本帖最后由 xumh0916 于 2015-8-28 02:43 编辑
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一、ひとすじの道
東山 魁夷：日本画家、随筆家、日本芸術院会員。1969年文化勲章を受賞した。
代表作：「残照」、「道」、「朝明けの潮」；随筆に「わが遍歴の山河」「風景との対話」
二、月夜
瀬戸内 晴海：女流小説家、法名寂聴。日本文芸協会会員、日本ペンクラブ会員。
昭和31年「女子大生?曲愛玲」で新潮同人雑誌賞を受賞；32年＜新潮＞に発表した「花芯」がポルノと評され、一時文壇を遠ざかり。35年、伝記文学に新局面を開いた「田村俊子」で再起。38年「夏のおわり」で第二回女流文学賞を受賞し、作家としての地位を築く。中尊寺で寂聴という法名を得た、53年大律師となる。54年、京都の嵯峨野に「寂庵」を建て、60年、道場「サガノサンが」を開く。
三、砂漠への旅
森本 哲郎：評論家、朝日新聞社記者を経て、現在は文明論から言語のほか、紀行、文芸評論など。
代表作（主な著書）：「文明の旅」、「あいまいな言葉」、「サハラ幻想行」、「言葉への旅」等
「砂漠への旅」は「四季の旅―花のある風景」。
四、友情について
中村 光夫：評論家、劇作家、小説家。明治大学名誉教授、日本近代文学館常務理事。
学生時代から文芸批評に手を染め、11年「双葉停止迷論」で文学界賞を受賞し、新進評論家として認められら、戦後も「風俗小説論」をはじめ多く作家論を発表、カミュの「異邦人」?政治小説などのテーマをめぐり、丹羽文雄、広津和郎らと論争を展開。38年、小説「わが性の白書」や劇曲「パリ繁昌記」、「汽笛一声」を書き、話題となった。42年「贋の偶像」で野間文芸賞受賞、57年文化労働者。
代表作（主な著書）：「谷崎潤一郎論」、「志賀直哉論」、「中島敦研究」、「双葉亭四迷伝」、
「モーパッサン」等。
五、言葉の意味
渡辺 実：京都大学教授を経て、現在、上智大学教授、京都大学名誉教授。文学博士。
代表作（主な著作）：「国語構文論」、「国語文法論」、「枕草子」（注）、「伊勢物語」（注）、「平安朝文章史」、「大鏡の人々」、「現代文解釈の基礎」（共著）等。
六、美しい別れ
渡辺 淳一：小説家、直樹賞選考委員、医学博士。
大学在学中同人雑誌「東橋」に参加。
母の死を医者の目で捉えた「死化粧」で新潮同人雑誌賞を受け文壇にデビュー。
ビデオ?ラジオドラマを執筆。
45年運命の力に翻弄される人間のか弱さを描いた「光と影」で直樹賞を受賞。
55年には「長崎ロシア遊女館」で吉川英治文学賞を受賞。
ほかの代表作：「小説?心臓移植」、「ダブル?ハート」、「女優」、「花埋み」、「ひらひらの雪」、「うたかた」、「二つの性」、「空白の実験室」等。
七、元日のこと
井上 靖：小説家。日中文化交流協会会長。国際ペンクラブ本部副部長。
学生時代に「サンデー毎日」の懸賞小説に「初恋物語」等が入選し。
昭和11年「流転」で千葉亀雄賞を受賞。昭和24年「闘牛」で芥川賞を受賞。
代表作：現代小説として「猟銃」「ある偽作家の生涯」「氷壁」「射程」などがあり、
歴史小説として「風林火山」「淀どの日記」「おろしや国酔夢譚」。
また中国大陸や西域を題材したものに「天平の甍」「楼蘭」「敦煌」などがある。
昭和15年文化勲章を受章した。
昭和55年「井上靖とNHK「シルクロード」取材班」に対して菊池寛賞が与えられた。
八、初秋海浜記
豊島 与志雄：小説家、翻訳家。
東大在学中の大正3年、芥川竜之介?菊池寛?久米生雄と第三次「新思潮」を創刊。そこに揚げた「湖水と彼等」中に、後の知的神秘的な「反大正的」作家風貌はよく現れている。大正期にユゴーの「レ?ミゼラブル」やロマン?ロマンの「ジャン?クリストフ」を翻訳。「生あらば」「反抗」「野ざらし」「人間繁栄」などの作品集を刊行。
晩年の力作は「山吹の花」。随想、評論集に「書かれざるの作品」がある。「近代説話」のジャンルを開拓。また、「夢の卵」「街の少年」「エミリアンの旅」など児童文学。
九、美を求める
小林 秀雄：評論家。昭和42年文化勲章を受章した。
「様々なる意匠」を執筆、「改造」の懸賞募集に応募して二席となった。
代表作（主な著作）：「私小説論」「作家の顔」「蘇州」「無常といふ事」「私の人生観」
「近代絵画」「本居宣長」等がある。
十、日本の耳
大倉 朗：評論家、作曲家。
作品に、歌劇「寝太」のほか多数の交響曲?室内楽曲?ピアノ曲?合唱曲?歌曲等があり、
主な著書に「現代音楽を語る」「自伝北風と太陽」「日本の耳」等がある。
十一、鳥
大江 健三郎：小説家、評論家。日本ペンクラブ副会長、芥川賞選考委員。
東大在学中に「奇妙な仕事」を発表。「死者の奢り」で作家として認め、
1958年「飼育」で芥川賞受賞、新しい文学の旗手的存在となる。
1994年「万延元年のフットボール」「個人的な体験」などでノーベル文学賞を受けた。
初期の短編では、死、挫折、戦争、疫病、監禁などの限界下にある若者の世界を、独特の文体で想像力豊かに追求した。その後、「見る前に跳べ」、「われらの時代」等の作品で現代の青春風景を描き、また人間の自由と連帯、責任のあり方を「青年の汚名」「個人的な体験」等の作品で、更に、「万延元年のフットボール」「みずから我が涙をぬぐいたまう日」等の作品で日本の風土に根ざした人間の深層を追及している。外に「ヒロシマ?ノート」「沖縄ノート」「核時代の想像力」等のエッセー。対談「原爆後の人間」、インタビュー録「世界の若者たち」、ノーベル文学賞記念講演「あいまいな日本の私」もある。
十二、たこになったお母さん
野坂 昭如：小説家、元?参院議員、日本ペンクラブ理事。
1963年「エロ事師たち」を刊行、モラルの世界に彼の思想ははっきり示されている。
1968年戦争?占領体験を描いた「火垂るの墓」「アメリカひじき」両作で直樹賞を受賞。
＜焼け跡闇市派＞を自称として「四畳半襖の下張」裁判で刑事事件の被告となった。
代表作：「一九四五?夏?神戸」「骨蛾身峠死人葛」「死屍川原水子草」「砂絵縛後日怪談」「俺はNOSAKAだ」「日本土人の思想」等がある。
十三、水泥棒
黒井 千次：小説家、日本文芸協会理事、日本近代文学館専務理事、芥川賞選考委員。
1958年「青い工場」を発表、1969年「時間」が芥川賞候補になり、翌年、「時間」によって芸術選奨?文学分門新人賞受賞。1984年、「群棲」で谷崎潤一郎賞受賞。
代表作：「走る家族」「五月巡歴」「隠れ鬼」「星からの一通話」「眠れる霧に」「たまらん坂」短編集「指?涙?音」随筆集「草の中の金の皿」「任意の一点」などもある
十四、海と毒薬
遠藤 周作：小説家、日本文芸家協会理事、にっかつ芸術学院院長、芥川賞選考委員。
1947年「カトリック作家の問題」を発表。1955年「白い人」で芥川賞を受けた。
1966年「沈黙」で谷崎潤一郎賞受賞。
代表作（著書）：「海と毒薬」「イエスの生涯」「侍」「留学」「死海のほとり」などの純文学と、エッセイ「狐狸庵閑話」「ぐうたら人間学」や大衆向けのユーモア小説「おバカさん」「大変だァ」等がある。
十五、いとしのブリジット?ボルト－
井上 ひさし：小説家、劇作家、日本文芸家協会常務理事、直樹賞選考委員、こまつ座座付き作者。
1964年からのNHKテレビの人形劇「ひょうこりひょうたん鳥」の台本で世に知られ、
1969年劇曲「日本人のへそ」で注目された。
1971年「モッキンポット師の後始末」で小説界にもデビュー。
1977年岸田劇曲賞をうけた「道元の冒険」などで喜劇作家の地位を獲得する。
「手鎖心中」で1972年上期の直樹賞を受賞。笑い魔術師、現代の劇作者などと言われた。
1981年「吉里吉里人」で日本ＳＦ大賞受賞。
代表作（著書）：「四十一番目の少年」「おれたち大砲」「青葉繁れる」「木の枕草紙」
「義原始人」「劇作銘々伝」劇曲に「国語元年」「頭痛肩こり樋口一葉」「人間合格」「表裏源内蛙合戦」「珍訳聖書」「小林一茶」などがある。
十六、伊豆の踊り子
川端 康成：小説家、昭和23－40年日本ペンクラブ会長33年には国際ペンクラブ副会長。
43年に日本人初めてのノーベル文学賞を受賞。
「十六歳の日記」が処女作。一高時代最初の伊豆の旅での経験が「伊豆の踊り子」に描かれた。大正10年東大同級生らと第六次「新思潮」を発刊。「招魂祭一景」等を発表。大正13年横光利一と「文芸時代」を創刊、新感覚派の中心メンバーとなる。
代表作（著作）：「感情装飾」「十六歳の日記」「伊豆の踊り子」「雪国」戦後に「千羽鶴」「山の音」「古都」等がある。
十七、城の崎にて
志賀 直哉：小説家、「白樺」を創刊。志賀氏の小説は私小説、心境小説と呼ばれる。
昭和24年、文化勲章を受章。
代表作：「暗夜行路」「和解」「城の崎にて」「小僧の神様」等がある。
十八、赤ままの花
堀 辰雄：小説家、詩人。芥川竜之介、室生犀星に師事。大正15年中野重治らと「驢馬
を創刊、作品や翻訳を載せた。
代表作：「聖家族」「風立ちぬ」「幼年時代」「菜穂子」などがある。
十九、心
夏目 漱石：小説家、英文学者。
処女作「我輩は猫である」によって世に認められ、以後、「ロンド塔」「坊ちゃん」「草枕」「野分」等を発表、文名を高めた。最初の新聞連載小説「虞美人草」の文明批評の視点を継承しつつ、「三四郎」「それから」「門」の三部作に近代人の愛と罪を掘下げ??????
「彼岸過迄」「行人」「こころ」の後期三部作では人間の信と死を追求、自己の過去を照射した「道草」を経て、「明暗」連載中に没した。
評論：「文学論」「文学評論」「現代日本の開化」
二十、忘れえぬ人々
国木田 独歩：詩人、小説家。
始め詩人として「独歩吟」等を発表、ついて「源叔父」を始め「武藤野」「忘れえぬ人々」などをもって小説に転じた。晩年は「竹の木戸」「二老人」。
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发表于 2009-4-28 21:03:20
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