出なくて苦労する期間が1、2年から、場合によっては10年近くある。それでも弾き続けると「あるときを境にカーンと鳴りはじめる」(『聞いて、ヴァイオリンの詩』時事通信社)。
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製作者も演奏家も驚嘆する3世紀前の名器の威力だが、なぞは突き止められていない。陳さんは著名な演奏家が来日するたびに楽屋に行き、愛用のバイオリンに触らせてもらう。こっそりなめることもある。 # f! E, q i( D9 H, ~- G, K( I2 R
& `- n8 D$ g/ o) k/ z2 D 陳さん製作のバイオリンで演奏されたCDを聴きながら、神秘に満ちた楽器について思いを巡らせた。 - e& e5 ^+ |2 M( [( d
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