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前もって五段活用の連用形+て を挙げてまいりましょうか。
合ふ ahu でたとえます。
あひて ahite(古文) あうて aute(西) あって atte(東)
これは大変興味深いですね。。。
ここで、促音便の起こり原因を言わねばなりません。
たつ tatu たちて tatite たって tatte
かる karu かりて karite かって katte
簡単すぎるとおもわざるえません。発話速度が高まると、鋭い音の t, r を te のまえで発音しはしにくくなりますから。
戻りますが、
「あって(東)」は *apite -> atte で
「あうて(西日本俗語)」は (原型!) *aφu + te -> aute
という変化を辿ったものだと推定します。
ここで、そんな活用が登場した時点で、ハ行の音価はそれぞれ、西 φ 東 p でした。 |
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