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日志

海角七號的七封情書

已有 475 次阅读2010-12-27 12:10 |个人分类:....|

第一封信/友子你还在等我吗

1945年12月25日

友子、太陽がすっかり海に沈んだ。
これで、ほんとうに台灣島が見えなくなってしまった。
君はまだあそこに立ってるのかい。

第二封信/时代宿命是时代的罪过

友子、許しておくれ?この臆病な僕を、二人のこと決して認めなかった僕を。どんなふうに、君に惹かれるんだったけ。君は髪型の規則をやぶるし、よく僕を怒らせる子だったね。友子、きみは意地張りで、あたらしい物好きで、でも、どうしょうもないぐらい、君に戀をしまった。だけど、君がやっと卒業したとき、ぼくたちは、戦爭に敗れた。僕は敗戦國の國民だ。貴族のように、傲慢だったぼくたちは、一瞬にして、罪人のくび枷をかせられた。貧しいいち教師の僕が、どうして民族の罪を背負えよ?時代の宿命は時代の罪、そして、僕は、貧しい教師ですぎない。君を愛していても、あきらめなければならなかった。

第三封信/友子我就是那时爱上你

三日目、どうして、君のことを思わないでいられよう?君は南國のまぶしい太陽の下で育った學生、僕は雪の舞う北から海を渡ってきた教師。僕らはこんなに違ったのに、なぜこうも惹かれあうのか?あの眩しい太陽がなつかしい、あつい風がなつかしい。まだおぼえてるよ、君が赤蟻にはらをたてる様子。笑ちゃいけないとわかてった。でも、赤蟻をふむようすがとてもきれいで、不思議なステップを踏みながら、踴っているようで、怒ったにぶり、はげしく軽やかな笑い聲。友子、そのとき、僕は戀に落ちだんた。


第四封信/海风啊为何总是带来哭声

友子、たっだ數日の航海で僕はすっかり老け込んでしまった。潮風がつれてくる泣き聲を聞いて、甲板から離れたくない。寢たくもない。僕の心は決まった。陸に著いたら、一生海を見ないでおこう。潮風よ、なぜ泣き聲をつれてやって來る。人を愛して泣く、 嫁いで泣く、子供を生んで泣く。君の幸せな未來図を想像して、涙が出そうになる。でも、僕の涙は潮風に吹かれて、あふれる前に乾いてしまう。涙を出さずに泣いて、僕は、また老け込んだ。憎らしい風、憎らしい月の光、憎らしい海。


第五封信/友子我真的很想你啊

夕方、日本海に出た。晝間は頭がわれそうに痛い。きょうはこい霧がたちこめ、昼の間、僕の視界をさえきった。でも、いまは星がとてもきれいだ。おぼえでる?君はまだ中學一年生だったごろ、天狗が月おく農村の伝説をひばりだして、月食の天文理論に挑戦したね。君に教えておきたい理論は、もうひとつある。君は、いま見ている星の光が數億光年の彼方にある星から放たれてる知ってるかい?わ、數億光年の前に放たれた光がいま、僕たちの目に届いているんだ。數億年の前、台灣と日本は、いったいどんな様子だったろう?山は山、海は海、でも、そこに誰もいない。僕は、星空が見たくなった。うつろやすいこんな夜で、永遠が見たくなったんだ。台灣で冬を越すらいぎょの群れを見たよ。僕はこんな思いを一匹に託そう。漁師をしている君の父親が、捕まえてくれることを願って。友子、悲しい味がしても、食べておくれ。君にはわかるはず。君を捨てたのだはなく、泣く泣く手放したということを。みんなが寢ている甲板で、低く何度も繰り返す。棄てたのではなく、泣く泣く手放したなど。



第六封信/我把愧疚写成最后的一封信

友子、台湾のアルバムを君に残してきたよ。お母さんのところに置いてある。でも、一枚だけこっそりもらってきた。君が海辺で泳いでいる写真。写真の海は風もなく、雨もなく、そして君は天国にいるみたいに笑っている。君の未来が誰のものでも、君に似合う男なんていない。美しい思い出は大事に持ってこようと思ったけど、連れて来れたのはむなしさだけ。思うのは、君のことばかり。あ、虹だ。虹の両端が海を越え、僕と君を結び付けてくれますように


第七封信/情书

友子、無事に上陸したよ。七日間の航海で、戦後の荒廃した土地にようやくたてたというのに、海が懐かしいんだ。海はどうして、希望と絶望の両端にあるんだ?これが最後の手紙だ 、あとでだしにいくよ。海にくばわれた僕たちの愛。でも、思うだけなら、許せれるだろう?友子、僕の思いを受け取っておくれ?そうすれば、すこしは僕を許すことができるだろう。君は一生僕の心の中にいるよ。結婚して子供ができても、人生の重要な分岐點にくるたび、君の姿が浮かび上がる。君は靜かに立っていた。
七月のはげしい太陽のように、それ以上直視することはできなかった。君はそんなにも、靜かに立っていた。冷靜につとめたこころが一瞬熱くなった。だけど、心の痛みを隠し、心の声をのみ込んだ。僕は、知っている。思慕という低俗の言葉が太陽の下の影のように、追えば逃げ、逃げれば追われ、一生。友子、自分のやましさを最後に手紙に書いてある。君に会い、懺悔するかわりに、こうしなければ、自分を許すことなど少しもできなかった。本当にそうだと思えるまで、必死に思い込もう。そして、君が永遠に幸せになることを。いまでます。

雷人

鲜花

鸡蛋

路过

握手

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