外国生活と仕事を両立させ、悠々自適の老後を送る大橋巨泉さん(74)が、自らの多趣味について「広く浅く始めて、いくつかにしぼってきた」と書いている。後半生を楽しむには、屋内外に最低一つずつの趣味が必要だという(『巨泉?人生の選択』講談社)
大桥巨泉先生在国外的生活与工作两相调合,过着悠闲自在的晚年生活。他这样描写自己多种多样的兴趣爱好:“开始时浅浅而广泛地涉猎,最终缩减到寥寥数种。”他认为要想愉快地度过后半生,必须至少室内、户外的兴趣爱好各有一样。(《巨泉?人生的选择》讲谈社出版)
▼若いうちはあれこれかじり、体や懐と相談しながら「生涯の友」を二つ三つ選ぶ。巨泉さんはジャズとゴルフらしい。納得しつつ、わが身を省みる。仕事が趣味とは言わないけれど、かじりかけ、食べ散らかしの山である
趁年轻的时候对许多东西都有所尝试,后来逐渐要凭体力与财力量体裁衣,选出两三个“终生良伴”。于巨泉先生而言,良伴就是爵士乐和高尔夫了。巨泉先生一边领会一边回顾自身经历,工作虽算不上是一种爱好,但广为涉猎、零打碎敲地尝试倒也积少成多。
▼社会経済生産性本部のレジャー白書によると、余暇の過ごし方に変化がうかがえるそうだ。外食、ドライブ、カラオケなど91種の活動のうち、15歳以上の日本人が07年に一度でもたしなんだのは平均14.5種。10年前の調査の17.8種から減った
社会经济生产性本部的“娱乐生活白皮书”的统计数据,显示出休闲方式的变化。在外就餐、兜风、唱卡拉OK等91种休闲活动中,有14.5种休闲活动是15岁以上的日本人在07年进行过一次以上的。较10年前调查的17.8种明显减少了。
▼とりわけ、遊び盛りの10代が21.6種から15.6種へと3割もの減だ。一方で、特定の活動には何度も参加する傾向が見られた。時間の使い道を絞り、本当に好きなものにお金をつぎ込む姿が浮かぶ
热衷于玩乐的10多岁的群体表现的尤其明显,他们的娱乐种类从21.6种减少到15.6种,减少了3成。而另一方面,人们逐渐倾向于多次参与某些特定活动。他们会挤出时间去做自己真正喜欢的事情,并在其上倾注大量金钱。
▼狭く深くの選択投資では、かじりもしない趣味が多くなろう。関心の間口が狭い若者がそのまま中高年になるなら、レジャー市場の将来は明るくない。白書は、余暇の貧困化だと気をもむ
选择性投资变得少而精,缺乏多样性的兴趣也会逐渐增多。当兴趣范围狭窄的青少年逐渐成为兴趣稀少的中老年后,娱乐市场的前景将会十分惨淡。白皮书十分担忧休闲方式日趋贫乏的问题。
▼携帯電話やゲーム機での暇つぶしが習慣となり、インターネットに費やす時間も膨らみ続ける。かくして、生涯の友となるような、実のある趣味に回すべき養分は枯れていく。内はパソコン、外はケータイ。こんな「内外一つずつ」だと、どんな老後になるのだろう。
当用手机和游戏机打发时间成为一种习惯,人们在互联网上花费的时间则持续膨胀。这样一来,本应用来培育“终生良伴”这种意义丰富的兴趣的时间会继续缩水。在家用电脑、在外用手机。如果养成这种“内外各一样”的习惯,我们的晚年生活究竟会是怎样的一副光景?
[ 本帖最后由 青岚 于 2008-8-22 10:45 编辑 ] |