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发表于 2005-5-23 18:17:45
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(第4章)
道は、
冲(むな)しけれども之を用いて或(つね)に盈たず、淵として万物の宗に似たり。
其の鋭を挫き、其の紛を解き、その光を和らげ、其の塵(よご)れを同じくす。
湛として或に存するに似たり。吾れ誰の子なるかを知らず。帝の先に象(に)たり。
道。冲而用之或不盈。淵兮似萬物之宗。
挫其鋭。解其紛。和其光。同其塵。
湛兮似或存。吾不知誰之子。象帝之先。
(第5章)
天地は不仁、万物を以て芻狗(すうく)と為す。
聖人は不仁、百姓を以て芻狗と為す。
天地の間は、其れ猶お*籥(たくやく)のごとき乎。
虚にして屈(つ)きず、動きて愈いよ出ず。
多言なれば数(しば)しば窮す、中を守るに如かず。
天地不仁。以萬物爲芻狗。聖人不仁。以百姓爲芻狗。
天地之間。其猶*籥乎。
虚而不屈。動而愈出。多言數窮。不如守中。
(第6章)
谷神、死せず。是れを玄牝と謂う。玄牝の門、是れを天地の根と謂う。
綿綿として存するが若く、之を用いて勤れず。
谷神不死。是謂玄牝。玄牝之門。是謂天地根。綿綿若存。用之不勤。
(第7章)
天は長えに、地は久し。天地の能く長えにして且つ久しき所以の者は、
其の自ずから生ぜざるを以ての故に能く長えに生ず。
是を以て聖人は、其の身を後にして身先んじ、其の身を外にして身存う。
其の私無きを以てに非ずや、故に能く其の私を成す。
天長地久。天地所以能長且久者。以其不自生。故能長生。
是以聖人。後其身而身先。外其身而身存。非以其無私耶。故能成其私。
(第8章)
上善は水の若し。水は善く万物を利して争わず、腥摔螑櫎嗨藙Iる。
故に道に幾(ちか)し。居るには地を善しとし、心は淵きを善しとし、
与にするは仁なるを善しとし、言は信あるを善しとし、正は治まるを善しとし、
事は能あるを善しとし、動くには時なるを善しとす。
夫れ唯だ争わず、故に尤(とが)め無し。
上善若水。水善利萬物而不爭。處腥酥鶒骸9蕩嘴兜馈
居善地。心善淵。與善仁。言善信。正善治。事善能。動善時。
夫唯不爭。故無尤。
(第9章)
持して之を盈(み)たすは、其の巳むるに如かず。
揣(う)ちて之を鋭くすれば、長く保つべからず。
金玉、堂に満つるも、之を能く守る莫し。
富貴にして驕れば、自ずから其の咎を遺す。
功遂げ身退くは、天の道なり。
持而盈之。不如其巳。揣而鋭之。不可長保。金玉滿堂。莫之能守。
富貴而驕。自遺其咎。功遂身退。天之道。
(第10章)
営魄に載りて一を抱き、離るること無からんか。気を専らにし柔を致(きわ)めて、能く嬰児たらんか。
玄覧を滌除(てきじょ)して、能く疵(そこな)うこと無からんか。民を愛し国を治めて、能く無為ならんか。
天門、開闔(かいこう)して、能く雌と為らんか、明白にして四達し、能く無知ならんか。
之を生じて之を畜(やしな)う。生じて有せず、為して恃まず、長じて宰せず、是れを玄徳と謂う。
載營魄抱一。能無離乎。専氣致柔。能嬰兒乎。
滌除玄覧。能無疵乎。愛民治國。能無爲乎。
天門開闔。能爲雌乎。明白四達。能無知乎。
生之畜之。生而不有。爲而不恃。長而不宰。是謂玄徳。
(第11章)
三十幅、一轂(いっこく)を共にす。其の無なるに当って車の用有り。
埴(ねばつち)を挺(こ)ねて以て器を為る。其の無なるに当って器の用有り。
戸*(こゆう)を鑿(うが)っては以て室を為る。其の無なるに当って室の用有り。
故に有の以て利を為すは、無の以て用を為せばなり。
三十幅共一轂。當其無有車之用。
挺埴以爲器。當其無有器之用。
鑿戸*以爲室。當其無有室之用。
故有之以爲利。無之以爲用。
(第12章)
五色は人の目をして盲(めし)いしむ。五音は人の耳をして聾(みみつぶ)れしむ。
五味は人の口をして爽(そこな)わしむ。
馳騁田猟(ちていでんりょう)は人の心をして発狂せしむ。
得難きの貨は人の行いをして妨げしむ。
是を以て聖人は、腹の為にし、目の為にせず。故に彼れを去てて此れを取る。
五色令人目盲。五音令人耳聾。五味令人口爽。
馳騁田猟。令人心撥狂。難得之貨。令人行妨。
是以聖人。為腹不為目。故去彼取此。
(第13章)
寵辱(ちょうじょく)に驚くが若くし、大患を貴ぶこと身の若くすと謂う。何をか寵辱に驚くに若くすと謂う。
寵を下と為し、之を得ては驚くが若くし、之を失いては驚くが若くす。之を寵辱に驚くが若くすと謂う。
何をか大患を貴ぶこと身の若くすと謂う。吾れ大患有る所以の者は、吾身有るが為なり。
吾れ身無きに及びては、吾れ何の患(うれ)いか有らん。
故に貴ぶに身を以てして天下を為(おさ)むれば、若(すなわ)ち天下を寄すべし。
愛するに身を以てして天下を為むれば、若ち天下を托すべし。
寵辱若驚。貴大患若身。何謂寵辱若驚。寵爲下。得之若驚。失之若驚。是謂寵辱若驚。
何謂貴大患若身。吾所以有大患者。爲吾有身。及吾無身。吾有何患。
故貴以身爲天下。若可寄天下。愛以身爲天下。若可托天下。
(第14章)
之を視れども見えず、名づけて夷と曰う。之を聴けども聞こえず。名づけて希と曰う。
之を搏てども得ず。名づけて微と曰う。此の三者は致詰すべからず。故に混じて一と為す。
其の上は*(あきら)かならず、其の下は味からず、縄縄として名づくべからず。無物に復帰す。
是れを無状の状、無物の象と謂う。是れを惚恍と謂う。
之を迎えて其の首を見ず、之に随いて其の後を見ず。
古の道を執りて以て今の有を御む。能く古始を知る、是れを道紀と謂う。
視之不見。名曰夷。聽之不聞。名曰希。搏之不得。名曰微。此三者。不可致詰。故混而爲一。
其上不*。其下不昧。繩繩不可名。復歸於無物。是謂無状之状。無物之象。是謂惚恍。
迎之不見其首。随之不見其後。執古之道。以御今之有。能知古始。是謂道紀。
(第15章)
古の善く士たる者は、微妙玄通にして深きこと識るべからず。
夫れ唯識るべからず、故に強いて之が容を為す。
豫として冬に川を渉るが若く、猶として四隣を畏(はば)かるが若く、
儼(げん)として其れ客の若く、渙(かん)として氷の将に釈(と)けんとするが若く、
敦として其れ樸(あらき)の若く、曠(こう)として其れ谷の若く、混として其れ濁(にごりみず)の若し。
孰(た)れか能く濁りて以て之を静めて、徐(おもむろ)に清むや。
孰れか能く安らかにして以て之を動かして、徐に生ずるや。
此の道を保(いだ)く者は、盈(み)つるを欲せず。
夫れ唯だ盈たず、故に能く敝(やぶ)れて新たに成る。
古之善爲士者。微妙玄通。深不可識。夫唯不可識。故強爲之容。
豫兮若冬渉川。猶兮若畏四隣。儼兮其若客。渙兮若氷之將釋。
敦兮其若撲。曠兮其若谷。混兮其若濁。
孰能濁以靜之徐清。孰能安以動之徐生。
保此道者。不欲盈。夫唯不盈。故能敝而新成。
(第16章)
虚を致すこと極まり、静を守ること篤く、万物並び作(おこ)れども、吾れ以て復るを観る。
夫れ物は芸芸(うんうん)たるも、各おの其の根に帰る。
根に帰るを静と曰い、是れを命に復ると謂う。命に復るを常と曰い、常を知るを明と曰う。
常を知らざれば、妄作して凶なり。常を知れば容る。容るれば乃ち公なり。
公成れば乃ち王たり、王なれば乃ち天なり。天なれば乃ち道なり、道なれば乃ち久し。
身を没するまで殆(あや)うからず。
致虚極。守靜篤。萬物竝作。吾以觀復。夫物芸芸。各歸其根。
歸根曰靜。是謂復命。復命曰常。知常曰明。不知常。妄作凶。知常容。容乃公。
公乃王。王及天。天及道。道及久。没身不殆。
(第17章)
大上は下之れ有るを知るのみ。其の次は親しみて之を譽(ほ)む。
其の次は之を畏(おそ)れ、其の次は之を侮る。
信足らざれば、信ぜられざる有り。
悠として其れ言を貴(わす)れ、功成り事遂げて、百姓、皆な我れを自然と謂う。
大上下知有之。其次親而譽之。其次畏之。其次侮之。
信不足焉。有不信焉。
悠兮其貴言。功成事遂。百姓皆謂我自然。
(第18章)
大道廃(すた)れて仁義有り。知慧(ちえ)出でて大偽有り。
六親(りくしん)和せずして孝慈有り、国家昏乱(こんらん)して忠臣有り。
大道廢。有仁義。知慧出。有大偽。
六親不和。有孝慈。國家昏亂。有忠臣。 |
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