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发表于 2007-2-28 19:50:16
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【天声人語】2007年02月28日(水曜日)付
アカデミー賞の授賞式は、過去に幾つもの印象的なスピーチを生んできた。それに、もうひとつが加わった。「もう一度封筒を確認してくれるかな」
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* {$ B, ~( K# P6 U 81年以来6回目のノミネートで初の監督賞を受けた、マーティン・スコセッシ監督の念押しのジョークだ。生まれ育ったニューヨークを舞台にした「タクシー・ドライバー」などで名匠とうたわれてきたが、アカデミー賞では無冠だった。, L+ ]# ]) G$ \" h- Y; y2 l
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友人で、授賞式ではプレゼンターとなったスティーブン・スピルバーグ氏が述べている。「僕の映画が囁(ささや)きならば、マーティの映画は叫びだ」(『スコセッシはこうして映画をつくってきた』文芸春秋)。
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" Q4 o& u9 t* K1 o5 M1 u 確かに、「タクシー……」などで描かれた暴力の場面はすさまじく、それは「叫び」の世界と呼べるだろう。しかし、見終わって感じるのは、単なる後味の悪さなどではない。主人公たちの振るう暴力の源は、個々人を超えた普遍的な所にあるように見える。暴力は、いわば時代の叫びであり、それは見る側の耳に残ってしまう。そういう意味では、危険な監督でもある。
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2 B; C4 N5 V m 監督は以前、アカデミーはある程度ハリウッドの“黄金時代”の価値観に忠実な組織だが、自分の映画はそれとは正反対のものを描いているようだと述べたという。そして、「私は賞を取るよりはむしろ自分の好きに映画を作るほうを選ぶ」とも語った(『スコセッシ・オン・スコセッシ』フィルムアート社)。$ G! Z' I" U7 ?6 {( @3 s* y! n4 G# W
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アカデミー賞での、無冠の時代は終わった。しかし、時代の叫びを描く仕事に、エンドマークは出そうもない。 |
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