この絵はある写真に惹かれて創作したものです。ラムネの味ってどんな味かな。それは味わった事がない僕はわからない。でもあの写真にある少女を見た時なんか分かるような気がした。あの幸福感たっぷりの笑顔を見た瞬間頭に焼きついた。

ラムネって英語のlemonadeから由来した。同じものじゃないが多分ラムネの味も甘酸っぱいかな。この微妙な感じ、まるで初恋の味ね。

日本で今ラムネときたらちょっと古い感じかな。ラムネに小さいごろの思い出が宿っている。「ビー玉」の部分を、押し当てると、「シュワ～」と、思い出が湧いてくる。そういう感覚で大人になってもまだラムネを飲む人もいるようだ。子どもの悩みのない夏に冷たいラムネを一本握る。これは大人である私たちから見ると確かに小さな、でも贅沢の幸せかな。今の欲張りの時代、ラムネ一本が何か満足できるか？と問うたら、飲んでる皆さんは分かるね、ラムネにある幸せの味。

さて　本題に戻りましょ。僕はこの絵に通じて私の言ったラムネの味を表現したいの。結局まだ青いです。この絵を見る人にちゃんと伝える自信がありません。でも努力しました、遺憾はない。この三ヶ月をわたってやっと完成した絵は今の私の一つの小さいな幸せ。