【作品名称】:Fate/Zero フェイト ゼロ 全04巻
【作 者】:TYPE-MOON×虚淵玄
【作品语言】:日文
■STORY■
聖杯戦争――それは奇跡を叶える『聖杯』の力を追い求め、7人の魔術師が7人の英霊を召喚して競い合う争奪戦。
三度(みたび)、決着を先送りにされたその闘争に、今また4度目の火蓋が切って落とされる。
それぞれに勝利への悲願を託し、冬木と呼ばれる戦場へと馳せ参じる魔術師たち、だがその中でただ独り、己の戦いに意味を見出せない男がいた。彼の名は言峰綺礼。運命の導きを解せぬまま、綺礼は迷い、問い続ける。なぜ令呪がこの自分に授けられたのか、と。
だが戦いの運命は、やがて綺礼を一人の宿敵と巡り合わせることになる。
それが――衛宮切嗣。誰よりも苛烈に、誰よりも容赦なく、奇跡の聖杯を求め欲する男だった。
Fate/stay nightにおいて断片的に語られるのみだった、10年前の第四次聖杯戦争。士郎の養父が、凛の父が、そして若き日の言峰綺礼が繰り広げた戦いの真相が、いま明らかになる……
■STORY■
ついに冬木市を舞台に開始された四度目の聖杯戦争。悲願を胸に召喚に応じたセイバーこと騎士王アルトリアではあったが、その誇りの在処を巡って、マスターである衛宮切嗣との軋轢は次第に深刻さを増していく。
そして葛藤するセイバーの前に、次々と立ちふさがる強敵たち。呪いの槍を繰るランサーだけでなく、妄執に取り憑かれたキャスターにまで標的とされた彼女は、休む暇もなく熾烈な戦いを強いられる。
さらに、王たる誇りを掲げる彼女を格別に意識して挑みかかってくる二人の英霊――ライダーこと征服王イスカンダルと、アーチャーこと英雄王ギルガメッシュ。
互いに三者三様の王道を競い合うべく、イスカンダルが提示した異例の『闘争』の形とは……!?
激突がさらなる激突を招き、錯綜する因縁にますます加熱するバトルロイヤル。七組の魔術師と英霊が激突し火花を散らす『Fate/stay night』外伝第二巻。
■STORY■
狂気に駆られたサーヴァント、キャスターことジル?ド?レェの暴走により、聖杯戦争の展開は思わぬ方向へと転がり始める。刻々と移り変わる戦況の中で、いよいよ交錯し、入り乱れる群像劇――マスターとすれ違い続けるディルムッド。ライダーの強さを前にして、自らの戦いの意義に悩み始めるウェイバーと、いよいよ遠坂時臣への憎悪に身を焦がす間桐雁夜。そして衛宮切嗣の策謀が非道を極めるのを目の当たりにしたセイバーは、ついに騎士王たる誇りの限界に達する。
一方その頃、己が魂の在り方について葛藤し続ける言峰綺礼は、次第に恩師、時臣の方針から脱線しはじめる。そんな若き神父の苦悩を諫言で玩弄する英雄王ギルガメッシュ。次なる時代を運命づける陰謀の萌芽は、刻一刻と成長を遂げていく……。
風雲急を告げる展開の中、いよいよ佳境を迎える『Fate/stay night』外伝第三巻。一人また一人と力尽きていく乱戦の中、最後の戦いへと駒を進めるのは、果たして――!?
■STORY■
己の迷いに終止符を打つため、いよいよ自らの戦いを開始する言峰綺礼。
周到なるその策略は、瞬く間に聖杯戦争の趨勢を塗り替え、誰もが予期しなかった展開へと導いていく。
見えざる手に翻弄されるがまま、男たちは、女たちは、信念のため、野望のため、或いは守るべき誰かのために、凄絶に命を散らしていく。
綺礼の暗躍を察知した衛宮切嗣は、相手がもはや決して避けられざる宿敵であることを了解し、
覚悟を決めて、その待ち受ける罠に敢然と挑みかかっていく。
そして運命の導きは、二人の男を対決の場に集わせる。
激突する三人の王。その真名を解き放ち咆吼するバーサーカー。
残る全てのサーヴァントが覇を競う熾烈なる最終決戦の最中、ついに業火とともに降臨する聖杯。
秘め隠されてきたその正体が、今、白日の下に晒される……
やがて一人の少年が、運命に出会うその日に向けて――過ぎ去りし日々の物語は、
今、語り継がれた惨劇の真相へと辿り着く。『Fate/stay night』外伝ここに堂々の完結! |