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青春和歌
2012-1-16
いさぎよい紅一点。〈機械科で男子の中に女子一人それを覚悟で目指す夢あり〉と山口県の高校1年水津梨亜奈(すいづ・りあな)さんは詠んだ。愛知の高3曽山真帆さんは〈駆け寄られ「せんせい、あのね」と言われたらさらに高まる保育士の夢〉とうたう。
清新脱俗一点红。“济济男子中,唯我女儿身。高校学机械,此乃我目标。”这首和歌的作者是山口县高中一年级学生水津梨亚奈。而来自爱知县的高中三年级学生曾山真帆的作品则是这样写的:“小童跑身旁,唤一声‘老师’。幼儿教师梦,愈发变坚定。”
いつもこの季節に東洋大学から届く「現代学生百人一首」が今年で25回になった。繊細に、粗削りに、過ぎゆく青春を三十一文字(みそひともじ)にとどめた応募は累計で100万首を超える。
每年这个时候,东洋大学都会公布入选“当代学生百人一首”的作品。这个活动今年已经是第25届了。这些或纤细或粗粝地把自己正流逝的青春写进31个文字中的应征作品累计已经超过了100万首。
今回はやはり震災を詠む歌が目立つ。〈被災地となった故郷を前にして震える母の肩を支える〉高2辻本有紀。被災地にゆかりのない人も惨状に胸を痛めた。〈顔知らぬ名前も知らぬ人達に生きててほしいと願った三月〉高2門脇優衣(ゆい)。
今年不例外,吟诵东日本大地震的作品备受瞩目。“故乡在眼前,已成受灾地。母亲身颤抖,我扶她双肩。”(辻本有纪 高二)。这让与灾区相隔千里的人们也对灾区的惨状感到无比心痛。“素不相识者,素未谋面者。那一个三月,祈求其平安。”(门胁优衣 高二)
そんな厳しい時代だが、若い感性はしなやかだ。〈夏空に白くたなびくバスタオル遥(はる)かに見える雲と重なる〉高3高橋昂太郎。〈飲みかけのラムネのビンを傾けるガラスのなかで揺れた夏空〉高1山内(さんない)志織。
尽管去年是调子灰暗的一年,但年轻人的感性还是异常丰富的。“夏日青空下,白色浴巾挂。天上白云飘,彼此分不清。”(高桥昂太郎 高三)。“弹珠清凉水,刚喝一小半。瓶子放倾斜,夏空瓶中摇。”(山内志织 高一)。
とはいえ頬杖をつくことも。〈いつの間に大人と呼ばれる歳になりあたしはわたしに置いてかれてる〉大学2年結城舞子。さびしいときには〈「おかん、おれ」意味なく電話してしまいテレカが尽きる寮のおきまり〉高2小見山智。
也有让人低头深思的作品。“不知不觉间,已到成年岁。我不想成年,置之不去理。”(结城舞子 大二)。感到孤独的时候,“‘妈妈,是我’,无事打电话。电话卡打光,宿舍都这样。”(小见山智 高二)。
もちろん人を恋う歌も多い。〈会えるかな淡い期待をそっと抱きあの道今日も遠回りする〉高3十川栞(そがわ・しおり)。小学生の部に〈雨を行く新幹線の窓ガラス走れ走れ雨つぶねずみ〉5年小林真夕(まゆ)。情景が目に浮かぶ。横に走るねずみ君たちを応援したくなる。
当然,描写恋爱的作品也很多。“能否遇上他?心中暗期待。那条远道路,今天又去绕。”(十川栞 高三)。在小学生组中有这样一首作品:“雨中新干线,车窗有奇景。雨滴小老鼠,不停向前奔。”(小林真夕 五年级)。看着这首诗,眼前场景栩栩如生。简直想给往前跑的小老鼠们加油了。 |
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