2007年09月04日(火曜日)付
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- [1 _: w9 b7 M7 {! j7 {細部はともかく、童話「3匹の子豚」の大筋は揺るがない。うかつな長兄と次兄がひどい目に遭い、賢い3番目が仕返しをする。60年代にNHKが放送した「ブーフーウー」も上から、いばりん坊、くたびれ屋、しっかり者だ。/ S) b, \2 R! L) z, D4 _
# W0 N. F- n. T4 F' z9 Q8 Y さてさて、物語を締めるべきウーが、ブーやフー以上の早さでこける間の抜けた展開である。遠藤農水相の辞任劇だ。わらと木の家が世論に吹き飛ばされた後、衆目の中で築かれた家はれんがではなく、わらより軽い紙造りだった。
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# P" K, F- a* }, E, @% P6 X5 | 松岡氏、赤城氏に続く「ジ・エンド」。悲劇も喜劇もなんと短いことよ。鬼門ゆえの「身体検査」だったのに、体温計で血圧を測るたぐいの見当違いをしていたのか。3 A" e# x b' A7 A
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国の補助金をかすめ取り、昨日まで返さずにいた農業団体。そこの組合長が、8日間とはいえ監督官庁の大臣を兼ねた。ご本人も「ここだけは」と尻込みしたようだが、国益を損ねる失敗人事である。
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4 {+ Z- \, V, U1 N0 Y 参院で与野党が逆転し、国会は緊張感に満ちている。閣僚に求められる「清潔偏差値」は上がり、与党は即断を迫られた。攻勢にわく野党も心するがいい。カネ、素行、交友関係。政治家は「身ぎれいな大物」をよしとする時代になった。
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3 s% W: p/ z- [. A1 ] 他の閣僚の辞任を勘定に入れれば、安倍政権は「7匹の子ヤギ」状態だ。あの子もこの子も、産んだ端から醜聞というオオカミの腹に消えた。配役をいじれば、興行主も青くなる三文劇が勝手に幕を開け、客席は失笑と「金返せ」の渦。大根ばかりを責められない。これでは、お代は総選挙で戻すことになる。 |