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想找日文版的电子小说

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发表于 2003-9-16 23:00:00 | 显示全部楼层 |阅读模式
想找几本在青空文库中没有的有名的日文版电子小说,如村上春树,大江健三郎的作品。
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发表于 2003-9-16 23:00:00 | 显示全部楼层
你要我贴一篇吧 是我自己整理的 一般这种小说都有版权限制的 所以比较难找到
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发表于 2003-9-16 23:00:00 | 显示全部楼层
时间有限 只整理了这么多 不好意思



ノルウェイノ森

第一章

僕は三十七歳で、そのときボーイング747のシートに座っていた。その巨大な飛行機はぶ厚い雨雲をくぐり抜けて降下し、ハンブルク空港に潜陸しようとしているところだった。十一月の冷ややかな雨が大地を暗く染め、雨合羽を着た整傭工たちや、のっぺりとした空港ピルの上に立った旗や、BMWの広告板やそんな何もかもをフランドル派の陰うつな絵の背景のように見せていた。やれやれ、またドイツか、と僕は思った。

飛行機が着地を完了すると禁煙のサインが消え、天井のスビーヵーから小さな音でBGMが流れはじめた。それはどこかのオーケストラが甘く演奏するビートルズの『ノルウェィの森』だった。そしてそのメロディーはいつものように僕を混乱させた。いや、いつもとは比べものにならないくらい激しく僕を混乱させ揺り動かした。

僕は頭がはりさけてしまわないように身をかがめて両手で顔を覆い、そのままじっとしていた。やがてドイツ人のスチュワーデスがやってきて、気分がわるいのかと英語で訊いた。大丈夫、少し目まいがしただけだと僕は答えた。

「本当に大丈夫?」

「大丈夫です、ありがとう」と僕は言った。スチュワーデスはにっこりと笑って行ってしまい、音楽はビリー・ジョエルの曲に変った。僕は顔を上げて北海の上空に浮かんだ暗い雲を眺め、自分がこれまでの人生の過程で失ってきた多くのもののことを考えた。失われた時間、死にあるいは去っていった人ヵ、もう戻ることのない想い。

飛行機が完全にストップして、人々がシートベルトを外し、物入れの中からバッグやら上着やらをとりだし始めるまで、僕はずっとあの草原の中にいた。僕は草の匂いをかぎ、肌に風を感じ、鳥の声を聴いた。それは一九六九年の秋で、僕はもうすぐ二十歳になろうとしていた。

前と同じスチュワーデスがやってきて、僕の隣りに腰を下ろし、もう大丈夫かと訊ねた。

「大丈夫です、ありがとう。ちょっと哀しくなっただけだから(It’s all right now, thank you. I only felt lonely, you know.)」と僕は言って微笑んだ。

「Well, I feel same way, same thing, once in a while. I know what you mean. (そういうこと私にもときどきありますよ。よくわかります)」彼女はそう言って首を振り、席から立ちあがってとても素敵な笑顔を僕に向けてくれた。「I hope you’ll have a nice trip. Auf Wiedersehen! (よい御旅行を。さようなら)」
    「Auf Wiedersehen!」と僕もいった。



十八年という歳月が過ぎ去ってしまった今でも、僕はあの草原の風景をはっきりと思いだすこ

とができる。何目かっづいたやわらかな雨に夏のあいだのほこりをすっかり洗い流された山肌は

深く鮮かな青みをたたえ、十月の風はすすきの穂をあちこちで揺らせ、紬長い雲が凍りっくよう

な青い天頂にぴたりとはりついていた。空は高く、じっと見ていると目が痛くなるほどだった。

風は草原をわたり、彼女の髪をかすかに揺らせて薙木林に抜けていった。梢の葉がさらさらと音

を立て、遠くの方で犬の鳴く声が聞こえた。まるで別の世界の入口から聞こえてくるような小さ

くかすんだ鳴き声だった。その他にはどんな物音もなかった。どんな物音も我次の耳には屈かな

かった。講一人ともすれ違わなかった。まっ赤な鳥が二羽草原の中から何かに怯えたようにとぴ

あがって薙木林の方に飛んでいくのを見かけただけだった。歩きながら直子は僕に井戸の話をし

てくれた。

記憶というのはなんだか不思議なものだ。その中に実際に身を置いていたとき、僕はそんな風

景に殆んど注意なんて払わなかった。とくに印象的な風景だとも思わなかったし、十八年後もそ

の風景を紬部まで覚乏ているかもしれないとは考えつきもしなかった。正直なところ、そのとき

の僕には風景なんてどうでもいいようなものだったのだ。僕は僕自身のことを考え、そのときと







、1





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发表于 2003-9-24 23:00:00 | 显示全部楼层
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发表于 2003-10-24 23:00:00 | 显示全部楼层
这篇文章看过,而且,你没贴完。
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发表于 2003-10-24 23:00:00 | 显示全部楼层
ノルウェイノ森



中古多少钱一套?
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发表于 2003-10-30 23:00:00 | 显示全部楼层
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发表于 2003-11-10 23:00:00 | 显示全部楼层
这个可能比较难找,有空帮大家扫描一本吧
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发表于 2003-11-10 23:00:00 | 显示全部楼层
短篇比较多的,真正的长些的好像很少.




  今、カフェXXXXの一隅の卓(テーブル)を隔てて、その青木は雄吉の眼前に座っている。雄吉の心のうちに、ダニのように食いついて離れない青木に対する悪感を、青木は少しも知らないのかも知れないと、雄吉は思った。青木に対する昔の好意が――自分の身を滅ぼすことをも辞さないほどの好意の破片(かけら)でもが、雄吉の心のうちに残っているとでも、青木は誤解しているのかも知れないと、雄吉は思った。が、どう思っていてもいい、もうわずかに二十六時間だ。いやこの会見をさえ、手際よく切り上げれば、後はすぐ、さっぱりするのだと雄吉は考えた。

 が、雄吉の前に腰かけながら、黙って目を落している青木を見ていると、彼は六年という長い間、田舎に埋れていた青木の生活を、考えずにはおられなかった。負惜しみが強く、アンビシャスであった青木が、同窓の人たちが大学を出て、銘々に世の中に受け入れられていくのを見ながら、無味乾燥な田舎に、その青春時代を腐らせていったもどかしさや、苦しさや、残念さを考えると、雄吉は、自分自身の恨みを忘れて、青木のために悲しまずにはおられなかった。

 が、彼にとっては、煉獄といってよいほどの、苦しい生活を嘗めていたのにもかかわらず、青木はほとんど変っていなかった。雄吉のそうした憫みを受けるべく青木の顔は、昔の若さをほとんど失っていなかった。ことに青木の着ている合着は、雄吉の合着よりも新しくもあれば、上等の品でもあった。

 雄吉には、青木のそうした無変化さが、少し物足りなかった。雄吉の悪魔的な興味は、もう少し零落して、しなびきっている青木を見たかったのだ。

 雄吉は、何か話題を見つけようと思った。が、昔の生活を回想することは、青木にとっても、雄吉にとっても苦々しいことであったし、それかといって、現在の二人の生活には、話題となるべきなんの共通点もなかった。

「君はちっとも変らないじゃないか」

「ああ変らないよ」と、青木は答えた。その声は、昔の青木と少しも変らないように、雄吉にとっては威圧的に響いた。二人はまた黙ってしまった。雄吉は、友達の噂でも話してみようと思った。が、クラスのうちの誰も、皆立派に成功の道に辿りついていて、誰の噂をしても、青木に対して当てつけがましくきこえないのはなかった。雄吉は、やっと岡本という男のことを思い出した。その男は、大学を出るのも、一年遅れた上に、大学を出てからも、職業がなくてぶらぶらしていた。この男の噂なら、青木を傷つけることはないと思った。

「君は、岡本の噂をきいたことがあるかい」と、雄吉がきくと、

「岡本! あああいつか。あいつはまだ生きているのかい」と、青木は突き放すようにいった。「青木! あああいつか。あいつはまだ生きているのかい」という方が、もっと自然らしく思われるその青木が、こうした昔のままの傲慢さを持ち続けていることが、雄吉にはむしろ淋しかった。雄吉が、話題に困っている様子を見ると、青木は、

「どうだい、君や桑野は勉強しているかい。外国のものなんか、盛んに読んでいるだろうな」と、妙に皮肉に挑戦的にきいた。それは、昔の青木とほとんど変っていなかった。そうした青木の攻撃的(アグレシヴ)な言葉に、今でも妙な圧迫を感ずるのを雄吉は自分ながら不快に思った。青木と雄吉との間に起った交渉、それを雄吉は胸に彫りつけているのに、青木はそれをけろりと忘れたように、雄吉に対して、それに対するなんの遠慮も、払っていないらしかった。

「君の単行本はまだ出ないのかい」と、青木は雄吉がたじたじとすればするほど、揶揄(やゆ)とでもとればとれそうな質問を連発した。まだ三、四篇しか作品を発表していない雄吉に、単行本が出せるわけはなかった。

 雄吉は、向い合って話しておればおるほど、不思議な圧迫を感ぜずにはおられなかった。

 六年憎み続けてきた青木、今ではもう、彼の天分を尊敬したことさえ一つの迷妄だと自分では思っている雄吉にとって、青木はなおある不思議な魅力と威圧とを持っていた。久し振りに顔を見合わした当座こそ、恥かしさに面を挙げ得なかったほどの青木が、紅茶を一杯すすっているうちに、いつの間にか、雄吉の上手に出ているのを感じた。雄吉は、そのことがかなり不快であった。青木が全然失敗の男であり、しかも雄吉に対しては、とても償いきれぬような不義理を重ねていながら、いったん顔を見合わしていると、彼の人格的威圧が、昔のように厳として存在しているのが、雄吉は堪らなかった。雄吉は、どうかしてこの不快から逃れようと思った。が、青木と会ってから三十分にもならないのだから、体(てい)よく別れを告げるわけにもいかなかった。

「どうだい! 君、桑野のところへ行ってみないかい」と、ようやく雄吉は一策を考えた。桑野は、やはり同窓の一人で、作家としていちばん早く世間から認められた男であった。

 青木も賛成した。雄吉は給仕女を呼んで、勘定を払おうとした。すると青木はいつの間にか五円札を持っていて、「いや勘定は俺がしよう」といいながら、女中に五円札を渡した。雄吉は強いて争うべきことでもないので、青木のなすままにした。雄吉は、青木の、そうした弱味を見せないぞ、零落はしていないぞといったような態度が、かなり淋しかった。

 二人は、尾張町から上野行の電車に仱盲俊¥栅取⑿奂贤A羲坞娭螘r計を見ると、ちょうど三時を示していた。明日の四時といえばもう二十五時間だ。二十五時間経てば、青木――雄吉にとっては、永久の苦手ともいうべき危険性を帯びたこの男は、東京にいなくなってしまうのだ。もう少しの辛抱だと思った。そう思っていると、青木は、

「君! 雑誌記者なんて、ずいぶん惨めな報酬だというじゃないか。年末の賞与がたった五円という社があるそうじゃないか。君の方はどんなだい」といった。

 雄吉は、また始まったなと思った。

「僕の方は、そんなでもないな」と、答えながら、心のうちで二十五時間を繰り返した。そして「桑野のところへ連れて行けば、桑野がまたどうにか時間潰しをしてくれるに違いない」と、思った。
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发表于 2003-11-13 23:00:00 | 显示全部楼层
去青松文库,里边有不少小说!
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