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司馬遼太郎ー「尻啖え孫市(しりくらえまごいち)」

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发表于 2011-1-16 14:41:04 | 显示全部楼层 |阅读模式
あらすじ ...
     岐阜城下に現れた赤羽織の男、雑賀孫市。この男、大の女好きで、京で見かけて一目ぼれした信長の妹加乃に会おうとやってきたのですがこれが勘違い。織田家にそんな娘などはいないのです。が、雑賀衆三千の鉄砲隊を味方につけたい信長。秀吉に命じ一計を案じさせます。そこで秀吉は、織田家末系の娘を調達すると、孫市をじらしつつ、偽者の加乃を一端の娘に仕立て上げようと図ります。が、会っているうちに秀吉は孫市の男っぷりにほれ込むようになり、孫市も秀吉を親友のように感じてくるのでした。
     やがて越前朝倉攻め。孫市は加乃になかなか会わせてくれない秀吉にいらいらしながらも、五十の精鋭を呼び寄せると出陣。みずから采配を古い目覚しい成果を挙げます。実は紀州勢を高く売ろうという宣伝のためでもあり、その点したたかな孫市なのでした。が、やがて信長の妹市の嫁ぎ先浅井家が裏切り挟み撃ちにあうことに。あっという間に退却する信長。秀吉は決死のしんがりを引き受け、孫市もそれに加わると、命からがら危地を脱することに成功します。
     そして京。いよいよ加乃を孫市に会わせることになった秀吉。しかしどこか違和感を覚える孫市。ついに偽者と悟ると、慌てる秀吉を尻目に信長憎し言ってと京を去ってしまいます。ところが紀州へ帰ると京で見た女と偶然に出会うことに。それは仇敵紀(きい)家の娘萩姫。折しも信長と本願寺との間に戦が始まる寸前。その本願寺から孫市を大将に迎えたいとの誘いがきます。信仰心がなく首を振る孫市。が、浄土真宗を信奉する萩姫の頼みを断れず、大将として石山城に向かう孫市でしたが・・・。
コメント ...
     半ば伝説化した武将"雑賀孫市"を主人公にした司馬遼太郎の娯楽歴史小説。その正体はいまだ定かではなく、紀州の豪族鈴木孫三郎が有力視されているようです。いみなは本書では重幸。一説には重秀。ところが、孫三郎の他にも孫一郎、孫二郎がいたとも言われ、なぜ孫三郎が孫市(一)となったのかもまた不明。改名したのだという説もあるようです。
     また、雑賀衆、三千の鉄砲隊、と言われますが、決して一枚岩ではなく、いくつかの郷が独立して散在していたようです。この三千、という数字もどこまで信憑性があるのかは疑問ですが、本願寺に味方して織田信長に大きな痛手を負わせたのは事実。ともかくそんなわけですから、作品では司馬遼太郎氏が、現実の孫市は脇において、その豊かな想像力を元にユーモラスに人物を描いているのが分かります。
     物語は終始孫市を追っていきます。その代わり歴史上のエピソードの描写はやや控えめ。孫市の人物像に迫る、というものではなく、孫市の名を借りて楽しい物語をつくったと言った方が近いかもしれません。なので、歴史ものというよりは冒険ものの感が強いと思います。無論、創作の部分も多く、娯楽作品として十分すぎるほどに楽しめる展開が待ち受けているのです。
     旗指物には日本一の文字。 "何の日本一か分からないがとにかく日本一らしい" 、と、冒頭からおどけた調子で始まるこの物語。呆れるくらいの女好きにして頑固なほどの宗教嫌い。鉄砲の名人にして戦の名人。そんな孫市の冒険談を次々と描写していきます。序盤では京で見かけてほれ込んだ女性を信長の妹と勘違い。のこのこ岐阜まで乗り込みますが逆に信長と秀吉に利用されて違う女をあてがわれてしまうのです。終始頻出してくるこの秀吉。その後は、二人の絆の深さがこのドラマに大いに深みを与えていきます。が、後半では親友となった二人の宿命的な対決も描かれており、戦場でどんな態度を互いに見せるのかが見所の一つとなっています。
     その後も女好きは相変わらずで、萩姫、小みち、と相手を変えていきます。節操がないのに意外に純情で律儀なところもあったりして、そんな恋の行方も気になるところ。
     一方、中盤からは浄土真宗についての記述が増えていきます。作品中にも、読者は退屈かもしれない、とある通り、ちょっと飛ばし読みしてしまいがちなところではあります。しかし、丁寧に読み進めていくと結構な浄土真宗通になっていたりするかもしれません。当時の彼らの動きについては年表で追っていけますが、思想となると意外と知られていないように思います。まあ、浄土真宗への興味は別にしても、終盤、死んでも唱えないと言っていた孫市が "南無阿弥陀仏" とついに念仏を叫ぶところは何とも愉快なシーンではないでしょうか。さらに、それでも "おなごと寝てもよいのか" としっかり念を押すところがまたおかしくてたまりません。
     本作の影響が大きいのでしょうか。その後の他著の孫市像は、どれも豪放で司馬氏のものを踏襲しているように思えます。司馬遼太郎の偉大さが分かる現象です。もっとも、もりじょうなぞは、現実はもっと物静かで理知的な人物ではなかったのかなあ、などと想像しているのですがどうでしうか。いずれにせよ、楽しい作品であり、同名のタイトルで映画化(1969)もされています。主演は萬屋錦之介。秀吉役は確か弟の中村嘉葎雄。運がよければレンタルビデオ屋にあるかもしれません。見たのは昔のことですが、なかなかおもしろかった記憶がはります。探してみてはいかがでしょうか。
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发表于 2011-1-17 13:47:25 | 显示全部楼层
孙市好像和织田信长打过是吧。
司馬遼太郎的这本书好看吗?
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 楼主| 发表于 2011-1-17 20:12:39 | 显示全部楼层
恩,灰常好看,司马的这本书是他老人家少见的娱乐性作品,甚至因此还被孙市的子孙投诉,说祖先被诬成大色魔。。。
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发表于 2011-10-26 08:37:32 | 显示全部楼层
就这样? 没有下文了,楼主不连载了?
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