昨日上海より戻ってきました。今回の主目的はアートフェア
ShContemporaryの視察でしたが、同行した
アルセーヌ氏と共に三日間他にもかなりハードにあちこち見て回り、まだ頭の中が少々ぐるぐる回っている感じがします。見るのが忙し過ぎて余り良い写真が撮れませんでしたが以下に一部紹介します。
ShContemporaryの会場上海展覧センター。近代的な高層ビルに囲まれたスターリン様式のこの建物は第二次大戦後にソ連の援助で建てられたもの。更に溯り日本軍による占領以前この敷地には、イラク出身のユダヤ人富豪が建てた仏僧のための学校があったのだそうです。上海という都市に刻まれた歴史を感じます。
エントランスを抜けたメインホールは「ディスカバリーズ」のセクション。「現代美術とは何か?」をテーマに、森美術館の片岡真美さん他全3名のキュレーターがセレクトした24名/組のアーティストの作品が紹介されていました。エマージングと呼ばれる売り出し中の若手アーティストに混じってコスースやアブラモビッチといった大家の作品も。