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发表于 2006-9-18 18:05:44
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2006年09月18日(月曜日)付: V$ c, s1 r$ G Y
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英米でよく使われるが、日本ではあまり見ないのが、引用句辞典である。古今東西の名言を、人物や主題別に編集してある。スピーチなどの隠し味に使うのだ。
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試みに「オックスフォード政治引用句辞典」を開いてみた。まずは古典的と言えるチャーチル英首相の「血と労苦と涙と汗のほかに差し上げるものはない」。第二次世界大戦中、英国の士気を奮い起こした言葉だ。ケネディ米大統領は就任演説の「国が諸君のために何ができるかを問うな。国のために何ができるかを問いたまえ」が引いてある。+ B( A& O& p. ?/ x) k3 P# c
0 `1 n$ k" a$ R5 V) y ブッシュ現米大統領もいる。「テロリストと彼らをかくまう者を区別しない」。勇ましいが、フセインがアルカイダと関係があると決めつけ、イラク戦争を始めてしまった。「この十字軍、テロとの戦争は、時間がかかる」は、イスラム教徒を怒らせた「十字軍」の表現が後に撤回された。この部分はまるで迷言集だ。' y$ {- R, ^: Y( n6 C
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日本で政治引用句を集めたら、どうなるか。佐藤栄作首相の「沖縄が返らない限り、戦後は終わらない」は当確だろう。自民党総裁選の予備選で予想外の敗北を喫した福田赳夫首相の「天の声にも、変な声もある」も、いい味がある。4 l! @2 g w+ X+ i- h# H! b
! H P% h( b5 r9 M' \ 最後に小泉首相だが、イラク特措法の「非戦闘地域」について「私に聞かれても分かるわけないでしょう」、靖国参拝は「心の問題だ」と断定した。
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政治にとって言葉は命。言葉を大事にしないと、政治が貧しくなるという見本だ。ポスト小泉を選ぶ総裁選も大詰めだ。それなりの応酬はあったが、引用に値する言葉を残せるだろうか。 |
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