Poem Of Start

qianqianli0912

始まりの歌
# a; v+ l9 H" w' c# J
何もない　この白い大地

どうやってここまで来たのだろう

振り返るとそこに道はなく

遠くに聞こえるかすかの音は

ただ意味もなく　耳を掠める

昨日までの自分は　傷つくことを恐れていた

周りの音に元をされ　見えない壁に　

0 ]2 C9 b9 |6 a! `" {: @9 g自らをおもしくというくいで打ち込んだ

2 _' ^- G0 x9 X- \9 Wいま　ここにいる自分
1 u0 G7 A/ L8 q& @/ |8 `& o
ここは桃源郷
) C( k" V& l  s; ]1 V# V
, _( x9 t  K1 u: u  y% M5 n無理に笑わなくても　泣かなくてもいい
+ z% a# O, l6 {9 U' t0 p: T3 `
3 B4 k7 R4 D' X& h$ w: uこころないとげ道を流すこともない
/ F, ^0 B7 {0 \. k; I& p, f* e
) |2 S( E0 T0 |' E/ g何もない白い世界　どこにも行かなくていい
8 ]/ {8 F+ ~5 c0 X( v8 J% T) K- v
ここにうずくまって入れば　傷つくことはない
, a$ I( h. U: P3 V! {+ p: A* m3 m
ただじっと目をつめり
4 f/ H" \6 L  W; }9 X5 h2 K: p
朝とも夜とも見えない日々を来る
+ p7 @# g+ g' c- {
これが幸せ　これが自由
* \. t8 V) V0 G7 p$ i! T  P' h
この手で自分を包み込んでいれば

いつか　この世界のように
3 q2 U$ E; x" ?! z/ O
白くなれるかもしれない
& j% T! E5 u/ h) I
9 f8 G6 m0 \! Q5 h風もない　光もない

ただただ白い世界
+ {9 s- a% E; j/ S1 ]- h
) O+ N" H  V* G& z; C0 y1 _9 \その時　ひとつぶのしずくがほほを鳴らした

3 L' L4 e/ Z( D7 tほほを伝ったしずくは　大地に染み込み
( C) y; P% G* f& X
! T" C% K3 r2 y- bそのはもはどんどん広がってゆく
4 K3 Z0 f$ {; [! f# F& A
7 K2 V, r+ ]6 O次に目をあげた時

$ Z6 {0 S& h& f9 u' I1 C% Bそこに見えた景色は

白い大地ではなく　透明な水の大地

何故だか懐かしい光景に　心は揺さぶられ

% {8 n2 M' d5 W  s白になりかけていた自分の手を　すっと広げて

透明な水をすくって見た
! O) ?2 k' B2 o
自分を移した水は語りかけた
" B4 A3 K- _$ X* e( m+ x+ n
これでいいの？　どこに行きたい
# H% N+ w( y+ f. G4 [
5 R: v( o- ^7 l) U) F3 b本当は何がしたい　涙が溢れた

もう泣かないと思っていたのに
+ ?  g6 B9 x5 m' |2 k  _
これでいいと思っていたのに

止まることのない涙は　全て思い出させた  
$ M8 n% `3 Q( V6 C( f" x$ }2 l6 ]
この大地は　自分自身が作り出したものだと

進まなきゃ　ゆっくりと立ち上がり　前をみすえ

今まで白でしかなかった世界に
% @' ~* k+ \* Z% d( f4 p
: e/ ^4 ?, N' \. y5 t' e光が射し　反射を受けたみなもは輝き出す

. W( A' }" i  K$ L世界は　色づき始めた
8 z0 f# d; U5 {, a1 E4 r( m
これから見る景色は

% Y  b6 N/ n6 z2 oもしかすると苦しいものかもしれない

0 z, y' |: b3 ]! {3 G0 F1 a, \: R見たくないものは見つめなけれいけないかもしれない
  n1 W3 x9 w6 A6 ~$ K
でも　きっと後悔はしないだろう

$ E3 {3 n+ w, `% \! W  pさあ　行こう　ゆっくりでいい
7 B( {  d( Z6 l& O  R; k8 }4 j  E
自分らしいスピードで
' ?* T7 m* F+ f9 d
& l# T1 b. D: X  a4 I; j  P! \0 v  kまた見えず未来へ




3 ~, c* j% [, u$ G7 D" [$ y7 L+ d( A
0 q4 M( U# s1 e" X' _　　　　　　　　　　　　　――生天目仁美