「なくて七癖」という言葉があります。確かに、人間と言うものはだれでも短所と長所があり、大勢の人を擁して仕事をやらせて貰いましたら、其々に多種多様な長所と短所が見られる。上司としては、部下の短所ばかりを見たのでは、なかなか思い切って使えないし、その人を叱ったり、不満を溢したり、部下に対しても面白くない。例え、上司は部下の長所を生かせて仕事を続ければ、部下は知らず識らず一生懸命に働けるようになる。

　私はその文章を読んで、人を管理する上司に対しては感心するようになりました、上司は多面の仕事を部下にやらせるだけではなくて、その仕事を担当する人も管理しなければならないし、これは奥深い学問だな～この間会社で工場長から以下のような言葉が聞いたことがある「長年会社に貢献して、ある程度経験を持つ人は、人を管理できなければ、偉い人になれないし、その場合は、給与をある程度上がって、その人を安心的に業務をやらせて貰いましたら充分で、部下を

管理してもらうなんかは与えない」。

　確かに、そうですね。会社でよく見られる1つ科で二三人しかない、係には自分だけ仕事をしている人はそのような人かな、と感じている。