日本語話し言葉

有雪

  １、てる/てく/とく
～ている：　てる　　「待っているよ：　待ってるよ」

～ていく：　てく　　「連れて行ってください：　連れてってください」

～ておく：　とく　　　「買っておくよ：　買っとくよ」

有雪

２、ちゃ/じゃ/きゃ
　　「ではありません」の代わりに「じゃありません」を使うのが一般的なように、友達同士の会話などではそのような言い方のほうが自然に聞こえるでしょう。
　　
～てはいけない：　　～ちゃいけない　　「食べてはいけない：　食べちゃいけない」
～ではいけない：　　～じゃいけない　　「急いではいけない：　急いじゃいけない」

～てしまう：　　　　～ちゃう　　　　　「食べてしまう：　　食べちゃう」
～でしまう：　　　　～じゃう　　　　　「飲んでしまう：　　飲んじゃう」

～なくてはいけない：～なくちゃいけない「食べなくてはいけない：食べなくちゃいけない」
～なければならない：～なきゃならない　「食べなければならない：食べなきゃならない」

有雪

3、たって/だって
　話し言葉では、「たって」や「だって」がよく使われます。

～ても：　～たって
～でも：　～だって

例：探しても見つからないんだ：　　　　さがしたって見つからないんだ
　　急いでも間に合わないね　：　　　　急いだって間に合わないね
　　いくら言ってもだめなんだ：　　　　　いくら言ったってだめなんだ
　　いつでもひまです　　　：　　　　　いつだってひまです

liuyongfu

大変勉強になりましたどうも

有雪

４、って/て
　　「～と言っていました」は、話し言葉では「～って言っていました」の形がよくつかわ　　れます。

①聞いたこと、考えたことを伝えるときの言い方
　彼女、結婚すると言う話よ。：　　彼女、結婚するんだって（話）よ。
　見合い結婚だと聞いたよ。　：　　見合い結婚だって（聞いた）よ。
　よかったと思ってるんだよ。　：　　よかったって思ってるんだよ。

②もっとはっきり知るために聞くときの言い方
　父：「みんなでアクアランドに行かないか」
　子：「えっ、アクアランドって何？」
　父：「新しくできた水族館だよ。来月の一日に行こう」
　子：「一日って何曜日？」
　父：「来週の日曜日だよ」
　子：「うん、行こう、行こう」

③人やものの性質や名前について話すときの言い方
　サラリーマンと言うのは大変だね。：　　　サラリーマンって大変だね。
　仕事をすると言うことは大変だよ。：　　　仕事をするって大変だよ。
　これ、なんと言う魚？　　　　　　：　　　これ、何ていう魚？