| 
 | 
 
  東 西 南 
: m7 }5 k$ x' l 
) ^( x, p" ~( I  奥さんが,子供(こども)を抱(だ)いて,表(おもて)でひなたぼっこをしていますと,道(みち)を通る(とおる)人が,子供を指差し(ゆびさし),  「ほんとに,この子(こ)は,東西南(とうざいなん)じゃなあ。」  といって通ってゆきました。  奥さんは,誉(ほ)められたと思い,嬉(うれ)しそうに家(いえ)に入ると,ご亭主(ていしゅ)に言いました。  「のうのう,おまえさん。どこの人か知らないが,この子のことを,東西南じゃと,とても誉めていかれましたぞ。」  というと,ご亭主,  「風呂(ふろ)にでも入れて,表へつれてでな。東西南とは,北(きた)ないということだぞ。」 
: k% u, Q! {- {- Z3 l. d: t- G) E( R. F- D9 v9 ~( y" h  y/ l 
中译文:                东西南* i4 f5 }/ u' v8 K$ z2 L' O& X( O 
  夫人抱着小孩在外面晒太阳,有一个过路人手指着孩子说道:“这孩子真是东西南啊!”说完就走了。4 C! T" t# S5 c  x0 q8 X1 ` 
  夫人以为人家是夸奖孩子,高高兴兴地回到家对丈夫说:“喂,你瞧啊,有一个不知哪里的人说这孩子是东西南,特别夸奖他呢。” 
# l! N, ~1 {6 |( h3 W+ N/ W; b. G3 b  丈夫听了之后说道:“你带孩子出去时,要先给他洗洗澡啊。所谓东西南,就是没有北,这是说脏的意思啊。” 
- ~+ ^4 u3 v+ s: ^; J  (注:在日语中“没有北”[北(きた)ない]与“脏”[汚い(きたない)]发音相同。)( M+ k3 p3 T8 `" u 
' k& v! g: }: }7 ?6 U( t; n9 \ 
 
/ O- f& d* G: |/ K8 k# J6 b' q* a. M/ P 
つ も り9 P1 e, F& ~% S. S 
 
, O  W* c6 N9 z0 I7 P/ B* p1 V  あるけちん坊(ぼう)な男がおりました。  毎日毎日,ご飯どきになると,うなぎ屋(や)の前へでかけていっては,腹(はら)いっぱい匂い(におい)を嗅ぎ(かぎ),家へ飛んで帰って,ご飯を食べるのでした。  それに気がついたうなぎ屋の親父(おやじ)は,「なんちゅうけちだ。よし,あのようなやつから,匂いの嗅ぎ賃(ちん)を取ってやろう。」と,さっそく帳面(ちょうめん)につけておき,月末になると,嗅ぎ賃を取りにやってまいりました。  すると,けちんぼうな男は,「おれは,うなぎ屋に借金(しゃっきん)はないぞ。」  「いやいや,これは,かば焼きの嗅ぎ賃でございます。えー,しめて八百文。匂いを嗅いで食べたつもりになっていられますので,こちらも,食わせたつもりで銭(ぜに)を取りに来ました。」  うなぎ屋が,すましていうと,男は仕方(しかた)なく,懐(ふことろ)から八百文取り出し,いきなり板(いた)の間(ま)へほうり出しました。  チャリン。  お金(かね)が,けいきのいい音をたてるのを聞いてから,けちんぼうな男は,  「それ,取ったつもりで,銭の音を聞いて,帰(かえ)んな。」% o( @. S7 M; S 
 
% k. w+ h3 o/ E$ h中译文:               只当是…… 
( `: q& {- D3 G+ u  过去,有一个很吝啬的人。1 N* r* {' P" M, A* E9 g% U5 U; A 
  每天一到吃饭时间,他就到烤鳗鱼店的前边去,足足地闻够了香味儿,然后就飞快地跑回家,赶紧吃饭。" k) }2 S- P( ?" {6 S0 y$ } 
  烤鳗鱼店的老板发现了这件事,心里想:“这个人太吝啬了。好啊,既然他是这样的家伙,我就去收他的闻味钱。”% I+ f9 s# Q( @6 ]2 z/ O" b 
  于是就马上记帐,到了月底,就到那个吝啬鬼家里收钱去了。% @* C, t6 g0 d$ D! ] 
  吝啬鬼说:“我没欠烤鳗鱼店的钱。”$ v3 q5 E1 f/ ~/ G! ]& y8 e3 M' q 
  “不,不,这是烤鳗鱼的闻味儿费。共是八百文。因为您闻了味儿就只当是吃了,所以我们也就只当给您吃了,因此才来收钱。” 
% ]* N; e5 x9 w* h' ~  烤鳗鱼店的老板说得一本正经,吝啬鬼没办法,于是从怀中掏出了八百文钱,猛地摔在地板上。5 A* b, M% ?2 h7 G$ L; h* a9 n 
  当啷——!7 F/ \& x6 N2 T( G 
  随着那钱发出一声清脆响亮的声音,吝啬鬼大声说道:“好啦!你就只当是收了钱,听听这声音,就回去吧!” 
" z5 i2 ?8 x) F: h: c6 P 
) V* l/ T  }, o2 y# C8 x' {, ~7 Y( H7 i4 D" F6 V0 ?+ s 
 
+ J- U. F' N% ]遺言(ゆいごん)0 K; u1 r# G' U8 a 
 
& {) ^; x5 b4 G9 v7 u  あるところに,たいへんへそまがりな息子(むすこ)がおりました。  親父(おやじ)が病気になり,もう死ぬという時に,息子を呼んで,  「もはや,わしも,この世(よ)におさらばじゃ。いっておくが,わしが死んでも,必ず(かならず)、葬式(そうしき)などはするなよ。こもに包んで(つつんで),川(かわ)へながせ。」  と,心にもないことを言いました。  実は,この親父,前前(まえまえ)から,息子のへそまがりぶりを知っていましたから,遺言(ゆいごん)は,反対(はんたい)の事を言っておけば,立派(りっぱ)な葬式をするだろうと思ったのです。  ところが,親父の遺言をじっと聞いていた息子,  「安心してください。これまで,親(おや)のいうことは,何一つ(なにひとつ),聞かなかったから,せめて,一生(いっしょう)に一度ぐらいは,言われた通りにしましょう。」0 H# M8 s: o9 ^ 
 
' B# U. Z, i8 w/ i中译文:                遗 嘱 
% s" h$ t  M9 H* }1 b  在一个地方,有一个脾气很倔的儿子。7 \5 E; X* I  u% c. E 
  父亲生病临死前,将儿子叫到身边说:“我已经快要告别这个世界了,记住,我死后一定不要举行葬礼。把尸体卷在草席里扔到河里去。” 
; o; q* r* b6 U4 _- K) C+ e# w) O  其实,这些并不是父亲的真心话。他早就知道儿子和人做对的怪脾气,所以想如果在遗嘱中说反话,也许能够使儿子为他举行一个隆重的葬礼。 
4 m% I4 _1 `+ \6 r  可是,儿子认真地听了父亲的遗嘱后说道:“请您放心。以前我没有听过父母的一句话。至少,在一生中,我要有一次按照您说的去做。”# n( O) j0 N6 S( k. { 
 
' e$ M2 G2 W+ J6 c  M: Q$ Y: q0 s1 ^7 T- o/ b 
 
# y( c' t- A" P# X6 Q1 l( N# u9 [やぶ医者1 Y% E9 u6 q) ? 
; r8 e) a% Z, p9 C' @ 
  向こうから,お医者(いしゃ)がやってきました。  そこへ店(みせ)の小僧(こぞう)が,かけてきてぶつかり,医者は,弾み(はずみ)でで転(ころ)んでしまいました。  「ああ,危ないではないか,これ。」  医者は立ち上がって,小僧の襟首(えりくび)をつかまえ,手をあげて叩(たた)こうとしますと,小僧が,  「足で蹴(け)るのは構(かま)いませんが,手でぶつのだけは,ご勘弁(かんべん)ください。」  と言います。  医者は,可笑(おか)しなことを言うものだと思って,  「はて,なぜ,そのようなことを言う?」  と聞くと,小僧,  「足で蹴られても,命(いのち)はなくなりませんが,お手にかかると,とても助(たす)からないと,もっぱらの評判(ひょうばん)でございますから。」& N, p$ D0 r4 n+ h# c% R& W, p! X 
 
, T, _) L, f# }  D8 w  E中译文:                庸  医7 Y' `% O) Y) ] 
  从对面走来一位医生,正在这时,店里的小伙计跑过来撞上了他,医生一下子被撞倒在地上了。& k# r# M: _+ N% D5 p- [& ] 
  “啊,这不是太危险了吗?” 
; a6 |; w. K- j) Z" m4 F3 Q  医生站起来,揪住小伙计的脖颈抬手就要打。小伙计说道:“用脚踢没有关系。请您饶了我,就是别用手打。” 
0 ?7 k- U4 R; B  医生觉得他说这话很奇怪,就问他:. F5 \- s% U8 A/ `( g 
  “你为什么这么说话?”; i, Y3 K4 k. o$ k 
  小伙计回答说:“挨您脚踢,总不至于丢了性命,人家都说,要是落到您的手里,那可就没救了。” 
/ x) R$ {# v/ m& x2 S 
& x8 w" Q/ i7 z$ b0 k7 I1 ^; g" `9 P8 @7 `) l 
1 u" w  ]# G- {0 c$ H 
表  札 
5 F0 D4 N0 c7 Q2 \& b* C, ]* ?* B9 U+ S8 ^0 K4 w. ]4 p7 h0 T' _ 
  お盆休み(ぼんやすみ)に帰ってきた者(もの)同士(どうし)は,お喋り(おしゃべり)をしております。  一人の男が,  「おれのところの主人(しゅじん)ほど,物覚え(ものおぼえ)の悪い主人はいないぞ。」  というと,ほかの男,  「はて,そりゃあなぜだい。」  「うん,いつもいる奉公人(ほうこうにん)の名前を,二度も三度も聞いても,まだ,覚えられねえそうで,紙に書きつけているのだ。」  すると,そばからほかの男が,  「お前のところの主人は,まだよいほうだぞ。おれんとこのだんなは,そんなどころのさわぎじゃねえな。自分の名前を忘れるそうで,板へ書いて,表(おもて)の門(もん)のところに,釘(くぎ)でぶっつけておくんだから……。」 
4 L" Z$ F  Q5 T( h( {8 Q8 e$ X& {: k0 m$ t' p 
中译文:                铭  牌( g4 u, a8 q. U 
  盂兰盆节休假回家的人们正在闲聊。( {+ \9 ?& E9 a; F8 G 
  一个男人说:5 |1 s' U7 ]2 x, v 
  “没有比我们那位主人记性更坏的主人啦!” 
: l0 U5 C2 G1 i6 M3 X6 h  另一个男人问: 
: M& c" a% J# b. f  h  “哎,那是为什么呢?” 
) y7 J: M7 B* S# O* d' U  “告诉你啊,长期在他家干活的伙计的名字,他问了两三遍好象还记不住,于是就写在纸上。”( T; M0 |$ l$ N2 I 
  听了这话,旁边又有一个男人说道: 
8 u8 `: |1 M! ]" v( b) M  “你们主人还算好的呢?我们家的老爷,那就更厉害啦。好象是连自己的名字也记不住,于是就写在一块木板上,用钉子钉在大门口……。”: i. ^3 s3 c. q; T, |( | 
% \: V. c! I* ^. v# b4 l4 b  _ 
0 @2 i8 I' y5 I+ ~8 S 
 
$ p' e! x% C8 e0 L8 _6 b, ]留  守9 j! R# q  t/ N  t3 I 
 
/ S. T7 q/ P& C& N" V  「ごめんください。」  「誰だ?」  「へい,横町(よこちょう)の米屋(こめや)でございます。お勘定(かんじょう)をいただきにまいりました。」  「ああ,米屋か。留守(るす)じゃ。」  確かに中から浪人(ろうにん)の声がします。  米屋は,指に唾(つば)をつけ,障子(しょうじ)に孔(あな)を開(あ)けて覗(のぞ)く確かに浪人がこたつにあたっています。  「もしもし,留守だとおっしゃいますが,だんなはそこにいるじゃありませんか。」  と,障子の孔から覗きながら,米屋がいうと,浪人は  「こら,ぶれいものッ!障子になぜ孔を開けた?ここは,かりにもおれの城(しろ)だ。その城に孔を開けるとは,なにごとだ!」  「へへい。kれはとんだそそうをいたしました。」  米屋は,慌てて紙を取り出し,唾(つばき)でぺたっと貼り付けました。  「はい。元通り(もとどうり)に直しましたが……。」  すると,中から,  「それでは,もう見えぬか?」  「はい,見えませぬ。」  「そんなら,留守じゃ。」1 H. n6 s- I# X- Q4 v! C! k$ ` 
. ?, e" z  `9 i' S+ j 
中译文:                不在家 
7 B4 P3 {$ O% W, x  “对不起,有人吗?” 
( s4 I1 ~# n' L6 c  “谁呀?” 
; p2 k( @5 D. q8 M. t  “我是小胡同米店的,来收帐了。”1 _8 v5 v* B$ j4 D  H3 t: v 
  “啊,是米店的。不在家。”; F+ p! {" }: @. o* R5 b' t& u 
  从里边清清楚楚地传出了浪人的声音。 
2 d# o& t/ |7 e3 `4 {% e  米店的人往手指上沾点唾沫,在纸拉门上弄了个洞往里看去,只见浪人的确正在那里烤火呢。/ _0 s" |5 V/ a; V# P% t+ f 
  “喂,您说不在家,可您不是就在那吗?”% B$ c$ e3 A, r 
  米店的人一边从纸拉门的小洞往里看一边这样说。浪人嚷道:“嘿!你这无礼的家伙!为什么在纸拉门上弄个洞?这里就如同是我的城堡,在我的城堡上打洞,岂有此理!”. g! [6 A/ c! y; q% e 
  “是,是是!!是我的疏忽。”4 W. r( S; Q6 ?% o' d9 q, D 
  米店的人慌忙取出纸条来用唾沫啪地把洞贴上了。 
" N( h' L- m1 C6 h/ \+ v; v/ t  “给您修好了。”* d( F$ @) a& L; e 
  于是,里边问: 
& a) p6 g3 e& l4 `% K5 G2 y% z  “那么,已经看不见了吧?” 
4 N7 D8 C" ~# V5 R: V/ o" R  “是的,看不见了。”% ~3 i. A8 x$ }/ Q3 d* _; m 
  “既然那样,不在家。”6 ~  Z6 f- y; t! D: O 
 
$ v( C: ?! S6 q2 n* Z 
3 H+ w4 {" e& ?: K1 {2 Q1 w! E# P0 a; @! D; v1 K8 { 
尻違い8 ]* ^' C6 T2 I5 s" Z1 W) q' [ 
( m' X2 k/ M& R 
  愚(おろ)かな息子がおりました。  ある日,高い棚(たな)の上に仱护皮い匡崳àⅳ幔─颍⒆婴姢膜保  革崵胜幛郡ぃ崵胜幛郡ぁ!埂 ·妊预盲皮蓼护蟆!  袱ààぃ朔剑à筏浚─胜ぁ=瘢崵韦幛蛉·盲皮浃毪椋挨希陇摔い棋辏à筏辏─蜓氦丹à怼!埂 ·龋葑樱à悉筏矗─颏保H父(おやじ)は取りにあがりました。  薄暗い(うすぐらい)棚の上から,かめを取り出すと,息子の方へ差出し,  「いいか,しっかり,尻を押さえろよ。」  「それっ,手を離すぞ。いいか。」  「あいよ,押さえた。しっかり押さえたぞ。」  息子がいうので,安心した親父は,かめの手を離すと,なんと,飴のかめは,ドザリッと,土間(どま)に落ちて,粉々(こなごな)に砕(くだ)けてしまいました。  中に入っていた飴も,みんな泥(どろ)の上に流れ出してしまいました。  親父は,かんかんに怒って,  「あれほど,しっかり尻を押さえろと言ったのに,どうして押さえていないんだ。」  と言いますと,息子,両手(りょうて)でしっかりと押さえた自分の尻を見て,  「とうちゃん,  おれは,こんなにしっかり押さえているよ。」1 _$ I/ i3 \% k" }6 ~ 
. L$ d# q7 A; c* D 
中译文:               屁股不同% d; D$ v9 {$ a/ D- t 
  从前,有一个傻儿子。 
8 K5 e% o4 |7 l! M9 Z2 R  有一天,这个儿子发现了放在高架子上的糖,就吵闹道:. C( z! z2 ?4 t& m4 M 
  “我要吃糖,我要吃糖!” 
& @4 q( j9 w0 ]3 p: d: h* n  “唉,真没办法。我这就给你吧装着糖的坛子拿下来,你在下面接着屁股!”: X5 p( R4 h5 v& f9 h 
  父亲说着架上梯子,爬上去取坛子。父亲从昏暗的架子上拿起坛子,朝儿子那个方向送过去,对儿子说道:“好了吗?要抓紧屁股啊!注意,我要撒手了。好了吗?”4 t% u. d! Y5 }4 K* V% S; I% @ 
  “没问题,抓住了。牢牢地抓住了啊!” 
* U4 X1 W' b; h( a3 u  R) |' u  听儿子这么说,父亲就放心了。当他刚一松手,只听见坛子扑通一声掉在了土地上,摔了个粉碎。坛子里的糖,也都流到了泥土上。2 e8 ~4 N/ Q3 Y3 J9 N9 H 
  父亲大怒:“一个劲地让你抓住抓住,你怎么没有抓住呢?” 
1 p4 s8 ?0 ^' Y) T' u  儿子看了看自己两手使劲按住的自己的屁股,说:“爸爸,你看我抓的够结实的呀!” 
- f0 ?# x! v6 R) G7 _( o* o2 R' i 
: Y+ e$ Z# x, { 
 
; t+ P4 F8 }. k# L; W6 W1 C凧揚げ' Z( s# S+ _5 x" O 
: w  C  ?6 ]2 h& R 
  息子が表(おもて)で,凧(たこ)を揚(あ)げておりましたが,いっこうにうまく揚がりません。  それを見た親父(おやじ),  「待って待って,今おれが揚げて見せよう。」  と言って,向こうの方へ息子をやり,凧を持たせて,頃合(ころあい)を見て,糸(いと)を引きますと,よく揚がります。  親父は,すっかり面白(おもしろ)くなって,凧の糸を引いたり伸ばしたり,熱心(ねっしん)に揚げていますと,横(よこ)から息子が,  「とうちゃん,もう,おれにやらせておくれ。」  と言って,せがみます。  「えい,うるさい。待ってろ!」  「ねえ、ねえ、やらせておくれよ。」  息子が,しっこく親父の着物(きもの)を引っ張ると,親父は怖(こわ)い顔(かお)をして,  「ええい,やかましいやつだ。」  いっそ,お前など,  つれて来なければよかった。」4 G! v3 P8 U- ]1 C, H4 S3 G# E" f 
- d2 C; u: Q5 U% K( z 
中译文:               放风筝* l, h, D1 V/ d% e  o 
  儿子在外面放风筝,可怎么也放不好。父亲看见了,说到:“等着,等着!我来放给你看看。”说着,他让儿子跑到远处,自个手拿风筝,然后看准时机,一拉线,风筝飞了起来。 
. E8 V: \0 ^1 `( j  父亲兴头十足,收线,放线,兴致勃勃地放着风筝。儿子在旁边缠着说:“爸爸,该让我放了吧?” 
  w/ C3 X0 }1 |! r7 Z+ Y  “嘿,讨厌。等着。”, o+ v' G! _* O* G 
  “我不,我不,你让我放!”0 n) X( s0 @+ w  Q, a. t# n2 ]9 ^ 
  儿子拉着父亲的衣服死死纠缠,父亲面露怒容。( T' l- n0 K9 e 
  “嘿!别吵了!早知这样,不带你来就好啦!”8 e2 b& B0 `$ A3 V5 V; h6 U 
3 X" x6 D' o4 W9 i; o) g+ | 
! M$ L  C. D. d, U 
5 W! @: Q$ _2 {1 z4 O 
星取り 
5 A  x4 Q: P) C( J& n6 b6 D! i3 P+ E- @2 S' y7 q 
  ある夜(や)のこと,お寺(てら)の庭(にわ)で,小僧(こぞう)さんが,長い竹竿(たけざお)を,あっちこっち振り回しておりました。  和尚(おしょう)さんがこれを見つけて,  「これこれ,そこでなにをしているのじゃ……。」  と聞きますと,小僧さんは,  「お空(そら)の星(ほし)が欲しくって,打ち落とそうとしているのでございますが,一つも落ちてまいりませぬ。」  すると,和尚さん,  「ばかなやつじゃ。考えてみれば,分かることではないか。そこからでは,星に届(とど)くわけがない。屋根(やね)に上がるのじゃ。」6 Z- Z3 Z3 k7 @( F$ U0 I  T 
 
- B$ {1 Y0 I" W# F/ t6 c中译文:               摘星星 
  {8 T- j: I( a  一天夜里,在一个寺庙的院子里,一个小和尚正在手持长竹竿不住地挥舞。一个大和尚见此情景就问道:: m0 v1 l( R3 j0 l 
  “喂喂!你在那干什么呢?” 
5 }) z9 |4 O) E/ A# F/ }: r' Q  小和尚说:“我想要天上的星星,想把它们打落下来,可是一个也打不下来。” 
. d7 I" t0 f6 V) }  大和尚听了就说:“笨蛋。这不是明摆着的事嘛。你在那里根本就够不着星星,要站到屋顶上去啊。” 
4 P$ G- c9 W2 z$ }6 { 
4 j! e+ O0 s9 F+ @; Z" ` 
, @; s' Y/ Q& j  u% r. d! |0 ^$ a0 s$ [! ?2 q1 \8 T 
つ ぼ8 l% [% W9 U1 U7 o( F' y# ] 
$ b; C. y, D$ y( `3 x' A 
  ある日のこと。  そこつ者が,瀬戸物(せともの)屋(や)へ,つぼを買いにまいりました。  店では,つぼに雨がかかると水がたまりますので,みな伏(ふ)せて売っております。  それを見て,この男,  「これこれ,このつぼには,口がないではないか。」  と言ってから,ひっくり返して,  「なんじゃ,このつぼは,底(そこ)がぬけておる。」  すると,店の主人も,そこつ者と見えて,しばらく考えておりましたが,  「珍(めずら)しいことじゃ,このつぼ,どう見ても,口が下にある。」 
7 L. T8 ~) G! F( J) n) O 
  `4 T' e0 s! H/ y中译文:                 坛  子 
3 u% E% Q% w/ @3 O; E4 P  有一天,一个大傻瓜到瓷器店去买坛子。9 s3 ?8 H& N( N6 A4 O% @ 
  店里为了下雨时坛子里不积水,所以坛子都是扣着卖。那个傻瓜见这情形就说:“嘿嘿——,这坛子没有口啊!”接着翻过坛子来又说:“怎么搞的,这坛子底掉了。”0 Y# \! j. ~% r 
  店主人听了,也装着一个傻瓜的样子,想了一会儿然后说:“真是够新鲜的。这坛子,怎么看怎么象是口在底下啊。”5 ^% _" i+ P) C. y2 X( v) g 
% V+ _: A" n* g) b 
 
" K8 T) v8 C7 Y; M% L- {1 E+ ^" S$ j$ B2 f% b: I% U 
用 心% k- R; `' ^* O& L7 u; ]' f 
( B6 `! v! p+ o+ n8 U 
  植木(うえき)の大好きな旦那(だんな)がおりました。  ある日,柳(やなぎ)の木を十本(じゅっぽん)ばかり庭に植(う)え込みましたが,どうも子供が来て,いたずらをするような気がしてなりません。そこで,用心(ようじん)に,小僧(こぞう)を一人,植木の番(ばん)につけました。  何日(なんにち)か経って,旦那が小僧に聞きました。  「子供が来て,夜,柳の木をひっこぬいたりしなかったかい。」  「はい,そういうことがあると困(こま)るので,用心のため,夜は,抜いてしまっておきました。」+ L* n/ [) c% ]" K! \, H7 ~# X 
 
0 f. G% c; b$ p( G3 S  k: h中译文:                 预防万一 
' G. Q& w4 Y6 d; u2 L- x' m  从前,有一个非常喜欢种树的店主。 
1 n& M, t9 _9 t. u  x4 i+ s  有一天,他在院子里种下了十几棵柳树,可总是觉得小孩子们可能会跑来淘气,于是,为了预防万一,他就派了一个小伙计看守这些树木。6 A+ C' h8 _% t3 x: z 
  过了几天,店主人问小伙计:' x6 u7 x1 j6 t* @8 d 
  “没有小孩子晚上跑来拔柳树吗?”4 ]* T2 e2 m! K% _1 s. A- G% ~ 
  “是的,老爷。假如发生了那种事情就麻烦了,为了预防万一,夜晚我都是事先把柳树拔下来的。”  `3 I3 d) f0 ^% a6 O, } 
! b% n( [8 N9 G. a* u. B1 D 
 
) H0 Y4 u  P0 } 
- f! @) {+ H+ X0 x( @/ Y# ?ととの目) L  v) ^9 `3 q6 [! p 
 
; K  H- n/ F& O/ M3 e: Q* a6 S2 @& N$ F  昔(むかし),三太(さんた)という,ばかな息子がおりました。  ある日,親父(おやじ)の留守(るす)に,人が訪ねてまいりました。  三太は,玄関(げんかん)に出ると,  「親父は,ただ今,留守でございます。お前様は知らぬ人だから,家にあげるわけにはいきませぬ。」  「そうかそうか。三太さんとは,知り合いではないがね,親父様とは,知り合いだから,しばらく待たしてもらいましょう。」  と言いますと,息子の三太,しばらく考えていましたが,すっと奥(おく)に引っ込む(ひっこむ)と,親父の眼鏡(ねがめ)をかけて出てきました。  それでよくよく,客を見てから,  「この,ととの目で見ても,お前は,やっぱり知れぬ人だ。」 
# Q- Q1 x% ]$ F% v1 t$ u9 R' o% u! f! A3 n. M9 u 
中译文:                 爸爸的眼# D7 W2 k; k: t 
  从前,有个名叫三太的傻儿子。! b2 d8 j9 o1 K2 o 
  有一天,爸爸没在家时,有客人来访。 
6 i, `+ l! {9 {7 q& |  三太来到门口说:“我爸爸不在家,你是我不认识的人,所以我不能让你进屋。” 
* s) o" ?4 W8 x$ L& l  “是啊,是啊。我跟你三太是不认识,但我跟你爸爸是认识的,所以让我等他一会儿吧。” 
; m( G! T+ _: h/ x3 r) H  三太听了,想了想,嗖地一下子就缩回屋里,戴上他爸爸的眼镜出来仔细看了半天,然后说道: 
% U* M! I% X& |2 ?  “用爸爸的眼看,你也还是不认识的人。” 
' _0 Z- {7 V/ s: y& ?' F  (注释:“とと”是幼儿语,意思是“父亲”、“爸爸”。) 
7 S) {5 M) Q! X% {1 k 
, [! ?4 b' ~5 i 
0 o% L6 M0 ~" ]8 e+ y" `) y 
) U2 L2 {! K6 g3 i- {馬に聞いてくれ 
5 w$ ^5 H; A) b5 _5 K, I( q, O$ d4 }* j, ], k, S 
  久平(きゅうへい)という,臆病(おくびょう)な武士(ぶし)がおりました。  ある日,殿様(とのさま)の命令で,馬の遠仱辏à趣韦辏─韦à趣猓─颏工毪长趣摔胜辘蓼筏俊C瞍趣ⅳ盲皮鲜朔饯胜坤い韦蛭衣筏疲Rに仱辘蓼工龋堡笋Rが走り出してしまいました。  久平は必死(ひっし)になって馬にしがみついていますと,向こうから知り合いの武士がやってきて,声をかけました。  「やあ,久平どの,どちらへお出かけです?」  すると,久平は,  「されば,この分では,どちらへゆくのやら。行く先(ゆくさき)は,馬に聞いてくだされ。」8 ~7 @% r" Y- K& J 
 
5 P0 }6 K8 f! p- p: _中译文:                 问问马吧 
7 s. R5 w1 O' C& T  从前,有个叫久平的胆小武士。 
/ W2 j# M0 p/ ?8 d) F- n4 |% @  有一天,奉主人之命,久平要陪同主人骑马远游。主人的命令必须服从,没办法,久平只好忍住内心的恐惧骑上了马。刚一上去,那马突然就跑了起来。! `9 a: E- q: K& G" E. e" ` 
  久平拼命地死死抱住马背。正在这时,从对面来了一个跟他认识的武士,向他打招呼说:8 Y3 e+ o( {9 v7 {' Q, A) v. D% c 
  “喂,久平,你这是要去哪儿呀?”: O! V! A* G+ v0 w 
  “啊,照眼下这样子,谁知道要去哪儿啊。目的地是哪儿,你还是问问马吧。” 
$ r; f! O' m" a6 Q. {+ q& s: d3 V+ m7 u* { 
. r! f  H, q$ I- [* F  n" ~% H" D 
( x1 s  ?4 u& j 
 
6 t* D: [; U$ r  ^' K: R' M5 }乞食と福の神 
( C4 B4 u0 O- Y: ^' ^4 y" Z  O  ^  O/ V& }7 W7 p. \- m  l 
    乞食(こじき)が,ぼろぼろの袋(ふくろ)を担(かつ)ぎながら,街(まち)を歩いていました。 
  W: N, l) b" m! Z8 D9 D  歩きながら,独り言(ひとりごと)を言っていました。) ?3 d8 k1 `" f- v, o9 k 
  「どうして,お金持ちというものは,お金や物を、たくさん持っている上にも,なお,もっと欲しがるのだろう。人というものは,その人のみについた分(ぶん)ということを,知っていなくてはいけない。」. Z/ `" F+ h# I8 C( O 
  そのとき,どこからか,ふいに福の神(ふくのかみ)が現れました。 
/ n! u7 K0 p; V  「わしはお前の今の独り言を聞いて,感心(かんしん)したよ。ちょうど、よい具合(ぐあい)に,ここに金貨(きんか)をたくさん持っているから,お前にみんなやってもよい。さあ,その袋へ入れてやろう。」3 _2 c, i( `/ A3 x, n4 P4 R 
  乞食は喜んで,袋を福の神の前に,出しました。 
! q' j3 a6 |6 e  J2 z  「ところで一つ約束(やくそく)がある。それはもしこの金貨が,袋からあまって出て,土(つち)の上に落ちたら,みな塵(ちり)になってだめになってしまうということだ。お前の袋は,大分(だいぶ)古いようだから,あまりたくさんいれないほうがよいぞ。」 
5 ^% G) t' W( t  乞食は大(おお)喜んで両手で,袋の口を広げました。 
: d6 N' W8 ~. i) ~5 D4 V  その中へ福の神は,バケツに水を入れるように金貨を注ぎ込みました。 
5 V! K. M; M3 k) ?$ H/ f  「もう,これくらいで,いいだろう。」% i3 o4 P. f0 B$ r 
  「もうすこし、ください。」7 [2 f8 s, y7 p: Q# X: P- e 
  「わしは構(かま)わないが,ふくろが破れ(やぶれ)はしないか。」 
7 s0 e  |% D# u7 J  「大丈夫(だいじょうぶ)ですから,もうすこし。」! ~* R6 `3 K# S5 t  e 
  「おい,もうこんなに、大金持ちになったぞ。」 
3 @0 A& f/ x7 ~. ~/ y1 S+ y  「でも,もう一つかみだけ。」 
1 f: w( N9 `7 h/ h3 J- z' D9 ~  「さあ,これで一杯(いっぱい)だ。」 
$ R0 J/ ^! g% g9 y  「でも,もう一枚だけ。」 
0 x, ]3 `4 v! S  「よし,いれるぞ。」3 J5 U5 `# Y6 c1 m$ [) H9 D7 ]2 E 
  そこで,福の神が,一枚の金貨を落としますと,一緒にたちまち袋の底(そこ)がぬけて,金貨は,一度に土の上に落ち,そうして,約束通りに,みな塵になってしまいました。 
2 e* ^) a" _+ S7 ?# u% y  それと一緒に,福の神の姿(すがた)は消えて,乞食の手には,空(から)の袋が,残っただけでした。: Z# h2 ?4 [1 g& H; ]% c9 Q 
  つまり,乞食は,この袋の底が抜けただけ,前よりも損(そん)をしたことになりました。& [; a3 L1 |6 _' G8 B1 R6 j 
  
  c, D2 e* F5 U7 r' F( a9 a                  乞丐与福神& f7 f9 N3 y  k3 `5 i" h 
  一个乞丐肩背一个破袋子在街上走。他边走边自言自语地说:“为什么有钱人已经有了很多的钱和物,还想要更多呢。人啊,应该懂得各自的本分。”! N3 H2 K. ^: H. \  z, C) R 
  这时,不知从什么地方忽然出现了一个给人带来幸福的神仙——福神。: O4 b$ t: {) l2 b) O! ~ 
  “我听了你刚才的自言自语很钦佩你的为人。正好,我这里有很多金币,可以全部都送给你。来吧,我给你装进袋子里。” 
/ f/ h4 M3 O! M  乞丐很高兴,把袋子伸到福神面前。 
0 t, t% a1 A' \4 }" d  “不过,我们得有言在先。假如金币太多了从袋子里滚出来掉到地上,它们就会全部变成尘土,再也没有用了。你的袋子看样子很旧了,最好别装得太多了啊?quot;” 
3 h+ R0 J+ H6 q& c; m0 x  乞丐非常高兴,用双手撑开了袋子口。 
9 W" _9 _$ U  Y# M. B/ K$ [  福神就象往铁桶里倒水那样把金币装进袋子里。) d/ {0 ^/ e. q2 N5 ^- q) _ 
  “差不多了吧?” 
1 v/ k9 s" Q" b; y) I# s* P5 \6 n  “再来点。”' \7 ?% C5 X* s4 { 
  “我是没关系啊,袋子不会破吗?” 
! B# W. N4 U* [1 ^" g! T* ?: j  “没问题,再来点。” 
! C& c6 C% g% o" A  “行啦,你已经是大财主啦。”; Z9 J9 X8 R4 k1 G& b" ~ 
  “再来一大把!”4 L; ]  x1 J+ z7 E5 i 
  “行啦,这下已经满了。”0 T: [; V( }+ D# Z/ a 
  “再来最后一枚。”6 }8 U. B$ D/ k9 Z. y/ z0 n* u 
  “好吧,给你放。”+ q0 M( \( `- @2 I! a; N 
  说着,福神把一枚金币往下一丢,只见袋子立刻漏了,金币一下子全部掉到了地上,正象他们事先说好的那样,金币全部变成了尘土。! @* {5 J9 }; }1 G. n, O 
  同时,福神也不见了,乞丐手中只留下一只空袋子。 
9 }/ V; @( o- d8 ^3 `: T8 M3 i  乞丐除了袋子的底漏了以外,什么也没得到。他比以前更穷了。 
  D* I2 t% V; r9 c$ q( r; _5 p 
) \) f" x  [1 V, @7 E1 c$ p- [9 I1 t 
# n5 F/ a* R8 Z6 S+ P0 ~4 U* K 
% i1 r8 S- S- b. `5 ~ 
柿泥棒 
; D7 R4 ]% e+ k6 p" @( z 
0 z9 o6 M  J% z. Y+ l- B# h  闇夜(やみよ)に,二人の若い男が,こそこそ話しております。  「今夜(こんや)は,真っ暗(まっくら)やみだから,隣りの柿を盗もうじゃないか。」  「うん,それじゃあ,おれが木に登って,棒(ぼう)で叩(たた)き落とすから,お前は,下で拾(ひろ)ってくれ。」  相談(そうだん)が纏(まと)まると,早速(さっそく),一人の男が木に登り,棒で叩きますと,柿はごろごろ落ちてきます。下で拾(ひろ)う役(やく)の男は,慌てて拾い始めましたが,あんまり慌てたので,深い溝(どぶ)の中に落ちてしまい,上がれません。  「おーい,落ちた落ちた。」  溝に落ちた男が騒(さわ)ぐと,  「落ちるはずだよ。叩いてるんだから……。」  「いやいや、落ちた落ちた。」  「当り前(あたりまえ)だ。早く,拾え。」  「違(ちが)う。溝に落ちたんだ。」  すると,木の上の男,  「溝に落ちたのは,捨(す)てておけ。」 
1 E7 B8 A: h- l- ^  x6 | 
7 ~  o7 W2 V- L3 v* S3 i3 V中译文:                 偷柿子的贼! I& {6 @) g: z' l 
  一个漆黑的夜晚,两个年青的男人正在窃窃私语。- Y, {+ Z3 c" V; N% J+ m 
  “今天晚上,天色漆黑一团,我们去偷邻居的柿子怎么样?” 
/ \5 w, N- d% Q3 D4 u: V9 [  f  “好啊,我爬到树上用棒子棒,你呢,在下面拾。” 
  T+ T% A; w/ d( d  两人商量好了以后,其中一个忍立即爬上了树,用棒子棒,于是柿子就咕噜咕噜地掉了下来。在下面拾柿子的那个人慌忙地开始捡拾。可是由于他慌了手脚,掉进了深深的沟里,爬不上来了。( [. L; e; k7 j) G 
  “哎——,掉下来啦!掉下来啦!”掉到沟里的那个人嚷嚷着。 
; Y: I+ j0 B$ m  “当然会掉下来啦!我棒的嘛。”  ]3 M1 ^/ A9 ~ 
  “不是,不是!是掉下来了!” 
, f, ~3 Z; K' `- C  [5 P  “这还用说!快捡吧。”6 t5 Q, c; @( h' ~, [0 ~, e% s1 w 
  “不是!是掉进沟里里!” 
" H7 b3 d1 ~4 b! `1 Q, e  树上那个人听了就回答说:: s9 F/ ]0 s1 P2 s* g 
  “掉到沟里的,扔了别管它。” |   
 
 
 
 |