生協の入り口に来年用の手帳が既に置かれています。まだ10月の半ばなのに。昼食は食堂で鯖の味噌煮と茶碗蒸しを食べました。内の大学の食堂は割り箸を使っています。嘗て、割り箸は使い捨てで、無駄遣いだと主張し、止めてほしいという声が一時的に高まりましたが、大学のほうから、色々調査してきて、具体的な数字を出しながら、割り箸の利害を述べました。結論は、使ってもよいということで終止符を打ちましたが。まあ、考えてみれば、食堂の割り箸は工業用、商業用の無駄遣いと比べれば、九牛の一毛に過ぎないのです。
お箸のことと言えば、一寸気付いたことがあります。それは家庭用のおはしのことです。日本のお箸と中国のお箸は、大分違うらしいですね。まず、置き方にすれば、日本のほうは横に並べるのに対し、中国のお箸は縦に並べますね。これは、食卓の形や、美に対する追求がそれぞれ違うため、こういう風になったのではないでしょうか。また、長さもそれぞれ違います。日本のほうは中国のより少し短いのです。多分、日本料理が食卓に出たとき、既に一人前ずつ分けられて出ますから、口まで届くにはそれほどの長さはいりませんね。中華料理は一人前ずつに分けて食卓に出ません。お皿はずらりと卓上に並んでいます。遠くにある料理を挟んで口まで運ぶにはより長いお箸を要求されるでしょう。 また、日本のお箸の先は尖っているというか、細くなっていますね。中国のほうはそのままの太さです。お箸の形の形成は必ずよく食べる食材と関連しているに違いありません。そこで、推測できることは、日本は海に囲まれる島国であるため、魚料理を中心に食べてきました。魚には骨が付いているので、それを取るには、先が細くなっているお箸がより使いやすいだと考えられます。今は、日本の食事は段々欧米風になってゆく気がしますけれども。特に朝食は昔と比べ、随分変わってきたと思いますが。中国は内陸の国であるため、農耕物と牧畜を中心にしてきました。中国の各地の料理はよく分かりませんが、北京の朝食は、非常品目が多くで、種類が多様で、美味しいです。あ~、ヨダレが...
やはり「食」のことを思ったら、帰りたい気持ちが高まりますね^^
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