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女足的胜利
2011-7-12
その名は、豊作を念じて父親が考えたという。沢穂希(ほまれ)さん、32歳。「なでしこジャパン」の主将である。15歳で日本代表になって以来、女子のサッカーを支え続けた功労者が、また一つ誉れを手に入れた。
据说,“穗希”这个名字是父亲起的,意为祈求丰收。现年32岁的择穗希是“巾帼日本队”的主将。她自15岁开始就代表日本参赛,是一直为女足作出贡献的功臣。刚刚,她又立下了一次大功。
女子ワールドカップを戦うなでしこは、地元ドイツを1―0で破り、初の準決勝に進んだ。3連覇を狙う相手は過去8戦して勝てなかった難敵だ。それも、大入りの観衆を向こうに回しての快挙である。
征战女足世界杯的巾帼日本队,在客场以1:0战胜德国队,首次打入世界杯半决赛。德国队是打算本次世界杯实现三连冠的强敌,而日本在以往与对手的8次交锋中从未取胜。而且,这次是在客场大部分观众支援对方的情况下取胜,实在难得。
選手は、震災の映像を見直して大一番に臨んだと聞く。延長戦後半、沢さんが「願いを込めて」相手守備陣の裏に浮き球を放り込む。丸山桂里奈(かりな)選手が走り込み、ぎりぎりの角度から歴史的な決勝点をあげた。疲れた相手の足が届かない、ここしかないというパスとシュートだった。
据报道,选手们临上场前曾再次观看了大地震的录像。在加时赛后程,泽穗希“怀着心愿”往对方的守卫阵营踢入一脚浮球。队员丸山桂里奈冲上前,从一个很刁钻的角度射入了历史性决胜的一球。对方疲惫不堪的队员的脚无法触碰到球。这个过人和射门可谓是千载难逢。
沢さんは男の子の中で強くなった。小学生時代、試合中に「女のくせに」とスパイクを蹴られたことがある。その子は、心でわびているに違いない。代表での通算得点は今大会で78に増え、あの釜本邦茂さんを抜いて最多となった。
泽穗希是在男孩中成长起来的。她上小学的时候,一个男孩子曾在比赛中踢她的钉鞋,还说“女孩子,踢什么足球”。那个孩子如今肯定在心中不停地道歉。因为泽穗希在这次比赛结束后,总积分达到78分,已经超过釜本邦茂成为日本积分最高的足球选手。
サッカーは長らく「男のスポーツ」だった。沢さんにも女子ゆえに出られなかった試合がある。悔しさは練習とゲームにぶつけるしかなかった。その背中を見て、女の子が当たり前にボールを追い始めている。
足球在很长一段时间里都被看作是“男人的运动”。泽穗希也曾因为自己是女性而无法参加某些比赛。难过的心情只能通过练习和比赛来消解。看着男孩子们的背影,泽穗希毅然决心投身专业足球运动。
アトランタ五輪で惨敗、続くシドニーは出場もできず、廃部が相次いだ低迷期がある。沢さんらはドイツ戦のように耐え忍び、見事に盛り返してみせた。何本もの青い穂に大粒の「なでしこ人気」を実らせて。
日本女足曾经历了亚特兰大奥运的惨败、接着又无缘悉尼奥运、俱乐部球队相继解散等低潮期。泽穗希等选手就像跟德国队的这场比赛一样,默默忍耐,最终取得辉煌胜利。青青的稻穗,结出了大颗的“女足热潮”。
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