このごろは毎日仕事に追われて、忙しい。しかし、この忙しさの中から、自分が存在する意義がなかなか見つからない。自分の生き甲斐はいったいどこにあるのだろう。一日が終わって、「今日は何をしたか」と自ら聞くととても答えられない。それにもかかわらず、理解してくれない人もいて、まったく無神経なことばっかり言われて、ああ、むかつく。本当は日本に行って、勉強し続けたかったけど、年のせいか、今は詳しく考える力もなければ、時間もないのだ。先週、元の勤め先の友達に会った、日系企業の社長で、いい会社を経営している。何年ぶりの再会だから、いろいろと話し合った。話題を自分の夢に移ったとき、「定年後,やはり大工になりたい。」と、びっくりされた。夢か、私の夢は何だろう、子供時代には、たしか作家にたかった。大学を卒業して、通訳になるのが夢になった。しかも、できれば同時通訳。（笑）けど、現実はそう甘くないわけだ。仕事が終わって、もう勉強する意欲がなくなったのだ。日がたつにつれて、まさか自分の夢も忘れてしまった。仕事がつらくて学校の先生はどうでしょう。自由に時間を使う事ができるでしょうと思って、仕事をやめて今の学校に入った。驚いたことに、大学の教師になって残業ばっかり、風呂敷残業も普通だ、しかもみんなサービス残業。疲れた！