|
気持ちのふさぐ投稿、と以前小欄で書いた。福島県から会津ナンバーの車で新潟県に出かけたところ、誰かに「帰れ、来るな」と落書きされたという話である。本紙の『気流』欄(東京版)に載った。
之前在本栏中曾经刊载过读者抒发情绪的投稿。本报的『气流』(东京版)栏中刊载过福岛县会津车牌的车到新潟县去时,被不知名人氏在车体上写了「滚、别再来」字样的一则新闻。
◆すると1週間後、新潟県の人からの返信が掲載された。「県民として非常に悲しい。おわびしたい気持ちです」。自分たちも中越地震を乗り越えてきた、被災者のつらさはわかるはずなのに、情けない、と。落書きの君に一番読んでほしい投稿である。
此新闻刊载过后的一星期,本报也揭载了新潟县读者的回响「身为县民深感遗憾,对不起」一文。文中提到我们自己也是经历过中越地震艰苦走过来的,对于灾民的苦,应该更能够感同身受才对,好惭愧。这些话是读者投稿写给那位画押人士的。
◆放射能の風評被害は人や農漁業産品だけでなく工業品輸出にも及ぶ。政府の迅速正確な情報発信は必須としても、受信する側が誤解や過剰反応で「風」を煽(あお)ると被害は広がる。落書きのいたずらでさえ類似の偏見を呼ぶ
辐射外泄的谣言受害者不光是民众及农渔业产品,就连工业产品的出口也受影响。即便政府发布迅速准确的情报,但听取方如果误解或是反应过度的搧风点火的话,只会扩大灾情。光是画鸭也能让类似的偏见发酵。
◆一部海外メディアにも、明らかに誇張と思える記事があった。救われたのは元ワシントン・ポスト東京特派員のポール・ブルースタインさんの言葉である。
一部分国外的媒体也明显夸张的报导不实新闻。幸好有华盛顿邮报的前东京特派记者Paul Blustein先生的一席话,救赎了我们。
◆「この先も鎌倉に住み、米欧メディアに近況を発信して過剰反応を静めたい」「福島県産ホウレンソウが近所の八百屋さんに戻ってくる日が楽しみだ」。一日も早く、その記事が読みたい。
他说:「今后我还是会继续居住在鎌仓为欧美的媒体提供最新情报,以避免大家反应过度」「非常期待福岛县产的波菜回到附近的蔬果店中的那一天的到来」。真想早一天看到他这个期待成真的报导。 |
评分
-
1
查看全部评分
-
|