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芥川龙之介~《罗生门》(附译文)

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发表于 2004-10-10 16:26:47 | 显示全部楼层 |阅读模式
  羅生門
芥川龍之介



 ある日の暮方の事である。一人の下人(げにん)が、羅生門(らしょうもん)の下で雨やみを待っていた。
 広い門の下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗(にぬり)の剥(は)げた、大きな円柱(まるばしら)に、蟋蟀(きりぎりす)が一匹とまっている。羅生門が、朱雀大路(すざくおおじ)にある以上は、この男のほかにも、雨やみをする市女笠(いちめがさ)や揉烏帽子(もみえぼし)が、もう二三人はありそうなものである。それが、この男のほかには誰もいない。
 何故かと云うと、この二三年、京都には、地震とか辻風(つじかぜ)とか火事とか饑饉とか云う災(わざわい)がつづいて起った。そこで洛中(らくちゅう)のさびれ方は一通りではない。旧記によると、仏像や仏具を打砕いて、その丹(に)がついたり、金銀の箔(はく)がついたりした木を、路ばたにつみ重ねて、薪(たきぎ)の料(しろ)に売っていたと云う事である。洛中がその始末であるから、羅生門の修理などは、元より誰も捨てて顧る者がなかった。するとその荒れ果てたのをよい事にして、狐狸(こり)が棲(す)む。盗人(ぬすびと)が棲む。とうとうしまいには、引取り手のない死人を、この門へ持って来て、棄てて行くと云う習慣さえ出来た。そこで、日の目が見えなくなると、誰でも気味を悪るがって、この門の近所へは足ぶみをしない事になってしまったのである。
 その代りまた鴉(からす)がどこからか、たくさん集って来た。昼間見ると、その鴉が何羽となく輪を描いて、高い鴟尾(しび)のまわりを啼きながら、飛びまわっている。ことに門の上の空が、夕焼けであかくなる時には、それが胡麻(ごま)をまいたようにはっきり見えた。鴉は、勿論、門の上にある死人の肉を、啄(ついば)みに来るのである。――もっとも今日は、刻限(こくげん)が遅いせいか、一羽も見えない。ただ、所々、崩れかかった、そうしてその崩れ目に長い草のはえた石段の上に、鴉の糞(ふん)が、点々と白くこびりついているのが見える。下人は七段ある石段の一番上の段に、洗いざらした紺の遥àⅳ─五辘蚓荬à啤⒂窑晤]に出来た、大きな面皰(にきび)を気にしながら、ぼんやり、雨のふるのを眺めていた。
 作者はさっき、「下人が雨やみを待っていた」と書いた。しかし、下人は雨がやんでも、格別どうしようと云う当てはない。ふだんなら、勿論、主人の家へ帰る可き筈である。所がその主人からは、四五日前に暇を出された。前にも書いたように、当時京都の町は一通りならず衰微(すいび)していた。今この下人が、永年、使われていた主人から、暇を出されたのも、実はこの衰微の小さな余波にほかならない。だから「下人が雨やみを待っていた」と云うよりも「雨にふりこめられた下人が、行き所がなくて、途方にくれていた」と云う方が、適当である。その上、今日の空模様も少からず、この平安朝の下人の Sentimentalisme に影響した。申(さる)の刻(こく)下(さが)りからふり出した雨は、いまだに上るけしきがない。そこで、下人は、何をおいても差当り明日(あす)の暮しをどうにかしようとして――云わばどうにもならない事を、どうにかしようとして、とりとめもない考えをたどりながら、さっきから朱雀大路にふる雨の音を、聞くともなく聞いていたのである。
 雨は、羅生門をつつんで、遠くから、ざあっと云う音をあつめて来る。夕闇は次第に空を低くして、見上げると、門の屋根が、斜につき出した甍(いらか)の先に、重たくうす暗い雲を支えている。
 どうにもならない事を、どうにかするためには、手段を選んでいる遑(いとま)はない。選んでいれば、築土(ついじ)の下か、道ばたの土の上で、饑死(うえじに)をするばかりである。そうして、この門の上へ持って来て、犬のように棄てられてしまうばかりである。選ばないとすれば――下人の考えは、何度も同じ道を低徊(ていかい)した揚句(あげく)に、やっとこの局所へ逢着(ほうちゃく)した。しかしこの「すれば」は、いつまでたっても、結局「すれば」であった。下人は、手段を選ばないという事を肯定しながらも、この「すれば」のかたをつけるために、当然、その後に来る可き「盗人(ぬすびと)になるよりほかに仕方がない」と云う事を、積極的に肯定するだけの、勇気が出ずにいたのである。
 下人は、大きな嚔(くさめ)をして、それから、大儀(たいぎ)そうに立上った。夕冷えのする京都は、もう火桶(ひおけ)が欲しいほどの寒さである。風は門の柱と柱との間を、夕闇と共に遠慮なく、吹きぬける。丹塗(にぬり)の柱にとまっていた蟋蟀(きりぎりす)も、もうどこかへ行ってしまった。
 下人は、頸(くび)をちぢめながら、山吹(やまぶき)の汗袗(かざみ)に重ねた、紺の遥àⅳ─渭绀蚋撙筏崎Tのまわりを見まわした。雨風の患(うれえ)のない、人目にかかる惧(おそれ)のない、一晩楽にねられそうな所があれば、そこでともかくも、夜を明かそうと思ったからである。すると、幸い門の上の楼へ上る、幅の広い、これも丹を塗った梯子(はしご)が眼についた。上なら、人がいたにしても、どうせ死人ばかりである。下人はそこで、腰にさげた聖柄(ひじりづか)の太刀(たち)が鞘走(さやばし)らないように気をつけながら、藁草履(わらぞうり)をはいた足を、その梯子の一番下の段へふみかけた。
 それから、何分かの後である。羅生門の楼の上へ出る、幅の広い梯子の中段に、一人の男が、猫のように身をちぢめて、息を殺しながら、上の容子(ようす)を窺っていた。楼の上からさす火の光が、かすかに、その男の右の頬をぬらしている。短い鬚の中に、赤く膿(うみ)を持った面皰(にきび)のある頬である。下人は、始めから、この上にいる者は、死人ばかりだと高を括(くく)っていた。それが、梯子を二三段上って見ると、上では誰か火をとぼして、しかもその火をそこここと動かしているらしい。これは、その濁った、黄いろい光が、隅々に蜘蛛(くも)の巣をかけた天井裏に、揺れながら映ったので、すぐにそれと知れたのである。この雨の夜に、この羅生門の上で、火をともしているからは、どうせただの者ではない。
 下人は、守宮(やもり)のように足音をぬすんで、やっと急な梯子を、一番上の段まで這うようにして上りつめた。そうして体を出来るだけ、平(たいら)にしながら、頸を出来るだけ、前へ出して、恐る恐る、楼の内を覗(のぞ)いて見た。
 見ると、楼の内には、噂に聞いた通り、幾つかの死骸(しがい)が、無造作に棄ててあるが、火の光の及ぶ範囲が、思ったより狭いので、数は幾つともわからない。ただ、おぼろげながら、知れるのは、その中に裸の死骸と、着物を着た死骸とがあるという事である。勿論、中には女も男もまじっているらしい。そうして、その死骸は皆、それが、かつて、生きていた人間だと云う事実さえ疑われるほど、土を捏(こ)ねて造った人形のように、口を開(あ)いたり手を延ばしたりして、ごろごろ床の上にころがっていた。しかも、肩とか胸とかの高くなっている部分に、ぼんやりした火の光をうけて、低くなっている部分の影を一層暗くしながら、永久に唖(おし)の如く黙っていた。
 下人(げにん)は、それらの死骸の腐爛(ふらん)した臭気に思わず、鼻を掩(おお)った。しかし、その手は、次の瞬間には、もう鼻を掩う事を忘れていた。ある強い感情が、ほとんどことごとくこの男の嗅覚を奪ってしまったからだ。
 下人の眼は、その時、はじめてその死骸の中に蹲(うずくま)っている人間を見た。檜皮色(ひわだいろ)の着物を着た、背の低い、痩(や)せた、白髪頭(しらがあたま)の、猿のような老婆である。その老婆は、右の手に火をともした松の木片(きぎれ)を持って、その死骸の一つの顔を覗きこむように眺めていた。髪の毛の長い所を見ると、多分女の死骸であろう。
 下人は、六分の恐怖と四分の好奇心とに動かされて、暫時(ざんじ)は呼吸(いき)をするのさえ忘れていた。旧記の記者の語を借りれば、「頭身(とうしん)の毛も太る」ように感じたのである。すると老婆は、松の木片を、床板の間に挿して、それから、今まで眺めていた死骸の首に両手をかけると、丁度、猿の親が猿の子の虱(しらみ)をとるように、その長い髪の毛を一本ずつ抜きはじめた。髪は手に従って抜けるらしい。
 その髪の毛が、一本ずつ抜けるのに従って、下人の心からは、恐怖が少しずつ消えて行った。そうして、それと同時に、この老婆に対するはげしい憎悪が、少しずつ動いて来た。――いや、この老婆に対すると云っては、語弊(ごへい)があるかも知れない。むしろ、あらゆる悪に対する反感が、一分毎に強さを増して来たのである。この時、誰かがこの下人に、さっき門の下でこの男が考えていた、饑死(うえじに)をするか盗人(ぬすびと)になるかと云う問題を、改めて持出したら、恐らく下人は、何の未練もなく、饑死を選んだ事であろう。それほど、この男の悪を憎む心は、老婆の床に挿した松の木片(きぎれ)のように、勢いよく燃え上り出していたのである。
 下人には、勿論、何故老婆が死人の髪の毛を抜くかわからなかった。従って、合理的には、それを善悪のいずれに片づけてよいか知らなかった。しかし下人にとっては、この雨の夜に、この羅生門の上で、死人の髪の毛を抜くと云う事が、それだけで既に許すべからざる悪であった。勿論、下人は、さっきまで自分が、盗人になる気でいた事なぞは、とうに忘れていたのである。
 そこで、下人は、両足に力を入れて、いきなり、梯子から上へ飛び上った。そうして聖柄(ひじりづか)の太刀に手をかけながら、大股に老婆の前へ歩みよった。老婆が驚いたのは云うまでもない。
 老婆は、一目下人を見ると、まるで弩(いしゆみ)にでも弾(はじ)かれたように、飛び上った。
「おのれ、どこへ行く。」
 下人は、老婆が死骸につまずきながら、慌てふためいて逃げようとする行手を塞(ふさ)いで、こう罵(ののし)った。老婆は、それでも下人をつきのけて行こうとする。下人はまた、それを行かすまいとして、押しもどす。二人は死骸の中で、しばらく、無言のまま、つかみ合った。しかし勝敗は、はじめからわかっている。下人はとうとう、老婆の腕をつかんで、無理にそこへ(ね)じ倒した。丁度、鶏(にわとり)の脚のような、骨と皮ばかりの腕である。
「何をしていた。云え。云わぬと、これだぞよ。」
 下人は、老婆をつき放すと、いきなり、太刀の鞘(さや)を払って、白い鋼(はがね)の色をその眼の前へつきつけた。けれども、老婆は黙っている。両手をわなわなふるわせて、肩で息を切りながら、眼を、眼球(めだま)が(まぶた)の外へ出そうになるほど、見開いて、唖のように執拗(しゅうね)く黙っている。これを見ると、下人は始めて明白にこの老婆の生死が、全然、自分の意志に支配されていると云う事を意識した。そうしてこの意識は、今までけわしく燃えていた憎悪の心を、いつの間にか冷ましてしまった。後(あと)に残ったのは、ただ、ある仕事をして、それが円満に成就した時の、安らかな得意と満足とがあるばかりである。そこで、下人は、老婆を見下しながら、少し声を柔らげてこう云った。
「己(おれ)は検非違使(けびいし)の庁の役人などではない。今し方この門の下を通りかかった旅の者だ。だからお前に縄(なわ)をかけて、どうしようと云うような事はない。ただ、今時分この門の上で、何をして居たのだか、それを己に話しさえすればいいのだ。」
 すると、老婆は、見開いていた眼を、一層大きくして、じっとその下人の顔を見守った。(まぶた)の赤くなった、肉食鳥のような、鋭い眼で見たのである。それから、皺で、ほとんど、鼻と一つになった唇を、何か物でも噛んでいるように動かした。細い喉で、尖った喉仏(のどぼとけ)の動いているのが見える。その時、その喉から、鴉(からす)の啼くような声が、喘(あえ)ぎ喘ぎ、下人の耳へ伝わって来た。
「この髪を抜いてな、この髪を抜いてな、鬘(かずら)にしようと思うたのじゃ。」
 下人は、老婆の答が存外、平凡なのに失望した。そうして失望すると同時に、また前の憎悪が、冷やかな侮蔑(ぶべつ)と一しょに、心の中へはいって来た。すると、その気色(けしき)が、先方へも通じたのであろう。老婆は、片手に、まだ死骸の頭から奪った長い抜け毛を持ったなり、蟇(ひき)のつぶやくような声で、口ごもりながら、こんな事を云った。
「成程な、死人(しびと)の髪の毛を抜くと云う事は、何ぼう悪い事かも知れぬ。じゃが、ここにいる死人どもは、皆、そのくらいな事を、されてもいい人間ばかりだぞよ。現在、わしが今、髪を抜いた女などはな、蛇を四寸(しすん)ばかりずつに切って干したのを、干魚(ほしうお)だと云うて、太刀帯(たてわき)の陣へ売りに往(い)んだわ。疫病(えやみ)にかかって死ななんだら、今でも売りに往んでいた事であろ。それもよ、この女の売る干魚は、味がよいと云うて、太刀帯どもが、欠かさず菜料(さいりよう)に買っていたそうな。わしは、この女のした事が悪いとは思うていぬ。せねば、饑死をするのじゃて、仕方がなくした事であろ。されば、今また、わしのしていた事も悪い事とは思わぬぞよ。これとてもやはりせねば、饑死をするじゃて、仕方がなくする事じゃわいの。じゃて、その仕方がない事を、よく知っていたこの女は、大方わしのする事も大目に見てくれるであろ。」
 老婆は、大体こんな意味の事を云った。
 下人は、太刀を鞘(さや)におさめて、その太刀の柄(つか)を左の手でおさえながら、冷然として、この話を聞いていた。勿論、右の手では、赤く頬に膿を持った大きな面皰(にきび)を気にしながら、聞いているのである。しかし、これを聞いている中に、下人の心には、ある勇気が生まれて来た。それは、さっき門の下で、この男には欠けていた勇気である。そうして、またさっきこの門の上へ上って、この老婆を捕えた時の勇気とは、全然、反対な方向に動こうとする勇気である。下人は、饑死をするか盗人になるかに、迷わなかったばかりではない。その時のこの男の心もちから云えば、饑死などと云う事は、ほとんど、考える事さえ出来ないほど、意識の外に追い出されていた。
「きっと、そうか。」
 老婆の話が完(おわ)ると、下人は嘲(あざけ)るような声で念を押した。そうして、一足前へ出ると、不意に右の手を面皰(にきび)から離して、老婆の襟上(えりがみ)をつかみながら、噛みつくようにこう云った。
「では、己(おれ)が引剥(ひはぎ)をしようと恨むまいな。己もそうしなければ、饑死をする体なのだ。」
 下人は、すばやく、老婆の着物を剥ぎとった。それから、足にしがみつこうとする老婆を、手荒く死骸の上へ蹴倒した。梯子の口までは、僅に五歩を数えるばかりである。下人は、剥ぎとった檜皮色(ひわだいろ)の着物をわきにかかえて、またたく間に急な梯子を夜の底へかけ下りた。
 しばらく、死んだように倒れていた老婆が、死骸の中から、その裸の体を起したのは、それから間もなくの事である。老婆はつぶやくような、うめくような声を立てながら、まだ燃えている火の光をたよりに、梯子の口まで、這って行った。そうして、そこから、短い白髪(しらが)を倒(さかさま)にして、門の下を覗きこんだ。外には、ただ、础à长趣Δ趣Γ─郡胍工ⅳ毪肖辘扦ⅳ搿
 下人の行方(ゆくえ)は、誰も知らない。

罗生门
作者:芥川龙之介

  某日傍晚,有一家将,在罗生门下避雨。
  宽广的门下,除他以外,没有别人,只在朱漆斑驳的大圆柱上,蹲着一只蟋蟀。罗生门正当朱雀大路,本该有不少戴女笠和乌软帽的男女行人,到这儿来避雨,可是现在却只有他一个。
  这是为什么呢,因为这数年来,接连遭了地震、台风、大火、饥懂等几次灾难,京城已格外荒凉了。照那时留下来的记载,还有把佛像、供具打碎,将带有朱漆和飞金的木头堆在路边当柴卖的。京城里的情况如此,像修理罗生门那样的事,当然也无人来管了。在这种荒凉景象中,便有狐狸和强盗来乘机作窝。甚至最后变成了一种习惯,把无主的尸体,扔到门里来了。所以一到夕阳西下,气象阴森,谁也不上这里来了。
  倒是不知从哪里,飞来了许多乌鸦。白昼,这些乌鸦成群地在高高的门楼顶空飞翔啼叫,特别到夕阳通红时,黑魆魆的好似在天空撒了黑芝麻,看得分外清楚。当然,它们是到门楼上来啄死人肉的——今天因为时间已晚,一只也见不到,但在倒塌了砖石缝里长着长草的台阶上,还可以看到点点白色的鸟粪。这家将穿着洗旧了的宝蓝袄,一屁股坐在共有七级的最高一层的台阶上,手护着右颊上一个大肿疮,茫然地等雨停下来。
  说是这家将在避雨,可是雨停之后,他也想不出要上哪里去。照说应当回主人家去,可是主人在四五天前已把他辞退了。上边提到,当时京城市面正是一片萧条,现在这家将被多年老主人辞退出来,也不外是这萧条的一个小小的余波。所以家将的避雨,说正确一点,便是“被雨淋湿的家将,正在无路可走”。而且今天的天气也影响了这位平安朝①家将的忧郁的心情。从申末下起的雨,到西时还没停下来。家将一边不断地在想明天的日子怎样过——也就是从无办法中求办法,一边耳朵里似听非听的听着朱雀大路上的雨声。
   ①平安朝,公元七九四年—一九二年。
  而包围着罗生门从远处飒飒地打过来,黄昏渐渐压到头顶,抬头望望门楼顶上斜出的飞檐上正挑起一朵沉重的暗云。
  要从无办法中找办法,便只好不择手段。要择手段便只有饿死在街头的垃圾堆里,然后像狗一样,被人拖到这门上扔掉。倘若不择手段哩——家将反复想了多次,最后便跑到这儿来了。可是这“倘若”,想来想去结果还是一个“倘若”。原来家将既决定不择手段,又加上了一个“倘若”,对于以后要去干的“走当强盗的路”,当然是提不起积极肯定的勇气了。
  家将打了一个大喷嚏,又大模大样地站起来,夜间的京城已冷得需要烤火了,风同夜暗毫不客气地吹进门柱间。蹲在朱漆圆柱上的蟋蟀已经不见了。
  家将缩着脖子,耸起里面衬黄小衫的宝蓝袄子的肩头,向门内四处张望,如有一个地方,既可以避风雨,又可以不给人看到能安安静静睡觉,就想在这儿过夜了。这时候,他发现了通门楼的宽大的、也漆朱漆的楼梯。楼上即使有人,也不过是些死人。他便留意着腰间的刀,别让脱出鞘来,举起穿草鞋的脚,跨上楼梯最下面的一级。
  过了一会,在罗生门门楼宽广的楼梯中段,便有一个人,像猫儿似的缩着身体,憋着呼吸在窥探上面的光景。楼上漏下火光,隐约照见这人的右脸,短胡子中长着一个红肿化脓的面疤。当初,他估量这上头只有死人,可是上了几级楼梯,看见还有人点着火。这火光又这儿那儿地在移动,模糊的黄色的火光,在屋顶挂满蛛网的天花板下摇晃。他心里明白,在这儿点着火的,决不是一个寻常的人。
  家将壁虎似的忍着脚声,好不容易才爬到这险陡的楼梯上最高的一级,尽量伏倒身体,伸长脖子,小心翼翼地向楼房望去。
  果然,正如传闻所说,楼里胡乱扔着几具尸体。火光照到的地方挺小,看不出到底有多少具。能见到的,有光腚的,也有穿着衣服的,当然,有男也有女。这些尸体全不像曾经活过的人,而像泥塑的,张着嘴,摊开胳臂,横七竖八躺在楼板上。只有肩膀胸口略高的部分,照在朦胧的火光里;低的部分,黑漆漆地看不分明,只是哑巴似的沉默着。
  一股腐烂的尸臭,家将连忙掩住鼻子,可是一刹间,他忘记掩鼻子了,有一种强烈的感情,夺去了他的嗅觉。
  这时家将发现尸首堆里蹲着一个人,是穿棕色衣服、又矮又瘦像只猴子似的老婆子。这老婆子右手擎着一片点燃的松明,正在窥探一具尸体的脸,那尸体头发秀长,量情是一个女人。
  家将带着六分恐怖四分好奇的心理,一阵激动,连呼吸也忘了。照旧记的作者的说法,就是“毛骨悚然”了。老婆子把松明插在楼板上,两手在那尸体的脑袋上,跟母猴替小猴捉虱子一般,一根一根地拔着头发,头发似乎也随手拔下来了。
  看着头发一根根拔下来,家将的恐怖也一点点消失了,同时对这老婆子的怒气,却一点点升上来了——不,对这老婆子,也许有语病,应该说是对一切罪恶引起的反感,愈来愈强烈了。此时如有人向这家将重提刚才他在门下想的是饿死还是当强盗的那个问题,大概他将毫不犹豫地选择饿死。他的恶恶之心,正如老婆子插在楼板上的松明,烘烘地冒出火来。
  他当然还不明白老婆子为什么要拔死人头发,不能公平判断这是好事还是坏事,不过他觉得在雨夜罗生门上拔死人头发,单单这一点,已是不可饶恕的罪恶。当然他已忘记刚才自己还打算当强盗呢。
  于是,家将两腿一蹬,一个箭步跳上了楼板,一手抓住刀柄,大步走到老婆子跟前。不消说,老婆子大吃一惊,并像弹弓似的跳了起来。
  “吠,哪里走!”
  家将挡住了在尸体中跌跌撞撞地跑着、慌忙逃走的老婆子,大声吆喝。老婆子还想把他推开,赶快逃跑,家将不让她逃,一把拉了回来,俩人便在尸堆里扭结起来。胜败当然早已注定,家将终于揪住老婆子的胳臂,把她按倒在地。那胳臂瘦嶙嶙地皮包骨头,同鸡脚骨一样。
  “你在干么,老实说,不说就宰了你!”
  家将摔开老婆子,拔刀出鞘,举起来晃了一晃。可是老婆子不做声,两手发着抖,气喘吁吁地耸动着双肩,睁圆大眼,眼珠子几乎从眼眶里蹦出来,像哑巴似的顽固地沉默着。家将意识到老婆子的死活已全操在自己手上,刚才火似的怒气,便渐渐冷却了,只想搞明白究竟是怎么一回事,便低头看着老婆子放缓了口气说:
  “我不是巡捕厅的差人,是经过这门下的行路人,不会拿绳子捆你的。只消告诉我,你为什么在这个时候在门楼上,到底干什么?”
  于是,老婆子眼睛睁得更大,用眼眶红烂的肉食鸟一般矍铄的眼光盯住家将的脸,然后把发皱的同鼻子挤在一起的嘴,像吃食似的动着,牵动了细脖子的喉尖,从喉头发出乌鸦似的嗓音,一边喘气,一边传到家将的耳朵里。
  “拔了这头发,拔了这头发,是做假发的。”
  一听老婆子的回答,竟是意外的平凡,一阵失望,刚才那怒气又同冷酷的轻蔑一起兜上了心头。老婆子看出他的神气,一手还捏着一把刚拔下的死人头发,又像蛤螟似的动着嘴巴,作了这样的说明。
  “拔死人头发,是不对,不过这儿这些死人,活着时也都是干这类营生的。这位我拔了她头发的女人,活着时就是把蛇肉切成一段段,晒干了当干鱼到兵营去卖的。要不是害瘟病死了,这会还在卖呢。她卖的干鱼味道很鲜,兵营的人买去做菜还缺少不得呢。她干那营生也不坏,要不干就得饿死,反正是没有法干嘛。你当我干这坏事,我不干就得饿死,也是没有法子呀!我跟她一样都没法子,大概她也会原谅我的。”
  老婆子大致讲了这些话。
  家将把刀插进鞘里,左手按着刀柄,冷淡地听着,右手又去摸摸脸上的肿疮,听着听着,他的勇气就鼓起来了。这是他刚在门下所缺乏的勇气,而且同刚上楼来逮老婆子的是另外的一种勇气。他不但不再为着饿死还是当强盗的问题烦恼,现在他已把饿死的念头完全逐到意识之外去了。
  “确实是这样吗?”
  老婆子的话刚说完,他讥笑地说了一声,便下定了决心,立刻跨前一步,右手离开肿疱,抓住老婆子的大襟,狠狠地说:
  “那末,我剥你的衣服,你也不要怪我,我不这样,我也得饿死嘛。”
  家将一下子把老婆子剥光,把缠住他大腿的老婆子一脚踢到尸体上,只跨了五大步便到了楼梯口,腋下夹着剥下的棕色衣服,一溜烟走下楼梯,消失在夜暗中了。
  没多一会儿,死去似的老婆子从尸堆里爬起光赤的身子,嘴里哼哼哈哈地、借着还在燃烧的松明的光,爬到楼梯口,然后披散着短短的白发,向门下张望。外边是一片沉沉的黑夜。
  谁也不知这家将到哪里去了。
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发表于 2004-11-5 17:10:06 | 显示全部楼层
是谁翻译的呢?
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 楼主| 发表于 2004-11-7 18:38:10 | 显示全部楼层
反正不是我翻译的。网上找的。
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发表于 2004-11-9 21:05:13 | 显示全部楼层
提示: 作者被禁止或删除 内容自动屏蔽
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发表于 2004-11-22 20:12:40 | 显示全部楼层
下面是引用油断大敌于2004-11-05 18:10发表的:
是谁翻译的呢?
楼适夷
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发表于 2005-7-4 14:02:25 | 显示全部楼层
请问这是全文还是节选?
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发表于 2005-7-8 16:02:30 | 显示全部楼层
这是全文吗?
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发表于 2005-7-9 09:43:24 | 显示全部楼层
不是全文吧
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发表于 2005-7-10 00:53:01 | 显示全部楼层
下面是引用hattiecain于2004-11-22 20:12发表的:

楼适夷

恩?我看过好象是林少华翻译的。
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发表于 2005-7-13 09:48:43 | 显示全部楼层
楼主真是不得了,找了这么多的东东.
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发表于 2006-8-16 22:42:22 | 显示全部楼层
どうも、もらいます
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发表于 2006-8-24 02:38:56 | 显示全部楼层
自译

罗生门
                                                 作者:芥川龙之介

黄昏时分,罗生门下,一个不知是谁家的下人在此躲雨。

   空荡荡的门洞里,就此一人。除此之外,便只有一匹蟋蟀,蹲伏在朱漆斑剥陆离的粗大的柱子上了。罗生门正当朱雀大道上,按理,该有几个戴斗笠或软帽的行人来此避雨。然而,现在却只他一个,再无旁人了。
       
   若问为甚,只因近二三年来,京都灾祸连连,地震、龙卷风、大火、饥懂等般,将此若大个京城闹得凋敝不堪。据旧时所记,当时竟有将佛像、佛事家什砸碎、将饰有朱漆以及金箔银箔的木头堆置路旁,当柴薪卖的事情。京里的境况既已如此,自无人顾及罗生门的修缮等事了。一任其废弃后,便有狐狸出没,盗贼蛰居。甚至日久成俗,只管将些无主的尸首拖了进来。故尔日交黄昏之际,便阴森可怖,再无人近前了。

人虽不来,却有许多的乌鸦,也不知来自何处,成群地飞来,聚集于此。白天,无数的乌鸦绕着高高的飞檐,啼叫盘旋。特别是在门楼上方,每到夕阳似火时分,那些乌鸦便像是洒在天空的芝麻一样,清晰可见。自不待言,那乌鸦是为啄食死人的肉而来的。不过,今日或许时辰已晚,竟一只也看不到。然而,在那即将坍塌,裂缝处已长出青草的石级上,乌鸦那发白的粪便随处可见。那下人身穿一领洗得褪了色的青衣,在共有七级的石阶的最上面一级,一屁股坐了下来,呆呆地看着雨点落下来。右脸上长出的那颗大粉刺又不时地惹得他心烦意乱。

笔者前面写到,“下人在此躲雨”。实在是雨止之后,他也没什么特别的差使可做。若在平时,他自然可以回到主人家里去。然而,四五日前他已被主人打发了出来。前面已经提到,当时的京都城已衰败不堪。眼下这个下人,被伺候了多年的主人打发出来,也只是此种衰败的些许余波而已。所以,与其说“下人在此躲雨”,还不如说是,“被雨所困的下人,正走投无路,困顿于此”更加妥当。而今天的天气,又极大地加深了那平安朝(注:平安朝,公元七九四年—一九二年。相当于中国的唐朝末年到南宋初年。)下人的感伤。雨,刚过申时便已下了起来,到目今时分也不见要停。因此,那下人只得一边漫无边际地思忖着明日那迫在眉睫毛的生计——即所谓明知无望,也止不住地非要去伤脑筋——,一边心不在焉地听着朱雀大路上那持续已久的雨点声。
  
     雨,将罗生门团团裹住,哗哗的雨声从四面八方聚合而来。暮色已将天空压得低低的,抬头望去,门楼顶上斜飞而出的檐头瓦已抵住了沉甸甸的乌云。

既要在无望中找出活路来,便无遐顾及手段了。若要顾及手段,便只有饿死在土墙下、街道旁,然后再像死狗一样,被人拖到这门楼上扔掉。如若不择手段呢?——那下人在同一条脑筋上兜了几圈,最后终于撞到了这里。可是到了“如若”这里,便再也想不下去了。那下人虽己认可了不择手段,而要实现这样的“如若”,接踵而至的自然是“只有去做盗贼”了,而对此他尚缺乏主动认同的勇气。

那下人打了一个大喷嚏,吃力站起身来,夜凉己重的京城已冷得要烤火盆了。风随同暮色肆无忌惮地在门柱间穿行而去。那只蹲伏在朱漆圆柱上的蟋蟀早已不知了去向。

下人缩着脖子,耸起青衣内衬着黄色汉衫的肩头,打量着门楼四周。他寻思着,若有一既无风雨之患,又能避人耳目之地,就先对付一夜再说。说来也巧,这时一架通向门楼的、宽宽的、也漆着朱漆的楼梯映入了他的眼里。楼上要说有人,也只有死人罢了。于是,那下人一面留心不让腰里那把木柄长刀从鞘中脱落,一面抬起穿着草鞋的脚,踏向楼梯最下面的一级。

 片刻之后,在通向罗生门门楼的宽宽的楼梯中段,便出现一条汉子,将身子缩地猫儿似地,屏息窥视着上面的动静。而楼上射来的火光,淡淡地照到了这汉子的右颊。短胡子中是一颗红肿化脓的粉刺。起先,这个下人以为上面尽是死人,根本没放在心上。不料,上得几级楼梯一看,便发现还有人点着火,而且这火光还在这里那里地游动着。昏暗发黄火光,在挂满了蜘蛛网的阁楼上晃荡,所以一看便知。他心中暗忖,在这样一个风雨之夜,竟敢在这罗生门上亮着火,定非等闲之辈。

那下人壁虎似地蹑手蹑脚,好不容易爬到了这陡直的楼梯的最上一级。他尽量匍匐下来,伸长脖子,战战兢兢地向楼内打量

果然,正如传闻所言,楼里胡乱地扔着几具死尸,就火光照到的地方看,地方比想象中的要小,也看不出到底有多少具尸体。昏暗朦胧中,只觉得里面有光屁股的,也有穿着衣服的。自然,男女都有。而且,这些尸体叫人全然不信他们是曾经活过的人,倒像是泥捏的假人,张着嘴,摊着胳臂,横七竖八地躺在楼板上。肩膀以及胸脯这些突出的部位,浴在朦胧的火光里,使得凹陷部位愈加地阴沉黑暗,无不似哑巴一般永久地沉默着。

  死尸腐烂的浓臭,使得那下人不由得赶紧捂住了鼻子。可是,接下来他的手竟忘了捂鼻子了。因为一个强烈的刺激,几乎完全使他丧失了嗅觉。

那下人的眼睛这时才刚刚看到,尸首堆里竟还蹲着一个人。是一个身穿棕黑色衣服、又矮又瘦、满头白发、猴子似的老婆子。这老婆子右手里攥着一块点燃了的松木片,正在端详一具尸体的脸。从那长头发看来,当是一具女尸。
 
那下人六分恐惧四分好奇,一时间竟忘了喘气。那种感觉,借用一句旧时所记的话说,就是“全身的毛发都炸开了”。这时,老婆子将松木片插在楼板缝里,两手搭在刚才打量过的那具尸体的脑袋上,跟母猴替小猴捉虱子一般,一根一根地拔起了头发。头发应手而落。

看着头发一根根被拔下来,那下人的恐怖也在一点点地散去。与此同时,对这老婆子的憎恶,却在一点点地升起来了——不,说是对这老婆子,也许不太妥当。应该说是对一切恶的反感,瞬息倍增。此时如有人向这下人重提刚才他在门下想过的,是饿死还是当强盗的问题,恐怕他将毫不犹豫地选择饿死吧。他那恶恶之心,正如那老婆子插在楼板上的松木片似地,熊熊燃起。

 自然,他还不明白老婆子为什么要拔死人的头发。论理,也不知将此归于善或恶是否妥贴。不过他觉得单是在风雨之夜的罗生门上拔死人头发这一点,已经是罪不可恕的了。当然,他早已将自己刚才还有当强盗之心的事忘得一干二净了。

于是,那下人双脚用力,猛地一个箭步从楼梯上跳了上去,手按木柄长刀,大踏步走近那老婆子。不用说,老婆子自然是惊恐万分。

老婆子一看到那下人,吓得像弹弓似的跳了起来。

“呔!哪里走。”
  
那下人大声吆喝着,挡住了在死尸体间磕磕绊绊、慌不择路地要想逃走的老婆子的去路。老婆子还想把他撞开,好溜之大吉。那下人不依不饶,将她一把推了回去。于是,俩人一时便谁都不吭声地死尸堆里扭结起来。胜败当然早已注定,最后那下人抓住了老婆子的胳臂,硬将她按倒在地。那条胳臂瘦嶙嶙,如同鸡脚一般。

“你在干吗?老实说!不说,瞧这个!”
 
 那下人摔开老婆子,“嗖”地拔刀出鞘,将雪白的钢刃直递到她眼前。可是,老婆子默不做声。她两手发抖,气喘吁吁地耸动着双肩,两眼瞪得溜圆,眼珠子都快要从眼眶里蹦出来了,顽固地沉默着,像个哑巴。见此光景,那下人才清楚那老婆子的死活已全操在自己手的里,刚才那烈火般的憎恶感,不知不觉之间也冷了下来。剩下的只有如同差使办利落后的那种洋洋自得和满足。于是,他低头看着老婆子,稍稍放缓了口气,说道:

   “俺可不是什么捕快差人。是经过这门下的行路人。所以不会缚你送官的。只消告
诉俺,这个时候你在门楼上,到底干什么,也就罢了”

于是,那老婆子将本来就已经睁很大的眼睛睁得更大了,眨也不眨地盯着那下人。那眼睛的眼泡发红,眼光就像食肉鸟的眼一样凶。然后,像是在嚼什么东西似地,动了动满是皱纹几乎已和鼻子挤在一起的嘴唇。从她细细的喉咙上,看得见发尖的喉结在动。此时,从那喉咙里,有一个上气不接下气的,乌鸦叫似的声音,传到了那下人的耳朵里。

“拔了这头发,拔了这头发,是去做假发的。”
  老婆子的回答,平淡无奇,令那下人非常失望。失望的同时,刚才的憎恶又同冷酷
的蔑视一起涌上了心头。他那神情,大概老婆子也看出来了。于是,她一手还捏着一把
刚从死人头上拔下的长头发,用癞蛤蟆嘀咕似的声音,磕磕巴巴地又说出一段话来。
“要说呐,拔死人的头发,好象也不对。不过呐,这儿这些死人,遭此报应也一点儿不冤呀。就说我拔了她头发的这个女人,活着时就把蛇切成一段段四寸来长,晒干了拿来当鱼干卖给宫里头那些佩刀的。要不是害瘟病死了,这会儿还卖呢。都说她卖的鱼干鲜,那些佩刀的没了她的鱼干还吃不下饭了呢。俺觉得她干那营生也不算坏事。要不干就得饿死,不是没法子么?一样,我干的这些也不叫坏事。不干就得饿死,也是没法子呀!这种没法子的事,她最清楚了,她不会怪俺的。”
  
老婆子的话大致就是这些意思。

那下人把刀插进鞘里,左手按着刀柄,冷冷地听着。右手自然也没闲着,一直摸着脸上那颗红肿的粉刺。听着听着,他胸中升起了一股勇气。这正是他刚在门洞里所缺乏的勇气。而这与他上得楼来,逮住老婆子的勇气全然是两码事。他不仅不为是饿死还是当强盗的问题而烦恼了,去饿死的念头甚至想也不会想了,已被抛到九霄云外去了。

“确实如此?”
  老婆子的话音刚落,他便以嘲弄的口吻钉了一句。然后,他上前一步,右手已然从粉刺上移开,出其不意地一把揪住老婆子的衣领,恶狠狠地说:
  “如此说来,俺剥了你的衣服,你也不要恨俺。不这样,俺也得饿死。”

那下人不容分说地扯掉了老婆子的衣服。猛地一脚将扑上来的老婆子踢翻在死尸堆上。三步并作两步窜到了楼梯口,腋下夹着夺来的棕黑色衣服,一眨眼便下到了楼梯下的夜幕之中了。

过了不多一会儿,死一般躺倒了的老婆子从死尸堆里撑起赤裸裸的身子,嘴里哼哼唧唧地呻吟着、借着还未熄灭的火光,爬到了楼梯口,倒披着短短的白发,向门下张望着。外边,只有黑洞洞的夜。

那下人的去向,也是无人知晓。

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发表于 2006-8-25 08:18:48 | 显示全部楼层
自译。。。?华南虎自己翻译滴。。。?!厉害~~~
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发表于 2006-9-11 22:01:29 | 显示全部楼层
是的.
正在联系出版.
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发表于 2006-12-14 19:22:09 | 显示全部楼层
大学時代でこの文章を習いました。但し、今でも意味がわかりません。
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