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发表于 2007-2-25 06:00:07
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2007年02月22日(木曜日)付' \- o# K4 ~: `% n% {
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民俗学や博物学に通じていた南方熊楠は、100年近く前にエコロジーにあたる言葉を記した。「千百年来斧斤(ふきん)を入れざりし神林は、諸草木相互の関係はなはだ密接錯雑致し、近ごろはエコロギーと申し、この相互の関係を研究する特種専門の学問さえ出で来たりおることに御座候」, n) v8 m1 D. s4 X, b- ]
' a1 `! k; E3 n" I 古来の鎮守の森の保存を訴えた、和歌山県知事あての手紙の一節だ(『南方熊楠全集』平凡社)。熊楠は、環境の保護運動のさきがけでもあった。9 c( P' ^/ t8 F" n) x6 c; R
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先日、「南方熊楠賞」の受賞者に決まった伊藤嘉昭・名古屋大名誉教授は、害虫のウリミバエを根絶する研究で知られる生態学者だ。放射線で不妊にしたハエを利用し、農薬に頼らない技術で防除が可能なことを示した。戦後の農薬の乱用を憂え、ベトナム戦争では、米軍による枯れ葉剤の散布を批判する運動を進めたという。
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今年は、農薬などによる公害をいち早く告発したレイチェル・カーソンの生誕100年にあたっている。「沈黙の春」は、春になっても自然が沈黙したままの死の世界を描いた。
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ある講演で彼女が述べた。「鳥の渡りの中には、真実の美が表現されております。それはまた、潮の満ち干の中にも、そして春の訪れを待つ芽のふくらみの中にも」。そして、続けた。「自然のくり返し——夜の次に朝が、そして冬の次に春が訪れるといった確かさ——の中から、なにかしら限りない柔らぎが生れてきます」(ブルックス『生命の棲家』新潮社)。 R( i, q F: T9 W P: g# J
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今年も、春の足音が聞こえている。それが永遠に繰り返されるかどうかは、人間次第だ。 |
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