第8回 - v/ c. | t# q2 r" W; P8 x8 Y
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このブログでは、日本の祝祭日についても紹介していきたいと思います。
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2 R# ?# j X4 s5 H1 k 日本の秋は、春とともにとても過ごしやすく、また自然が美しい季節です。中国の方は、桜を見るために4月に日本を訪問される方が多いようですが、秋にも是非来ていただきたいと思います。
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2 [( ~: A6 Q7 \6 X+ e 日本では秋は「文化の秋」「芸術の秋」「読書の秋」と言われ、様々な知的活動をする季節です。私も最近、東京で開催された中国現代美術展、スリランカ仏教芸術展、ピカソ絵画展などを見ました。また秋は、美しい紅葉を見て楽しむ季節でもあります。よく晴れた、すがすがしい日を「日本晴れ」とよんでいます。' }3 e, x; G; ~5 G: a% a8 X
2 p" h7 c; P5 G# @, h9 u' D8 j 11月3日は「文化の日」という祝日で、休みでした。3 Y6 L4 d3 F/ ]# R: w
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毎年、11月3日には、文化勲章の授与式が皇居で行われます。文化勲章は文化(学術、科学技術、芸術も含めて)の分野で特に功績のあった人に授与される勲章で、日本において文化関係では最高の勲章です。1937年に始まり、今年は8名が受章し、合計346名が受章しています。天皇陛下が勲章を授与されます。
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+ M6 x! l& K4 b; A 過去の受章者には、中国とも茶道の交流を積極的にされている裏千家千宗室家元(当時)(現千玄室大宗匠)(1997年)、中国文化(漢字)研究で著名な白川静氏(2004年)らもいます。本年は、中国でも大変人気のある指揮者の小澤征爾氏、日本文学を英語圏に紹介したドナルド・キーン・コロンビア大学名誉教授らが受章しました。
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( ]/ h9 e- S8 j& `- ~% A8 I0 Y また日本政府は、文化勲章とは別に、春と秋の年2回、勲章を授与しています。これは戦後しばらく行われていませんでしたが、1964年に再開され、現在、春秋叙勲として毎年2回、春と秋に勲章が授与されています。今年も、11月3日の日本の新聞各紙は、秋の叙勲で勲章を受章した4028名について一斉に報道しました。
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政界、官界、経済界、学界、芸能界、スポーツ界などの幅広い分野から受章者が選ばれています。その中には、外国40カ国から75名の外国人の受章者が含まれています。日本との友好増進などについて顕著な功労のあった外国人に対して行う叙勲は、外務大臣からの推薦を受けて、内閣で審査を行い、閣議に諮られ、受賞者が決定されます。4 L* m0 F v0 c5 }0 w. ^
# K8 h; V+ S2 t( l, w( }! u. b$ I+ r/ B4 E 今年は、中国人としては、陳錦華・元国家計画委員会主任が旭日大綬章を、周亦卿・香港日本文化協会長が旭日中綬章を、郭存智・広州対外貿易学院日本語学科日本語教授が旭日小綬章を受章しました。また外国にいる日本人も受章しており、その中には香港の柔道館長の岩見武夫氏の旭日双光章受章が含まれています。
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中国においても、中国との交流に携わり、中国の発展に貢献し、友好を増進した日本人が中国政府から表彰されています。本年も、日本と中国との交流に携わっている方々が勲章を受章されたことは誠に喜ばしく、心からお祝いを申し上げたいと思います。(執筆者:井出敬二・前在中国日本大使館広報文化センター所長 注:本稿の中で、意見にわたる部分は、筆者の個人的意見であり、筆者の所属する組織の見解を代表するものではありません) |