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実際では、日本人は「終止形」をそのまま使用することは少ないと思います。 
一方、「終止形」の場合なら将来を含めてのさまざまな意味を表します。 
このことから、新しい教学手法が思いつきました。 
 
この方法によれば、活用の掴めとか、特に、「劣性語幹」*も思えやすくなったと思います。 
(*劣性語幹とは、帰る、変えるという類です) 
 
開く ak 
開ける ake 
行く ik 
帰る kaer 
変える kae 
見る mi 
罵る nonosir 
 
終止形・連体形の変化手順: 
子音で終わるものは、u をつけます、 
母音で終わるものは、ru をつけます。 
これで一目瞭然になって、劣性語幹の問題も扱いやすくなったかと思います。 
 
連用形の変化手順: 
子音で終わるものは、i をつけます、 
母音で終わるものは、そのままです。 
 
「学生が一段のを連用形で覚えているのだと。。。」とおっしゃられるかもしれませんが、 
実は一段の「る」はある意味余分の存在じゃないでしょうか、まして終止形自体は使うチャンスが少ないですし。 
しかしながら、終止形を使う時つまり「る」をつけての時なら、欧米語の簡単な「原型」ではなくそれより複雑な意味になってきますので、意識的に「る」をつけますから配慮などはあまり要りません(いくら私のruぬき方法で動詞を教えても) |   
 
 
 
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