喉がからからに渇いた烏が水差しを見つけ、喜んで水差しに向かいました。
しかし水差しには、水が少ししか入っておらず、烏の口では、とても水面まで届きません。
それでも烏は諦めることなく、あらゆる方法を試しました。
しかし、その努力の甲斐もなく、すべてが失敗に終わりました。
でも、烏はまだ諦めません。
「考えろ、考えろ、諦めては駄目だ。きっと何かいい方法が。
‥‥あっ、そうだ!」
ある名案を思い付いた烏は、集められるだけの石を集めると、それを一つ一つ口で水差しの中へ落として行きました。
すると水差しの水位は、石を入れた分だけ増えて行き、ついに烏の口まで届いたのです。
最後まで諦めずに頑張った烏は、こうして命を長らえることが出来たのでした。
「必要は発明の母」と言います。
どんなに難しい事も、諦めずに頑張れば、必ず成功します。
私は烏のような人間になりたいです。どんなことがあっても、きっと諦めずに頑張ります。今度の一級テストもきっとパスします。今の私は自信がいっぱいです。みんなも私を応援してください。