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孙过庭《书谱》原文、汉译文、日译文(12)
【原文】
或乃就分布于累年,向规矩而犹远,图真不悟,习草将迷。假令薄解草书,粗传隶法,则好溺偏固,自阂通规。讵知心手会归,若同源而异派;转用之术,犹共树而分条者乎?
【汉译文】
或者在掌握结构分布上费时多年,但距离法规仍是甚远。摹拟楷书难悟其理,练习草体迷惑不测。即便能够浅薄了解草书笔法,和粗略懂得楷书法则,又往往陷于偏陋,自已阻隔了公认的法规。哪里知道,心手相通犹如同一源泉形成的各脉支流;对转折的技法,就像一颗树上分生出若干枝条。
【日译文】
中には長年、文字の布置構成に苦心を重ねる者がいても、その法則を見出すまでにはほど遠く、楷書をしっかり書こうとしてもその法則がわからず、草書を習っても途方にくれてしまう。たとえ、わずかに草書を理解し、隷書(楷書)の筆法をすこしは伝えることができたとしても、そういう者に限って好んで偏狭な我流に溺れ、普遍的な法則性に眼をふさいでしまう。そうした者には、心手一体となった書の神髓が、同じ源流から流れ出たそれぞれの川のようであり、運筆結体の技法も、一本の樹から分かれ出た技のように、基本を同じくして応用されたものであるということがどうして理解されようか。 |
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