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发表于 2006-12-17 19:54:55
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【天声人語】2006年12月17日(日曜日)付 5 ]" Y% [# s' r+ ?; R
トランク二つとずだ袋一つを手押し車に載せて現れた学芸員が、15分かけて組み立てたのは、プラネタリウムだった。扇風機で空気をドームに送り込んで膨らませ、中に投影機をセットする。直径7メートル、高さ4・5メートルのドームに入ると、大阪の星空が広がっていた。
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大阪市立科学館が購入したアルゼンチン製の「モバイル・プラネタリウム」だ。米国製や日本製と違って機能は少ないが、軽くて持ち運びが便利、操作も簡単で、何より安いという。売れている米国製のほぼ半値の220万円だった。タンゴやサッカーの国といったイメージだが、意外なものをつくっている。
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一度に50人が入ることができる。あすから市役所の玄関ホールにお目見えする予定だ。今後は科学館に来られない子どもたちのために、病院や学校に「出前」をすることにしている。: |, q- k, a% m
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科学館には、ドームの直径26・5メートルの常設のプラネタリウムがある。日本では5番目の大きさで、世界でも5位だ。世界のベスト5は日本が独占しているそうだ。とはいっても大きさの話で、数では圧倒的に米国が多い。
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大阪はもともとプラネタリウムとかかわりのある街だ。科学館の前身にあたる電気科学館で37年(昭和12年)、東洋圏で初めてドイツ製のプラネタリウムが公開された。物珍しさに東京からも客が訪れたそうだ。$ ^0 u! A+ d1 N% Y* ~& P: }% C
2 M) a. i$ S5 g, o( `# P プラネタリウムでは、最近もっと小さい家庭用も人気を呼んでいる。2万円前後で、4畳半の部屋でも天井に「満天の星空」を映し出す。癒やし効果なのか、昨年の発売以来15万台を売り上げているという。 |
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