|
|

楼主 |
发表于 2007-9-11 11:31:47
|
显示全部楼层
2007年09月08日(土曜日)付7 L, @( Q: y* i5 O" m, ^
8 D, M, j$ a. h X
5 k! @7 U& s. ?9 M4 t) `. {きのうの朝、風雨激しい住宅街を歩いた。道に色々と落ちている。ちぎれ飛んだ緑の葉に、サルスベリが散らした薄紅の花。ひしゃげて裏返ったビニール傘は、持ち主を送り届けて、あるいは道半ばで力尽きたのか。30本まで数えてやめた。. d( w3 v; `2 A& @8 Q* }/ y6 [
( u+ Y( r8 G# w5 _$ @% K/ X
台風9号は、朝夕のラッシュ時に首都圏を直撃した。ニュースの映像では、透明な傘が風雨と苦闘していた。大荒れになると分かっている日こそ、使い捨て覚悟のビニール傘が重宝がられるのだろう。テレビの気象予報士も1本握りしめていた。' g$ \' O4 u: O' O+ j: x
7 x& Z; i7 \1 C2 b) I 上や横から来るものは安い傘でもしのげるが、足元から忍び寄る水は厄介だ。東京では多摩川が危険水位を超え、世田谷区の740世帯に避難勧告が出た。
V9 r+ ]) f( h5 X8 z0 G* ]/ f5 c3 O2 W& ~2 a& v7 P
そのころから、堤防の内側では30人以上が河川敷などに次々と取り残され、何人かは濁流に消えた。増水する川で、いったい何をしていたのか。実はそこが住所だった。河川敷には路上生活者のテントがたくさんあり、ビラや拡声機で避難を促したが一部が逃げ遅れたらしい。3 G! U, J8 X% V/ [( x
+ r& A3 F: v. O% T& F. Z
格差が広がる大都市の底に、情報の海から孤立して暮らす人々がいる。約600人とされる多摩川の民もそうだ。彼らの「家」は、流されても被害統計には載らない。社会の最も弱い所を天災は正確に突いてくる。 |
|