[转帖]印象～Impression～ VOL.２

piaoyongjin

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あいさつ／感じのよい言い方





　あいさつ。漢字で書くと「挨拶」。挨拶の挨には「開く」、拶には「迫る」という意味があります。挨拶とは、字のごとく心を開いて相手に迫ることを意味します。うわあ、マナーの世界では導入部分として使う決り文句を言ってしまいました。


 　さて、今回はあいさつについてです。まず、誰かがドアをノックして入ってくる時の姿をイメージしてください。「失礼します」といって入ってくる人と、黙って入ってくる人、どちらに好感が持てますか？



　一般的にはあいさつをする人のほうが支持率は高いでしょう。それは、あいさつは人間関係の第一歩だからです。相手の存在を認める、心の距離を縮める、なごやかな雰囲気を作るなど、さまざまな効果があります。また、名前を呼ばれたり用事を頼まれたときの「はい」という返事も、存在感ややる気を伝え好印象を与えます。などと研修で話すと、みなさん「そんなことは、わかっている」という面持ちで聞かれます。そこで私はその話の後に復習コーナーを設けて、受講生の何人かを名指しします。復習という響きのせいか、内容についての質問と思われるようで、一律にノートに目を落とされるのが普通です。



「○○さん」

「…」

　ここで、「はい」と返事をしていただくことが復習なのですが、２、３割からしか返事は返りません。頭で「わかる」ことと、それが実際に「できる」ことは違います。あなたは日々の生活の中で、あいさつができていますか？



　私は大学で講義室に入るとき、必ず「おはよう」「こんにちは」と言って入るようにしています。学生は最初、少し戸惑ったような反応を示しますが、続けていくうちに、手を振りながら、講義室に響きわたる声で「おはようございまーす」といってくれるようになります。そうなると臨場感があふれ、「さあ、これから９０分がんばろう」というやる気や連帯感、親近感が互いの中に生まれてくるのがわかります。わずか１０文字にも満たない言葉で、意思の疎通が図れるのですから、あいさつには威力があります。



　そこで、私があみだしたあいさつをするときの方法論を２つご紹介しましょう。

　まず、１つ目は語尾をのばさないことです。あいさつは丁寧にすることが基本です。「ありがとうございますゥ」「申し訳ございませーん」などとやってしまうと、相手を小バカにしていたり、ふざけた印象を与えてしまいます。この「語尾のばし」、実に多いのが現状です。特に２０代の人は男女問わずですよ。意識して語尾を止めるようにしてください。



　２つ目は、一番最初にくる音に少しアクセントをおいて発音することです。たとえば「いらっしゃいませ」という場合、はりきっていうと第２音目の「ら」に力が入り「らっしゃいませ」となりがちです。






     

あ り が と う ←　×

あ り が と う ←　○





魚や野菜など新鮮なものを販売している場合は、勢いがあり注意も引きやすいのですが、一般的には好ましくありません。「つれいいたします」「はようございます」では、おかしいでしょう。第１音目にアクセントをおくことで、言葉がゆっくりでてくるうえに、先ほど言った語尾がのびにくくなります。さらに、「よろしくお願いいたします」を「やらしくお願いいたします」などと言い誤って、オッサンにエッチな妄想を抱かせることも避けられます。



　あいさつも言葉のひとつです。言葉は伝えるために存在します。つまり、相手の心に心地よく響いてこそはじめて生きてくるということです。そしてそのあいさつに応じた表情や声が伴えば、なお好ましいでしょう。



　では本日のおさらいです。



「第一音　ハッキリ言えれば　二重丸」



次回は「表情／笑顔の効用」についてです。楽しみにしていてくださいね。

つづく…

piaoyongjin

印象～Impression～ VOL.３





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表情／笑顔の効用





　さて、今回は「表情」についてです。表情の中でもとりわけ相手の心に影響力を与えるものが「笑顔」です。


 芸能界では新人を発掘するとき「笑顔のいいコを探せ！」というのが通説としてあるそうです。絶世の美人なんだけれど、笑った顔は今ひとつというのより、顔立ちはそこそこなんだけれど、笑った顔がムチャクチャかわいいというコのほうがファンをつかみやすいそうです。笑顔には親しみやすさや、安心感など人の心を和ませる要素があるんですね。



　私が博覧会のコンパニオンをしていたとき、事前にコンパニオン研修がありました。接客をするときのさまざまな心得や注意、ノウハウを教えていただき、練習をするのですが、そのなかで特に強調されたのが「笑顔」でした。鏡を目の前に置き、笑顔を作る練習をします。それがある程度できるようになると今度はビデオ撮影です。ところが、あれだけ鏡の前で練習したにもかかわらず、ビデオとなると、ほとんどの人は固まってしまい、「ホラ、笑ってないでしょ」とトレーナーから注意を受けます。表情は自分が思っているよりも実際は暗いものだということを頭の隅において置かれるとよいでしょう。



　コンパニオン予備軍のときは、笑顔を作る練習をするわけですから、どうしてもぎこちなくなりがちです。けれど、いざ博覧会が始まって、お客様と言葉を交わしたりご案内する段階になると、対象となる相手がいるので、笑顔が自然と出てきます。これは事前の訓練のたまものです。そして、「いっしょに写真を撮ってください」言われるようになったり、お褒めの言葉をいただいたりしているうちに（感謝状やファンレターなるものが届く場合もあり、きゃあきゃあ言いながら皆で読みました）すっかりその気になり笑顔は板についてきます。これは習慣のなせる技です。何事も「訓練」と「習慣」がモノをいうのです。



　練習法ですが、鏡に自分の顔を写してみてください。そこで口を「イ」の形にして、少し微笑みます。ちょっと不自然な感じがしますね。でも、それに耐えて、次にだんだん口を横に引っ張っていき歯がいっぱいに見えるまで開きます。


 
 





鏡に向かって笑顔をチェック！



それを繰り返しているうちに、自分に似つかわしいしい笑顔が徐々にわかってくるはずです。このとき注意していただきたいのは、口元だけで笑わないことです。サービス業に従事している人で、物腰は柔らかく笑顔なんだけれども冷たい感じのする人を見うけます。それは目が笑ってないからです。なんだかこわいですねえ。まず、目で微笑むことを心がけるようにしてください。



　方法論を言いましたが、一番大切なことは、笑顔は誰のためでもなく、自分のために存在するということです。朝一番に笑ってください。辛いときに笑ってください。イヤな気分も軽くなります。自分の心にエールを送れることが、笑顔の最大の効用です。今日一日、自分のためにどれだけ笑いましたか？　その笑顔が相手の心に響くのです。



　では本日のおさらいです。



「微笑めば　心ふんわり　温かい」



次回は「視線」についてです。楽しみにしていてくださいね。

つづく…

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表情／視線





　ここに一人の男性がいて、女性がその男性を見つめているとしましょう。女性が一番最初に見るところは男性の「目」です。その後あちらこちらに視線が移り、最後にもう一度「目」を見るという実験結果が報告されています。さあ、男性の皆さん、心して取り組んでください。今回のテーマは「視線」についてです。



　心理的にやましいことがあるとき、相手の目を凝視できないという経験は多少なりともあるでしょう。あなたは今、パートナーや恋人の目をちゃんと見て話ができていますか？　えっ、できていない？　それは素行に問題があります。ふりだしに戻りましょう。





視線をそらすと・・・



　とはいえ、日本人はじっくり目を見られることに抵抗があるようです。ではどれぐらいの時間なら威圧感がないかというと、せいぜい１０秒ぐらいと言われています。１０秒ほど経ったら、目からネクタイの結び目あたりまで目を泳がせて、また目に返す。これを繰り返すのがよいでしょう。



　私は視力が極端に悪く、両目で０．１あるかないかです。中学のときは、コンタクトをしていず、視力の弱い人にありがちな、目を細めて目つきが悪くなることだけは避けたいと、いつも目を見開いていました。見開いてジッと凝視すると、やや見やすくなることさえ発見したくらいです。（単に集中力の問題なのでしょうが…）。



でも、誰の顔を見るときもジッと見る習慣がついてしまったせいで、男の子に「僕のことを好きなんじゃないか」と勘違いされたことが何度もあり、困った記憶があります。

　なのに、なのに、好きな人だけはジッと見つめられない！！！あぁ、なんてかわいい中学生の私だったんでしょう。









ジッと見つめて

　とにかく、ジッと見つめられる視線に人は弱いものです。私もそうです。もうずいぶんずいぶん前に流行った工藤静香さんの歌に　♪目と目で通じあう。かすかにＮＮ色っぽい。目と目で通じあう。そういう仲になりたいわ♪　というのがありました。通じ合うのは心ですが、それを確認しあう手段として視線があると考えると、何とも秘密めいた奥ゆかしさを感じます。



　ちょっと気にかかる彼女に、なんとかまとめたい商談時に、苦手な隣人と話すときに、ことばより多くを語ってくれるかもしれない視線を、有効に使えるといいですね。



　では本日のおさらいです。



「目で殺す　あなたが好きだと　伝えたい」



次回は「表情／口元」についてです。楽しみにしていてくださいね。

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表情／口元





　異性を見るとき、男性、女性ともに、最初に見るところは、｢目」。　ところが、最後に見るところは、女性の場合は｢目」、男性は｢口元」だそうです。たしかに、口元は色気を表現する部分かもしれません。　そこで、今日は、口元について、お話ししましょう。





への字の口は…



　年齢とともに、万有引力の法則に基づいて、すべてのものは下へ下がります。皮膚も、胸も、ヒップも。そして、口元も。口角が下がるんですね。「へ」の形になってしまう。コレって人相学的にいっても、不幸を招きやすい相なんですって。



　でも、いったん、下がった口角が上がるの？と思ってるあなた。イイ方法があります。いつでも、どこでも、カンタンにできる方法。それは笑うことです。あたりまえすぎますか？でも、笑っているときって、口角は必ず上がってるでしょ。４０代以上のお父さん世代になると、「いつもニチャニチャ笑ってられるか」という人も多いでしょうが、そういう人はふだんから、意識的に口角を少し上げるようにしてみてください。わずかなことですが、毎日繰り返すことで、口角や、それに伴う表情筋が上がり、明るく見えるようになります。



　それでも、下がっているという人は、割り箸を1本、口にくわえて、「イー」と言ってみてください。女優さんなども家で、コッソリしている方法です。食事の後に、お箸をくわえて「イー」。想像するとこっけいですが確実です。



にっこり口元、好印象







　もう一つ、口元の印象に欠かせないものが「歯」。毎日磨いてくださいね。あっ、あたりまえか。でもね、たまにいますよ。営業職や接客業であるにもかかわらず、ニンニクのにおいさせている人。私も香辛料やニンニクは好きなので、食べるなとは言いませんが、食べた後に、はちみつをなめるとか、牛乳を飲むとか、翌日はひんぱんに歯磨きするとか、ガムをかむとか、そういう心がけはしてほしいですね。女性ってけっこう、こういうことチェックしてますよ。



　話は変わりますが、私の前歯、ヘンなんです。前歯2本が、永久歯に、はえかわったときから、真ん中にモンシロチョウの�い点ならぬ、白い点がありました。はえはじめだからと思っていたのですが、いまだに点があるんです。痛くもかゆくもないけれど、どうしてでしょう？大学時代、歯学部の人から、卒論のテーマになりそうだから、一年間、症例としてそばにいて観察させて、などと言われたことがありました。なーんで、一年間も好きでもない人の前で、口開かなきゃいけないのよと思い、オコトワリしましたけれど。



　目は人柄を反映して、口元は品性を反映します。清潔感と考えてもらってもいいかもしれません。あなたはチュウしたいと思わせる口元ですか？



では、本日のおさらいです。



「口角を 少し上げれば 福招く」



次回は「身だしなみ／色彩」についてです。楽しみにしていてくださいね。

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印象～Impression～ VOL.６





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身だしなみ／色彩





　　突然ですが、私、桜が大好きなんです。静かに華やかに咲いたと思ったら、この世に何の未練もないかのように、あっという間に散っていく。美しく、せつなく、あざやかなその咲きざまに、あこがれさえ感じます。

　京都に「哲学の道」という桜の名勝があります。ご存知ですか？東山山麓の桜並木の続く川沿いを、特に散り際の頃歩くと、ロマンチックなんて言葉が陳腐に感じられる、えも言えぬ情景と出会えます。大切な人と、多くを語らず歩きたいスポットです。

　さあ、今日は私達の顔を、桜が咲いたように見せるためのレッスンです。洋服を選ぶとき、たいていの人は、流行色や、自分の好きな色に目がいきます。だけど、ちょっと待って。その色は本当にあなたに似合う色ですか？



　実は、色のよしあしが、印象作りには大きな役割を果たすのです。たとえば、「白」と一言で言えど、白にもいろいろあります。「真っ白」「オフホワイト」など。そして、真っ白が似合う人はオフホワイトは似合わないし、その逆もあります。











どんな色が似合うかな?







　そこで、似合う色をどうして見つけ出すか、ということになります。理屈はたった一つ、顔の真下にくる色が、顔に反射して顔色を左右します。洋服を選ぶとき、顔の下に洋服をあてますよね。その時、頬のあたりが、明るく見える色と、くすんで見える色があるはずです。つまり、明るく見える色が似合う色です。


 

スヌーピーだ！

　男性の場合はネクタイとシャツ、女性の場合は、ブラウスやスカーフに似合う色をもってくるだけで、健康的に見えたり、華やいだりと、◎です。特に初対面の場合、「赤い服を着てた人」「スヌーピーのネクタイをしてた人」というように、色や柄を記憶して、それがその人の印象となるものです。

　これは、イギリスでのお話。自殺の名所と言われる橋があったそうです。政府観光局はどうすればよいか悩みます。専門家に相談したところ、�という橋の色が、人を不安にさせるのではないかとのこと。そこで、�色の橋を明るいグリーンに変えたとたん、観光の名所になったというではありませんか。色には人の心理に及ぼす影響もあるんですね。

冷静で真面目に見せたいときは「紺」、愛情ある人に見せたいときは「ピンク」、明るく社交的に見せたいなら「黄」というような、演出も可能です。



　さて、今年は何色になりましょうか。私はいつだって、あなた色でいたいわ。なんちゃって。

　では、本日のおさらいです。



「似合う色　頬が明るく　見える色」



つづく…　　　　　　







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