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发表于 2006-11-18 18:22:58
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【天声人語】2006年11月18日(土曜日)付
世の中には、物は言いよう、ということがある。「改定します」が値上げだったり、「しつけ」が虐待、「工夫」は、やらせで、「相談」が談合だったりする。
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1 ?3 s8 {# x9 b* L Y! p: R 政府が、今の天下りの規制を改定する目的として持ち出しているという「交流」も、油断がならない。官と民の人材交流を進めるために、国家公務員の営利企業への天下りを原則2年禁じた規制を撤廃する方針だという。代わりに、営利企業に「天下りポスト」を要求することや、出身省庁への「口利き」には刑事罰を科すそうだ。! S* T) ?; U8 n$ U4 }6 t, N
0 \4 p4 L) D% Q 「ポストの要求」や「口利き」を、どうやって証拠づけるのだろうか。表に出ないように隠れてやっていることだ。それを引きずり出してきて罰するには、かなりの要員や手間が要るはずだ。2 V- J3 U& s& h; _2 @$ \+ ~3 Z: D% O
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それよりも、「要求」や「口利き」ができないように、天下りを原則として禁止し、規制の対象を営利企業だけではなく、公益法人などへ広げる方が先ではないか。そもそも、官、業の癒着の中核に居る政府に、きちんとした規制ができているのだろうか。すべての天下りを把握し、追跡して情報を時々刻々公開するような仕組みが必要だ。
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天下りそのものは、民間企業にもある。大きな組織には、つきものともいえる。しかし、長年「公」の仕事をしてきた人が、その経歴や地位を使って企業など「私」の利益を図ることが「公」のためになるとは到底思えない。& A2 R8 s; ]* l* Q: f" o
3 a* ~+ N; J7 {- K3 \ この因習を絶つ方向をめざして、歩を進める時だ。官と民の「交流」は必要だが、間違えば、それは時代への「逆流」になりかねない。 |
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