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发表于 2007-8-7 08:37:06
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天声人語) u, r1 u9 w1 `8 u! c1 N4 {
2007年08月07日(火曜日)付+ F& c9 W5 ~3 U* E
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「原爆の日」の朝、広島の街を通り雨がぬらした。平和記念公園の川べりを、千羽鶴を抱えた高校生が通る。献花をたずさえ、お年寄りが歩く。! c& s% \; U$ l p% C
5 O. x: }0 u! {$ F# r* N% J 投下された8時15分、原爆ドームの上空を仰いでみた。雲間にうっすらと青空がのぞく。「その時」を告げる鐘にあわせて、約600メートルの中空(なかぞら)で炸裂(さくれつ)する巨大な火の玉を思い描いた。現実なら、私は瞬時に消滅するだろう。容赦なく抹殺される我が身を思えば、心は冷える。( Y# w( H" v+ Q/ V
6 A( V7 z8 I$ r& r$ Y! q }" g 想像をめぐらしたのは、『原爆詩一八一人集』(コールサック社)という本を広島の書店で見つけたからだ。きのうが発行日である。栗原貞子「生ましめん哉(かな)」、原民喜(たみき)「コレガ人間ナノデス」。名高い原爆詩とともに、今の詩人の作品も多く収録している。
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2 C+ m9 z# w% H9 H. K1 } 被爆体験者は少ない。想像力で言葉を紡いできた。戦後生まれの江口節さんの「朝顔」は、〈いつものようにその人は出かけた/いつものように汗を拭(ふ)きながら/いつもの空に/6000度ものまぶしいはなびらが開くなぞ/知るはずもなかった…〉。何十万の命に向けて炸裂した核兵器のむごさを突く。
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( a9 t; q% k3 v# K; M- D 時とともに被爆者は亡くなり、平均年齢は74歳を超えた。原爆の日以外は記念公園もひっそりする。風化なのだろう、広島市の小学生の5割は投下日時を知らない。原爆の惨をどう伝え継ぐか、模索が続いている。7 Z0 ~, l0 C, U6 t
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広島・長崎を最初で最後にしなくてはならない。そんな思いが『一八一人集』にこもる。年内には英語版も出るという。被爆国の詩人の深い言葉が、世界の人々に響けばいい。 |
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