天声人语 20121128 琵琶湖畔的新党

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琵琶湖畔的新党
2012-11-28
　電卓をたたいて、意外に小さいと思った。滋賀県の面積に対する琵琶湖の割合である。県地図に開（あ）く青い大穴は３割を占める趣なのに、実は１７％弱。淀川流域１５００万人の水を賄う存在感が大きく見せるのだろう。
　　按按计算器，发现数字比想象的要小得多。我说的是琵琶湖占滋贺县面积的比例。开在县地图中的蓝色大坑看上去占了3成的面积，但实际上只占17%。大概是淀川流域提供1500万人的饮水，所以强大的存在感使琵琶湖看上去显得更大。
　水がめの番人、滋賀県知事の嘉田由紀子（かだゆきこ）さん（６２）が、卒原発を掲げて「日本未来の党」をつくる。京大在学中から琵琶湖を愛する環境社会学者でもある。若狭湾の原発群で大事故があれば、水源が汚染されるとの危機感が原点にあるらしい。
　　这个大水缸的看守人，现年62岁的滋贺县知事嘉田由纪子宣布成立“日本未来党”，打出终结核能发电的旗号。她也是一名环境社会学者，从在京都大学读书时开始就对琵琶湖有很深的感情。想来她成立日本未来党的出发点是源于一旦若下湾的核电群发生大事故，琵琶湖的水源就会受到污染的危机感。
　脱原発を訴える各陣営で、発信力が高そうなのは日本維新の会の橋下徹氏だった。ところが、石原慎太郎氏を代表に迎えるにあたり、橋下氏の歯切れは悪くなる。「仲間を失った」という思いが、嘉田さんの背中を押したようだ。
　　在诉求去核电的各方阵营中，原本比较引人瞩目的是日本维新会的桥下彻。然而自从迎来了新代表人石原慎太郎，桥下的态度就暧昧起来了。看来是“痛失盟友”的感觉促使嘉田站出来组党。
　新党の動きに早速、小沢一郎、亀井静香、河村たかしの各氏ら、ひと癖ある政治家が呼応し始めた。誰の仕掛けか、生臭くもある。衆院選公示まで１週間、どこも「政策より議席」の実戦モードに入った。
　　对此新党的组建，小泽一郎、龟井静香、河村隆等一些颇具个性的政治家纷纷表示支持。也有人怀疑这是某人所使的手段。离众议院公示还有一周，全国各地都进入了“先议席后政策”的实战状态。
　雨後の竹の子の第三極はこれで、「強い日本」を志す維新の会と、嘉田さんを顔に、脱原発で手を握るグループに大別される。彼女が言う通り、福島の事故を受けた初の国政選挙で、原子力の未来がとことん論議されないのはおかしい。
　　日本政坛作为雨后春笋的第三势力，由此分裂为高举“强大日本”旗号的维新会和把嘉田推到前台的，以去核电为纲要的阵营两股势力。正如嘉田所说，在福岛核电事故发生后的第一次国政选举，不把日本将来如何处置核能问题讨论透彻是不可思议的。
　かなりの国民が原発からの卒業を望んでいる。しかし、このまま票が分散しては、思いが政治に伝わらない。関西発が続くが、永田町の力学を離れて選択肢が増えるのはいい。琵琶湖が結ぶ絆も、その一つである。
　　相当多的国民希望告别核能发电。然而，票数如此分散下去的话，想法将无法反映到政治上。关西势力在持续抬头，离开永田町的争斗，让国民有更多的选择项也是好的。这个由琵琶湖结成的纽带也是其中之一。

cindyfy1

優れた文章だ、いい勉強二なった。日本語はちょっと難しい。幸いにもしたで中国語の訳文ある