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发表于 2007-1-22 17:41:32
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2007年01月20日(土曜日)付
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+ H0 r/ T, I* c, W 「日本銀行は誰のものか」。経済学者だった大内兵衛氏は、「朝日ジャーナル」が創刊された59年に、そんな表題の論文を寄せた。「金融は産業の血液であるが、中央銀行はその心臓である。全国の各銀行はその血管である。金利は、すなわち脈搏(みゃくはく)である」
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日銀という心臓が、金利という脈搏を変えないことを決めた。この利上げ見送りという結論は、政治の圧力によるものではないかとの見方があるようだ。
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確かに、自民党の幹部らが利上げを牽制(けんせい)する発言をしていた。日銀の福井総裁は圧力説を否定したが真相は分からない。
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旧西ドイツの中央銀行総裁を務め、「ドイツマルクの守護者」とも称されたというフォッケ氏が、次のような趣旨のことを述べている。中央銀行の指導管理を、政治すなわち政府に従属させようとするなら、その政府機関は、通貨や金融問題で中央銀行の当局者より高度の専門知識と実際的経験を有することが必要だ(『健全通貨』吉野俊彦訳・至誠堂)。
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& @- f) A1 s: l0 A この通りだとすれば、政治や政府が圧力で日銀を指導管理することは、本来は不可能なのだろう。それなのに疑われるのは、やはりあの村上ファンドへの出資があったからか。# v9 H0 z. E6 O0 u. w/ v
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フォッケ氏は、中央銀行は各家庭の主婦のささやかな家計や一般大衆預金者に対して責任を負っているとも述べた。福井氏も思いは同じかも知れない。しかしゼロに近い預貯金の金利とはけた違いの利益をあげる出資を、総裁になっても続けていた。そのことへの疑問が、日銀が打ち出した「脈搏」への疑問にもつながっている。 |
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