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发表于 2007-7-18 12:22:53
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2007年07月18日(水曜日)付
脚本家の三谷幸喜さんが「理数コースの高校時代、数学のテストは毎回零点だった」と書いている。恩師の「無理せず文系に進め」で救われた。三谷さんを点数で縛り続けていたら「ラヂオの時間」も「古畑任三郎」もなかった。# J* f- r1 y+ @( T0 v* M* }
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東京都足立区の小学校で、区の学力テストをめぐる不正があった。校長と5人の教師が、誤答している子の問題文を指さして回った。同校ではまた、保護者の了解なく障害児3人の答案を採点から外していた。6 D8 u) P- C0 ?( [
, q- j7 Y h9 H/ v9 o) m 足立区は学力調査の成績を学校一覧で公表してきた。この小学校は05年が72校中の44位。不正の06年には1位になった。禁を破って前年の問題をコピーし、学校ぐるみで練習を重ねた成果らしい。テスト業者と設問が一新された今年は59位だった。! t' w+ G2 }( C, p
% s/ u, D5 Z( x; j/ h0 j4 E/ X8 J 区教委は学校を競わせ、区の学力を底上げしようとした。校長は点取り競争に走った。指導力を採点されると考えたのか。トントンと児童に合図を送る姿は、粉飾決算に精を出す社長のようで物悲しい。残ったのは基礎学力ではなく、教育不信の赤字である。. A; V) ^, v3 y
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お茶の水女子大の耳塚寛明教授は「学力調査は利点が副作用を上回ることが条件だが、こうなると毒薬だ」と語る。弱い分野を見極めるという薬効は、正しく服用してのことだろう。% s7 Q3 J) V8 g: P$ c3 {
# E2 t: x3 v1 \ @$ ` 今春、43年ぶりの全国学力調査が行われた。統計上は、日本の公立小中学校を縦一列に並べるだけのデータがそろうことになる。だが、個性は一列に並ばない。「横」に出るべきあまたの才能が、点数に縛られ、列の中で立ち枯れることを恐れる。 |
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