無言の死は無限の生き、無限の生きは無限の愛、無限の愛は人間精神的な世界の粋である。
物语の中で、叶子が不思議な役割を果たしていると思う。文章の最後のところに、叶子は死んでしまったが、島村は彼女まだ生きて、彼女の中にいる生命が変わって、ほかのものになると感じた。島村は頭を上げて空を見て、天の川は彼の心に漏れてきたような感動がある。この無言、無限は美ではなくて何だろう。
禅は個人の為ではなくて、他人の為にすることだ。叶子こそ禅の境地を表現したのではないか。駒子の男に世話して、島村に絶望的な愛を持って、恥ずかしい告白をしたと、島村はまだ理解できなかった。苦痛の片思いを受けたまま、最後に自殺を選択した。この絶望な愛に従って、永遠になった。人は全て自分の為ではなくて、他人の為に生きてる。私はこのところに気が付いた時、涙が頬から流れた。 |