懐かしい日に懐かしい人を思い出せれるだろうか。知命の後、さらに還暦の後、その人の笑顔や悪戯さえ思い出せないなら、生きる価値の終焉が来たと思えばいいだろうか。
知遇の恩を報いるとはいわず、単なる知人・友人・相棒でもどこかで再会が期待できるように。ここにて、思い出の塊をこの手で震えながらも大切にし、夢と共に遠くにいるあなたの傍に寄りかかる。杖の先は地面を叩き、涙の声が届いただろうね。人生の果てが見えてきてもこの思い出を捨てることはない。
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