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「誰」の敬語表現
时间:2007-06-04 15:24:49  来源:|  作者:

「誰」の敬語表現

○「どなたさまでいらっしゃいますか?」
○「どちらさまでいらっしゃいますか?」
×「どなたでいらっしゃいますか?」
×「どなたですか?」
×「誰ですか?」


【解説】
電話応対で使う言葉で間違いやすい言葉に、「誰」「どなた」「どちら」があります。

「誰」の敬語表現が「どなた」「どちら」です。

電話の相手が名前を名乗らなかった場合に、相手の名前を聞くときは、

  ○「どなたさまでいらっしゃいますか?」
  ○「どちらさまでいらっしゃいますか?」

とします。「どなた」だけではなく、「どなたさま」とするほうが今は一般的です。「どなた」でも敬意は表しているので、「さま」を付けると「二重敬語」となってしまうのでは?? と考えてしまうかもしれませんが、ここは「どなたさま」が慣用表現として定着しています。

また、電話がかかってきて、社内の誰を出せばよいか尋ねるときに、

  ×「どなたをお呼びしましょうか」

と言う人がいますが、これは間違いです。身内の人間なので、

  ○「誰をお呼びしましょうか」

と言うのが正解です。

また、「どちら」と「どなた」には、厳密には意味の違いがありますので注意しましょう。「どちら」は相手の素性まで指していますが、「どなた」は名前を指しています。

したがって、「どなた」と聞かれた場合は、「村上と申します」と答えればよいのですが、「どちら」と聞かれたら「○○出版の村上と申します」と返事をしなければなりません。


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