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发表于 2004-1-1 23:00:00
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【論評】2003・2004年の経済を回顧・展望する(1)
清華大学経済管理学院の武康平氏と新華社世界問題研究センターの李長久氏はこのほど、2003年の経済動向を回顧するとともに、2004年の経済を展望し、さらなる成長を維持するが、エネルギーと人民元レートの問題が焦点になると指摘する論評を共同で発表した。今日から四回に分けて掲載する。
2003年に入って、中国の経済情勢に微妙な変化が現われた。年初に力強い成長をとげ、イラク戦争とSARS(新型肺炎・重症急性呼吸器症候群)の打撃を受けながらも急成長の基調に変化はなく、中国経済は依然として世界で独立独歩にある。
◆力強い経済成長
中央政府がこの数年来実施してきた積極的な財政政策と安定した通貨政策の効果はすでに現われた。これらの政策・措置は投資の拡大や消費の増大、輸出の奨励、外資の導入、経済成長のけん引にかなり重要な役割を果たし、中国経済の荒波に抗する能力を著しく向上させた。
2003年の第1四半期に経済成長率は9.9%に達し、この6年来で最速となった。経済規模拡大に向けた基本要素がすでに形成されているため、中国経済はイラク戦争やSARSの試練に耐え抜き、第2四半期は6.7%の成長率を維持した。第3四半期に入って経済は急速に上向き、各指標は予想を大幅に上回り、成長率は9.1%を達成した。第4四半期は8.6%前後を維持し、通年の成長率は8.5%を超えると予想される。総じて言えば、2003年の中国経済は急成長の勢いを維持し、成長の基盤が固まったことから、今後3~5年内に繁栄の時期を迎えるだろう。2004年のGDP(国内総生産)は12兆元を超えると予測される。
◆脱却しつつあるデフレ
年初来、消費者物価指数は低水準を維持し、徐々に過去のマイナス成長の局面から脱け出し、中国経済はデフレから脱却しつつある。1月~10月の消費者物価は前年同期に比べ0.8%上昇し、通年の上昇幅は1%以下になると予想される。過去数年間のデフレの1つの基本要因は、実質金利の高い状態が続いたため、企業投資にマイナスの影響がもたらされたことである。2003年にこうした影響はある程度緩和され、中国経済がデフレの影から脱け出す基礎的条件が整った。
2003年の急成長に関しては、経済の過熱やインフレの兆しが現われた、成長速度が速すぎる、投資の増大と通過供給量の増大が急速すぎる、物価が上昇し始めた、といった見方が一部にある。実際、2003年の経済成長は例年とは大きく異なった。経済過熱ではなく、また局部的な過熱でもなく、資源を配置する市場の役割が十二分に発揮されたことで、経済そのものが成長を生み出すメカニズムがほぼ形成されたのである。投資が急速に増大した要因は4つ挙げられる。まず第1は、2002年以降、中国経済が規模拡大の段階に入ったことで、投資が急速に増大する基盤が整った。第2は、各方面で利益を得る機会が増えたことで、企業家の投資願望が増強された。第3は、企業が研究開発能力を強めたことで、経済効率が著しく向上した。第4は、民間の投資が活発になったことである。これは中国経済そのものが成長を生み出す、という新たな段階に入ったことを意味している。経済の正常な邌婴S持され、マクロ経済政策が適切であれば、インフレになることはない。(つづく)
「チャイナネット」2003年12月29日 |
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