[千与千寻]的日文剧本(1)

月影

父 千尋。千尋、もうすぐだよ。
: G1 q; |. k! e6 R+ c母 やっぱり田舎ねー。買い物は隣町に行くしかなさそうね。
+ |) P6 O4 O* M, I* X1 N, X父 住んで都にするしかないさ。
ほら、あれが小学校だよ。千尋、新しい学校だよ。
母 結構きれいな学校じゃない。
4 Y' {. ?6 F# a　　
9 v. }8 c: r) [8 G7 wしぶしぶ起きあがってあかんべをする千尋。
/ y8 d+ N* ~' n/ N+ F4 ^# @　　
) X! }& |# p: D( Q3 r, M千尋 前の方がいいもん。
7 S4 s2 b3 j9 o- V% t( x; g…あっ、あああ！おかあさん、お花しおれてっちゃった！
% }8 t! W! ~5 g9 q- k) ]母 あなた、ずーっと握りしめてるんだもの。おうちについたら水切りすれば大丈夫よ。
/ y* i; ], o7 |" a5 i1 A( e# k千尋 初めてもらった花束が、お別れの花束なんて悲しい…
母 あら。この前のお誕生日にバラの花をもらったじゃない？
' E5 Y4 ~8 b3 n# w# `) V; J( {. G千尋 一本ね、一本じゃ花束って言えないわ。
1 W: ]% @4 |: {* b; @5 N! W$ F母 カードが落ちたわ。
窓開けるわよ。もうしゃんとしてちょうだい！今日は忙しいんだから。
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タイトル
! f' ~- t$ o5 Q　　
% S" E+ Z& G) {  ?父 あれ？道を間違えたかな？おかしいな…
母 あそこじゃない？ほら。
1 O0 M& C  ~$ ]% _% `7 a( [父 ん？
母 あの隅の青い家でしょ？
父 あれだ。一本下の道を来ちゃったんだな。…このまま行っていけるのかな。
母 やめてよ、そうやっていつも迷っちゃうんだから。
父 ちょっとだけ、ねっ。
千尋 あのうちみたいの何？
母 石のほこら。神様のおうちよ
　　
父 おとうさん、大丈夫？
父 まかせとけ、この車は四駆だぞ！
% A# ]+ y5 Y  N, w  c千尋 うぁっ―
+ N. t! Q3 F" L* I9 `' ]7 O母 千尋、座ってなさい。
　　
" L1 ?. k  i4 t% k千尋 あっ、うわっ…わっ、わっ！
$ V8 s, c7 s9 P$ fぅああああああっ！
母 あなた、いいかげんにして！
父 行き止まりだ！
　　
: T) o) p( {; V, S9 |母 なあに？この建物。
父 門みたいだね。
母 あなた、もどりましょう、あなた。
: Y+ i0 @! p2 E6 c! m! `千尋？…もぅ。
0 z1 H2 {& E% r5 h7 t# \父 何だ、モルタル製か。結構新しい建物だよ。
千尋 …風を吸込んでる…
母 なぁに？
父 ちょっと行ってみない？むこうへ抜けられるんだ。
& x7 m5 G+ @5 _! e千尋 ここいやだ。戻ろうおとうさん！
父 なーんだ。恐がりだな千尋は。ねっ、ちょっとだけ。
: q( `( w' p7 j  e. ]母 引越センターのトラックが来ちゃうわよ。
父 平気だよ、カギは渡してあるし、全部やってくれるんだろ？
母 そりゃそうだけど…
- E: r' l( _' l2 y: c/ R千尋 いやだ、わたし行かないよ！
戻ろうよ、おとうさん！
0 h1 Q4 \. k+ Y父 おいで、平気だよ。
千尋 わたし行かない！
うぅ…あぁっ！
母 千尋は車の中で待ってなさい。
千尋 ぅぅ…おかあさーん！
+ E7 t$ T$ q3 |! x. `% nまってぇーっ！
父 足下気をつけな。
0 u" k6 C- v, A6 s- H& g4 _母 千尋、そんなにくっつかないで。歩きにくいわ。
　　
千尋 ここどこ？
母 あっ。ほら聞こえる。
千尋 …電車の音！
' ?( ^( x3 c  j: R4 i% y母 案外　駅が近いのかもしれないね。
父 いこう、すぐわかるさ。
　　
千尋 こんなとこに家がある…
( G8 a& K& a' _* Y9 G8 b2 k. E3 a父 やっぱり間違いないな。テーマパークの残骸だよ、これ。
90年頃にあっちこっちでたくさん計画されてさ。バブルがはじけてみんな潰れちゃったんだ。これもその一つだよ、きっと。
2 k; ]6 g4 G. h, [" m# H/ Z$ c: {1 c千尋 えぇーっ、まだいくの！？おとうさん、もう帰ろうよぅ！
ねぇーーーっ！
　　
千尋 おかあさん、あの建物うなってるよ。
母 風鳴りでしょ。気持ちいいとこねー、車の中のサンドイッチ持ってくれば良かった。
$ K. m! Q# o( Q& _2 }: H父 川を作ろうとしたんだねー。
ん？なんか匂わない？
5 X! c5 Y1 |& N& \母 え？
父 ほら、うまそうな匂いがする。
4 G7 R: Q! Q" W5 U2 {母 あら、ほんとね。
4 }* j3 V) X0 j% z* h9 q父 案外まだやってるのかもしれないよ、ここ。
母 千尋、はやくしなさい。
! \. [; p) A; @3 M0 t' `3 y千尋 まーってー！
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0 L' T# ?  L0 c6 ^* ~5 P父 ふん、ふん…こっちだ。
母 あきれた。これ全部　食べ物屋よ。
千尋 誰もいないねー。
父 ん？あそこだ！
) O* t. ?' k5 [: X: Xおーい、おーい。
) r& n' @  M* _" R4 b$ g* o+ Tはぁー。うん、わぁ。
こっちこっち。
9 K6 ^: Z' ~" f母 わぁー、すごいわねー。
父 すみませーん、どなたかいませんかー？
母 千尋もおいで、おいしそうよ。
8 p4 M' X. x* F父 すいませーん！
母 いいわよ、そのうち来たらお金払えばいいんだから。
父 そうだな。そっちにいいやつが…
母 これなんていう鳥かしら。…おいしい！千尋、すっごくおいしいよ！
6 \& C# b0 \# o( D- c千尋 いらない！ねぇ帰ろ、お店の人に怒られるよ。
1 t3 E0 V* X' F$ R3 A0 c父 大丈夫、お父さんがついてるんだから。カードも財布も持ってるし。
" i3 T" T% t  _% M母 千尋も食べな。骨まで柔らかいよ。
父 辛子。
( c2 V7 r  c8 U$ E8 @% G母 ありがと。
# M4 {- N+ [$ U千尋 おかぁさん、おとぅさん！
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諦めて歩き出す千尋。油屋の建物を見つける。
　　
$ Z, b: |. Z" _! I5 Z% N- v千尋 へんなの。
　　
* |+ I0 ^; {/ d7 z' t/ m千尋 電車だ！…？
) s7 x4 q1 E* Bハク様 …！
ここへ来てははいけない！すぐ戻れ！
千尋 えっ？
ハク様 じきに夜になる！その前に早く戻れ！
& h! d' W8 V) n7 O# b…もう明かりが入った、急いで！私が時間を稼ぐ、川の向こうへ走れ！
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千尋 なによあいつ…
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3 {$ ^; y* L. T6 ]1 {9 f2 d+ G明かりが入ると同時に、たくさんの影が動き出す。
) E# |4 V1 V2 }# {' j1 P2 b　　
: g: l  }- w( E" h+ e千尋 ……！おとうさーん！
4 Y7 u3 [. ?) l0 `おとうさん帰ろ、帰ろう、おとうさーん！
, }, i3 _1 `, `7 K& P座っていた豚が振り向く。
千尋 ひぃぃ…っ
" P6 L" ~5 i; S8 N! t1 t( `+ n0 R豚がたたかれて倒れる。
+ L( u7 o9 e: {. A* A, W# X" ?% \, P豚 ブギィィィ！
/ |- G9 \8 K  S4 B' z& d6 x: O千尋 ぅわぁあーっ！
おとおさーん、おかあさーん！
' b- F+ p" d! Gおかあさーん、ひっ！
ぎゃああーーっ！
　　
千尋 ひゃっ！…水だ！
& m. ]* Z7 w, W1 y( {2 E, T, mうそ…夢だ、夢だ！さめろさめろ、さめろ！
- m; f; A* k0 l5 T( R$ wさめてぇ…っ…
これはゆめだ、ゆめだ。みんな消えろ、消えろ。きえろ。
' I' k# y+ b2 E2 }0 w; e' Fあっ…ぁあっ、透けてる！ぁ…夢だ、絶対夢だ！
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船が接岸し、春日さまが出てくる。
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千尋 ひっ…ひっ、ぎゃあああーーっ！
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千尋を捜すハク。暗闇にいる千尋を見つけて肩を抱く。
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8 b, g% s+ m8 B0 Q3 K. [千尋 っっっ！
ハク様 怖がるな。私はそなたの味方だ。
9 a3 ~; I2 p6 p2 Q! l/ m千尋 いやっ、やっ！やっっ！
8 ]. q: Z1 s( }0 p! K$ O" Sハク様 口を開けて、これを早く。この世界のものを食べないとそなたは消えてしまう。
千尋 いやっ！…っ！？
ハク様 大丈夫、食べても豚にはならない。噛んで飲みなさい。
' e& ]5 Y) ^% G* j- a5 w( y/ Z千尋 …ん…んぅ…んー…っ
ハク様 もう大丈夫。触ってごらん。
千尋 さわれる…
) ?6 p/ o+ N& @, rハク様 ね？さ、おいで。
千尋 おとうさんとおかあさんは？どこ？豚なんかになってないよね！？
9 s+ F; m% F+ C% `; t! oハク様 今は無理だけど必ず会えるよ。…！
静かに！
5 H' |! U1 y/ n　　
ハクが千尋を壁に押しつけると、上空を湯バードが飛んでいく。
$ Y3 E2 P  q# j; L5 d  R' f　　
! G5 F8 l! x8 V  H, g7 [+ ]! jハク様 そなたを捜しているのだ。時間がない、走ろう！
! f8 `0 B' b4 u; l千尋 ぁっ…立てない、どうしよう！力が入んない…
ハク様 落ち着いて、深く息を吸ってごらん…そなたの内なる風と水の名において…解き放て…
" t5 ]. p2 j- R: `6 \2 I立って！
6 U  w7 l" ]" A千尋 あっ、うわっ！
　　
走り出す二人。
　　
ハク様 …橋を渡る間、息をしてはいけないよ。
ちょっとでも吸ったり吐いたりすると、術が解けて店の者に気づかれてしまう。
千尋 こわい…
ハク様 心を鎮めて。
　　
  s. ]. A, m5 R' R従業員 いらっしゃいませ、お早いお着きで。いらっしゃいませ。いらっしゃいませ。
ハク様 所用からの戻りだ。
従業員 へい、お戻りくださいませ。
7 j. |  t; }/ G/ L& b0 {ハク様 深く吸って…止めて。
　　
カオナシが千尋を見送る。
6 {% o0 @* U) \6 ~: Z) z　　
湯女 いらっしゃい、お待ちしてましたよ。
1 r# B2 ]6 @; A# o8 e9 I7 Kハク様 しっかり、もう少し。
; s" G! B) n# c/ p% R8 i6 r( ]1 U青蛙 ハク様ぁー。何処へ行っておったー？
; {/ Y! Y4 l5 b0 K" |8 v7 L千尋 …！ぶはぁっ
青蛙 ひっ、人か？
ハク様 …！走れ！
* F; n: N( Z7 K; L' a1 [青蛙 …ん？え、え？
. _* @3 c: p. Q2 w8 r7 \1 x3 X: z　　
3 ]& T! R% R  j0 Y: L青蛙に術をかけて逃げるハク。
( X& m1 |1 ?  U( s, B　　
従業員 ハク様、ハク様！ええい匂わぬか、人が入り込んだぞ！臭いぞ、臭いぞ！
+ S' G7 ]# X0 Z1 e4 K3 q7 _9 y- Y4 tハク様 勘づかれたな…
千尋 ごめん、私　息しちゃった…
8 ^6 y" I: W6 W0 @: Q2 M( sハク様 いや、千尋はよく頑張った。これからどうするか離すからよくお聞き。ここにいては必ず見つかる。
& a2 _: p' N8 [- p# j, G+ Y私が行って誤魔化すから、そのすきに千尋はここを抜け出して…
% ]$ X2 X5 D0 f, g- Y9 |千尋 いや！行かないで、ここにいて、お願い！
7 Y$ W( K  D1 k3 k" s9 `ハク様 この世界で生き延びるためにはそうするしかないんだ。ご両親を助けるためにも。
( ~+ F' d% k, J" s8 M: ?: a千尋 やっぱり豚になったの夢じゃないんだ…
ハク様 じっとして…
: [: t9 y- l% n! W! n% b; F  F騒ぎが収まったら、裏のくぐり戸から出られる。外の階段を一番下まで下りるんだ。そこにボイラー室の入口がある。火を焚くところだ。
( J7 x4 z  v9 w中に釜爺という人がいるから、釜爺に会うんだ。
千尋 釜爺？
ハク様 その人にここで働きたいと頼むんだ。断られても、粘るんだよ。
/ e  `) [4 Y$ |2 mここでは仕事を持たない者は、湯婆婆に動物にされてしまう。
, _- t) i0 E" ?/ A4 T千尋 湯婆婆…って？
ハク様 会えばすぐに分かる。ここを支配している魔女だ。嫌だとか、帰りたいとか言わせるように仕向けてくるけど、働きたいとだけ言うんだ。辛くても、耐えて機会を待つんだよ。そうすれば、湯婆婆には手は出せない。
千尋 うん…
4 b( r/ C  @5 l( v) G$ Z( h+ H; X& [　　
" }, Z3 c! H; r4 e" W従業員 ハク様ぁー、ハク様ー、どちらにおいでですかー？
5 b& K7 {# C4 l% e& {% tハク様 いかなきゃ。忘れないで、私は千尋の味方だからね。
7 U  f8 U8 Y* l& z0 i$ P4 h& q千尋 どうして私の名を知ってるの？
ハク様 そなたの小さいときから知っている。私の名は――ハクだ。
　　
ハク様 ハクはここにいるぞ。
0 M) m$ n7 @. ~1 P従業員 ハク様、湯婆婆さまが…
$ ~) Y4 V' w0 Y& [ハク様 分かっている。そのことで外へ出ていた。
* n* ?6 M$ P4 G0 Q9 ?. b9 k　　
5 @+ J  F& a  R' R/ o* V階段へ向う千尋。恐る恐る踏み出し、一段滑り落ちる。
　　
6 g; Q2 ~$ \" s! w% a- W) [4 e千尋 ぃやっ！
7 u: Q( }2 S- _8 a" jはっ、はぁっ…
) J, t1 Z# ?! @) v; f　　
6 Z; k$ q4 E6 S% l% g7 ]もう一段踏み出すと階段が壊れ、はずみで走り出す。
　　
' u/ X8 s' m. H千尋 わ…っいやああああーーーーっ！やあぁああああああー！
　　
なんとか下まで降り、そろそろとボイラー室へむかう。
ボイラー室で釜爺をみて後ずさりし、熱い釜に触ってしまう。
& P( Z$ B+ {3 G0 z. F　　
9 Z; {+ h- ?7 S" v- K千尋 あつっ…！
　　
カンカンカンカン（ハンマーの音）
, ?8 P0 F/ @* G　　
4 Z7 u! E" o$ B2 [3 u* {! D千尋 あの…。すみません。
: V3 g$ M7 g1 n2 Q" w6 Nあ、あのー…あの、釜爺さんですか？
) x6 d( L; Q6 b8 v/ p) J釜爺 ん？…ん、んんーー？
千尋 …あの、ハクという人に言われてきました。ここで働かせてください！
　　
リンリン（呼び鈴の音）
　　
釜爺 ええい、こんなに一度に…
チビども、仕事だー！
　　
カンカンカンカンカンカン
　　
釜爺 わしゃあ、釜爺だ。風呂釜にこき使われとるじじいだ。
2 q# ?9 t% V0 |- E/ V2 zチビども、はやくせんか！
千尋 あの、ここで働かせてください！
釜爺 ええい、手は足りとる。そこら中ススだらけだからな。いくらでも代わりはおるわい。
　　
千尋 あっ、ごめんなさい。
あっ、ちょっと待って。
7 J6 F6 M* Y1 ?5 `5 `0 k, c' @釜爺 じゃまじゃま！
* F5 L4 ~+ B2 @
[ 本帖最后由 月影 于 2006-10-9 16:21 编辑 ]

海德公园

好きだよ～～
ありがとう。

hamankarn

いい勉強になりました。どうもありがとう。

liv_cust

どもう　　　

senmi

看了不至于什么都不懂了

meilun

新人,还没有装日文输入法,暂作支持!

月影

呵呵,谢谢各位的支持.
* e4 J/ C- A; ~; X本当にありがとうございます！！！

爱喝可乐的鱼

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月影

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kkman321

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