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12月4日
日本企業の部長さんや社長さんと話をしていて、私がかならず耳にすることがある。学校を経営していると、いい学生を紹介してほしい、という依頼が多いが、それではどんな学生が欲しいですか?とたずねると、かならず「日本人のことを理解している学生が欲しい」と言われるのだ。
日本人にとって、一番ストレスに感じることは、言葉が通じない、ということよりも
「自分の気持ちが伝わらない」「感じ方・考え方が違うので、性格が合わない」ということだ。日本人が違う国に来て仕事をするのだから、郷に入っては郷に従え、で日本人こそ中国人のことを理解して仕事に励まなければならないのだが、それでは誰が親切に中国人の習慣を日本人に教えてくれるのかというと、誰もいない。
なぜなら、中国の外に出たことがないから、自分の姿を客観的に説明することに、中国人は慣れていないのだ。これらお互いの欠点がぶつかると、収拾のつかない事態にまで発展してしまうのだ。
しかし面白いことに、日本の習慣や文化を理解するために学費を払う学生はほとんどいない。そして実際に本当に将来性があり、自己の利益につながる勉強をしている人は、かならず日本人を友達に持ち、日本人を見たらたくさん話しかけようと努力する人なのだ。
ちなみに日本人の社長数人に行ったアンケートの結果で、従業員に何を求めるか
という答えは
1位 日本人のことを理解し、以心伝心できる人
2位 言動に嘘や言い訳がなく、信頼できる人
3位 自分の要求ばかり言わず、こつこつ努力する人
4位 日本語が上手で、敬語がうまく使える人
だった。日本人と仕事をするときに、これらを必ず守らなければならない、ということではないが、日本人が求めるものをよく知り抜いておくことが、結局自分の利益になることは確かなことだ。
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