不积跬步，无以至千里（文法）续1

wangkani741

: k' z5 L0 X+ N4 s, E* L4 D
5 |3 @5 v# p7 N3 T. h9 p
17 ～とは比べものにならない／～の及ぶところではない  

名詞Ａ：× ＋ は、名詞Ｂ：× ＋　とは比べものにならない　・

　　　　　　　　　　　　　　　　 の及ぶところではない　 ・

# D* g& J, [4 {% {4 J( u　　　　　　　　　　　　　　　　 の足下にも及ばない　　 ・
# H# W# ^( P% H! }/ A1 M$ e" t
: w* B3 b0 L9 n: l- ?( P
  h, ]" e! R# u$ d' x
' ~, Y/ h7 p( q2 C( P会話　♪

2 [6 C: w: P1 `  l! C( S7 y部長：最近のステレオは小型で性能もいいし、値段も昔とは比べものにならないくらい安くなったな。しかし、レコードが使えなくて困ったよ。

真理：部長はCDを御存じですね。でも、もっと新しいＭＤは御存じですか？とても便利ですし、音質もCDの及ぶところではありませんよ。

) t" N% X  }' v- D# j

% \" a" k! m9 s# P3 X! [♯　解説　♭

' U/ O/ z- \' T- }8 z* ~# H) g2 o　「～とは比べものにならない」は比較文型の一種で、「ＡはＢと比べたら問題にならないほど～だ／Ａの方がはるかに～だ」と強い断定を表す表現です。なお、同類の表現に「AはＢの及ぶところではない」「AはＢの足下にも及ばない」がありますから、一緒に覚えましょう。
# Y- _( E) Q  x4 u" C
# `2 v5 p& ?+ _5 @+ X+ c, O" p　注意してほしいのは、「～とは比べようがない」は文脈によっては「～とは比べものにならない」と同じ意味を表しますが、本来の意味は「～と比べる方法がない」という意味です。→例題1)2)
9 b. d: T8 S# q% B' i& A


§　例文　§
9 \8 H1 m4 K: p& G- j# n: o$ w
１．それよりこちらの方が、比べものにならないほどいい。
& P. ^+ a/ x6 J5 c0 c
7 K+ Z& y; B! h% ^+ d( y- n- j２．いくら彼女がピアノが上手だといっても、プロとは比べものにならないよ。
7 k7 _" u, B) s/ l7 {" I
３．彼が今日になるまでの努力は、君なんかとは比べものにならないよ。

$ k. _; l4 Z' o% x( ]! O7 o9 }1 R４．北欧諸国の充実した福祉政策は、日本の及ぶところではない。
$ V9 K( u9 F2 V% T
6 x! d$ i$ Z$ ~, N7 i５．彼の中国語は中国人も顔負けだ。いくら逆立ちしても、　　僕は彼の足下にも及ばない。
! {6 _  e$ g6 }& G
+ M4 M# Z8 X" Z/ [5 J7 y
( C1 p' F$ i' {0 s" ~2 |! u7 F" y

0 G  m4 i( V! j* e# h" v: V
★　例題　★
9 g, ]& h' ]: ~7 w/ w/ d
% s1 `; Q$ F: G$ y' F* d( M* K1)　どちら（は／が）がおいしいかと（言っても／言われても）、比べ（ものにならない／ようがない）よ。

- H; k/ A+ q+ X6 ^7 {- D2)　サービス面（　）（　）言えば、今のＪＲは以前の国鉄とは比べようがない（　）（　）（向上する→　　　　）。


1 [! N0 Z: Q) p  b) ^) z* {7 ?5 V3 Y
8 U# @+ p, i$ @, x

wangkani741

 18  ～たる者／～ともあろう者が／～としたことが  

0 g" ~' ~' J4 V! o/ l2 L6 |名詞（人・組織）：　×　　＋ たる者　　　　　・
+ b, M5 K1 y$ \" c: x( l5 ~% J
; D) d  ~. |' a8 J/ _1 q　　　　　　　　　　　　　　 ともあろう者が　 ・
' c% D* F# @9 q+ r$ u' W/ q  f  T7 E
　　　　　　　　　　　　　　 としたことが　　 ・
' a+ v7 J" F! V
会話　♪

$ c; t1 A3 v1 M- [百恵：今朝、課長ともあろう者が、混んだ電車の中で、競艇新聞を広げていたのよ。

1 |% O  Q+ r5 Z2 E! h9 b  y佐藤：当社の課長たる者、せめて一般新聞にしてほしいとは思わない？

百恵：それって社長の台詞みたい。失礼だけど、一介の平社員たるあなたの口から聞くとは思わなかったわ。
# D6 i& B* \. T, u5 I, p9 a


; }" J! R# \8 O7 a9 j3 K♯　解説　♭
8 `& D# Q$ Q7 l! M2 O
) n' f# h( W/ W2 j　これらの文型は「＜人や国・会社など擬人化できる対象＞は当然～であるべきだ」という社会的常識・評価を共通の認識にしています。
& z& ?& u) h2 {7 h8 x! K
　「～たる者」はほとんどの場合、「～なければならない／べきだ」と呼応し、当然あるべき姿はどうかという判断を後件で表します。「ともあろう者が」は、「当然そうあるべきなのに、実際はそれに反して～」と矛盾した事態を述べる表現で、非難・批判・疑問を強く表します。

　一方、「～としたことが」は自分を含めて「～がそんな過ちをするはずがないのに、どうして～んだろう？」と不注意や思慮不足の結果、予想しなかった過ちを犯したときに使われます。


7 S9 @- B( O: @: e# y% z  }
§　例文　§

１．仮にも医者たる者は、「医は仁術」と心得るべきだ。

２．教師たる者、生徒のお手本にならなければならない。
3 S0 T1 I6 Y  F
３．政治家ともあろう者が、金儲けのために目の色を変えるとは何事か！

４．警察官ともあろう者が、暴力団に捜査情報を流していたとは、許し難いことだ。
" }' Q8 p7 |8 v* Q
5 b+ C$ V' D7 J1 _５．私としたことが、どうしてこんなミスをしたんだろう。
$ z( P' l- ^7 ~( f



( H: Q& a! e+ i* y7 o% z
★　例題　★
9 P+ T( N/ v/ Z% `* a& W' ~7 y  }
1)　日頃、何事にも慎重な彼（としたことが／たる者／ともあろう者が）、このようなミスをする（とは／というのは）、全く予想（しか／だに）できないことだった。

2)　信用第一の銀行（　）（　）あろう者（　）、焦げ付き債権の事実を（隠す→　　　　）続けていた。


 
4 u: s( f5 B  ]  h- B6 T0 X- s& [