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发表于 2004-8-11 05:57:10
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企業在庫9,530億元、マクロ調整が影響[経済]
今年6月末時点で中国国内企業の在庫総額が9,530億元に上り、昨年同月比で2割近くの割合で増加していることが分かった。今春から本格化した政府のマクロコントロールの影響と見られており、企業収益の悪化を招くのは必至。さらに在庫の増加は銀行の不良債権も急増させることになり、中国経済発展のマイナス要因となっているようだ。週刊紙「中国経営報」最新号が伝えた。
国家統計局によると、企業の在庫額は今年2月が昨年比15.7%増。伸び率は毎月高くなっており、6月時点では19.9%に達している。今春から本格化した政府のマクロコントロール政策の時期と重なり、同政策により在庫が急増していることを裏付けている。
■生産台数の9割、深刻な自動車業界
業界別の詳細なデータは明らかにされていないが、昨年2月の時点で在庫がゼロだった冶金業界の在庫総額は787億元に上っていることが分かっている。また、自動車の在庫は総生産台数の89%が在庫となっているとしており、マクロコントロールが支柱産業にも大きく影響していることは間違いなさそうだ。国務院発展研究中心金融研究所の巴曙・副所長は「在庫が出ること自体はよくあることだが、現在の中国のように右肩上がりで伸びているのは異常」と話し、警戒感をあらわにしている。
■銀行の不良資産1,000億元?
在庫の増加は企業の資金難を意味しており、企業にとって哂觅Y金調達をも圧迫するのは必至。投資額の回収が困難になるだけでなく、企業倒産も急増する恐れが出てきている。さらに、企業に資金を融資している銀行側からすると、融資の焦げ付きにもつながり、不良資産が増える可能性もある。巴副所長は「マクロコントロールによる企業在庫の増加で、(銀行が抱える)不良資産は1,000億元に上る」と推計し、危機感を強めている。
また、北京の銀行関係者によると、在庫増で資金回収が困難になれば、銀行自体の資金減にもつながり、今後、貸付基準が厳しくなることも予想され、銀行の業務縮小を招くことになるという。
■「主体的」と「受動」の見極め必要
巴副所長によると、巨額の在庫について、企業が在庫を戦略的に増やしているものと、マーケットに拒否される形で在庫となっているものとを区別する必要があると指摘している。国家統計局の関係者も右肩上がりで在庫の伸び率が上がっていることに注目しており、その原因について分析を始めているという。急激な在庫問題については、中国国内では積極的に伝えられていないだけに、今後、その動向が注目を集めるのは間違いなさそうだ。 |
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