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日志

「天声人語」 三宅一生さんの仕事(2009/07/17)

已有 422 次阅读2009-7-28 15:42 |个人分类:我的学习空间

 

世界を舞台(ぶたい)に活躍するに日本人は多いが、広く名の知れた人なると限られる。その上地位に安住(あんじゅう)せず、発信力(はっしんりょく)を次代のために使おうと発起(ほっき)する人は少ないデザイナーの三宅一生さん(71)は、その道を選んだ▼広島出身の三宅さんは、にユーヨーク・タイムズ紙への寄稿(きこう)で自らの原爆体験に触れ、オバマ米大統領に平和記念式への出席を呼びかけた。〈未来の核戦争の芽を摘(つ)むことが大統領の目標であると世界中に伝えるには、それが最上の方策と思うからです〉▼あの日、三宅さんは、7歳だった。〈炸裂(さくれつ)した真っ赤な光、直後に湧き上がった黒い雲、逃げ惑う人々。すべてを覚えています〉。放射線を浴びた母親は3年後に亡くなった▼ヒロシマの残像(ざんぞう)は〈心の奥深くに埋もれさせていた〉という。「原爆を知るデザイナー」と安易にくくたれたくなかった。そんな三宅さんを、「核兵器を使った唯一の国として、核なき世界を目ざす」というオバマ演説が動かす。自分も発言すべきだと▼破壊(はかい)を憎(にく)んでのことだろう。三宅さんは服づくりに美と喜びを追い求め、「一枚の布」の考えで東西(とうざい)の違いを超えて見せた。芸術性に富み、産業のためではなく人が生きるためのデザインは、世界から支持された▼投下目標が少し違えば、服飾(ふくしょく)の革命家は七つで消えていたはずだ。同じ朝、それぞれの夢を抱えて大きく育つべきいくつもの命が、一瞬にして失われた。生かされ名を遂げ、「通る声」を持つに至った者の訴(うった)えはひときわ重い。「イッセイ・ミヤケ」だけができる仕事である。

 

注:デザイナー:服飾・建築・商業・工業などの分野でデザインを担当する人。デザインの専門家。

    残像:外部刺激がやんだ後にも残る感覚興奮のこと。主として視覚についていう。

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