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本帖最后由 yanwenting 于 2011-4-29 09:02 编辑
英国のウィリアム王子とケイト・ミドルトンさんがきょう結婚式を挙げる。慶事の記事を読みながら皇后陛下の詠まれた歌が胸に浮かんだ。〈かの時に我がとらざりし分去(わかさ)れの片への道はいづこ行きけむ〉。戦後50年が過ぎた年の一首である
英国的威廉王子和凯特密德尔顿将举行婚礼。读者婚礼报道的同时,我回想起了皇后陛下曾咏过的和歌。<曾经错过的人生之路/又将通往何方>。这是战后50周年之际皇后陛下所作的一首和歌。
▼つたない解釈を加えるなら、「あの時に選ぶことのなかった分かれ道の片方は、どこへ通じていたことでしょう」となろうか。人生一般の感慨とも読めるが、民間から皇室に入られた皇后さまの作と思えば、味わいはひとしお深い
若要做出拙劣的解释,意思大概就是“当时在人生分歧点,那未曾选择的人生之路又将通往何方呢”。可理解为是对人生的一般性感慨,但想到这是由民间嫁入皇室的皇后之作,其意味又越发深长。
▼ケイトさんも「庶民の王室入り」で、英国内は祝福の声がしきりだという。今も階級意識の強いお国柄だけに格好の話題らしい。報道は過熱ぎみ、経済効果の試算は840億円と聞いて、半世紀前のミッチーブームを重ね合わせる方もおられよう
凯特也是“平民王妃”,据说英国国内的祝福之声不绝于耳。正因为英国至今都是保留有强烈等级意识的国家,因此这场婚礼引起了极大的关注。媒体有点过于热心的报道,听说预计会产生840亿日元的经济效应,还有人将其与半世纪前的美智子热潮相比较。
▼1993年の6月のこと、欧州取材の機上で隣席の英国紳士に「日本から?」と聞かれた。イエスと言うと「おめでとう」と握手をされた。戸惑っていると「ロイヤルウエディングだよ」。皇太子さま、雅子さまを祝してくれたのだった
1993年6月,在欧洲采访之际,旁边的英国绅士向我提问:“你来自日本?”我回答“是的”,这位绅士随即说“恭喜”,并与我握手。我有点不知所措,他又补充道“我说的是皇室婚礼啊”。原来他是在祝福皇太子和雅子妃。
▼自国、他国を問わず、英国人は「王室ずき」だ。総批評家と言われ目は肥えている。喝采がブーイングに変わりやすいのが、かの王室の宿命らしい。新婦には、甘いばかりのシンデレラ物語ではない
无论是本国的皇室还是其他国家的皇室,英国人都很“喜爱”。他们被称为总批评家,有着很高的鉴赏力。喝彩容易变成倒彩,这似乎是王室的宿命。对于新娘而言,这并不是只有甜蜜的灰姑娘童话。
▼人は誰も、ありえたかも知れない別の人生を「分去れ」のかなたに見送って歩んでいく。ケイトさんもまたしかり。王子と2人、手を携え合う前途を、遠くより祝福申し上げる。
在人生的前进道路上,人都会目送着那曾经可能拥有的别样人生走向彼岸。凯特亦然。我从遥远的日本献上祝福,希望她与王子两人能白头偕老。
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