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中国の戴秉国(タイ・ピンクオ)筆頭外務次官と自民、公明両党幹事長の16日の会談で、日本に滞在する中国人の犯罪を巡って厳しいやりとりがあった。
冬柴鉄三公明党幹事長「中国人犯罪の増加が問題だ。(観光ビザの対象拡大で)中国への窓口を広げることに司法当局が抵抗している」
戴氏「それほど大きな数ではない」
冬柴氏「司法統計を見れば凶悪犯が多い。よく調べてもらいたい」
しかし、戴氏が「子どもを風呂に入れて、お湯が汚れたからといって、子どもまで一緒に流してはいけない」という中国のことわざを引用し、「日本に来たいという気持ちを持った人まで妨げないでほしい」と要請。問題解決に向け双方が努力することで、その場は収まった。 (03/16 18:59)
http://www.asahi.com/politics/update/0315/007.html |
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